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2006年12 月22日 (金曜日)

川崎・伊藤宏樹選手がトークショー:川崎市民ミュージアで

061222talk02  ボランティア記者 藤井栄美

12月9日より川崎市市民ミュージアムで行われている「川崎10周年記念展」の選手参加イベントとして、12月17日午後2時から逍遥展示空間で、フリーアナウンサー日々野真理さんを進行役に伊藤宏樹選手のトークショウが開催された。

写真(撮影:藤井隆弘)=笑顔で話す伊藤選手、話を聞き出す日々野真理さん、逍遥空間に詰めかけた聴衆

061222talk01昼前には予定されていた500人分の整理券が全て配布され、3階の回廊から立ち見の人も出るほどの盛況。
トークショウの他に、昨年同様サポーター有志により企画運営されている「千頭いるか」の贈呈式、プレゼント抽選会、握手会が行われた。
日比野さんの「あせったり、あわてたりする姿を見たことが無い」という問いかけに「いま、結構あせってます」と答える伊藤選手だが、表情にその様子は冷静そのもの。開始当初は本人いわく緊張していたようだが、日比野さんの軽快な雰囲気に徐々に伊藤選手も言葉数が増えてきた。
開始早々での来季の契約の話では「一発更改」と答えると会場から大きな拍手。シーズンを振り返っては「無我夢中で順位は考えていなかった。2位は良い 結果だが、もう少しで優勝出来たと後悔もした」「全試合出場は終わってみてそうだったんだと思った」伊選手らしいコメント。ディフェンス陣の背の高さにつ いて聞かれた際には「二人(自分以外の)に見上げる位の高さがあるのは強み」「周平さん(寺田選手)は公式では189㎝だけど絶対190㎝超えてるはず」 と笑いながら語った。影響を受けた選手は? の質問の「で引退していった選手」という答えに、川崎というチームの雰囲気の良さを 具間感じた。
061222talk03 家庭では「基本的に家にサッカーは持ち帰らない」そうだが、結果が出なかった時には一人で落ち込んで奥様にダメ出しされたりもするらしく「ケンカになります」と笑顔で話し、お子さんのお風呂やおむつ替えもやる良いパパぶりも披露した。
健康については、「毎日ヤクルトを飲んでいる」そうで学校時代の皆勤賞もそのお陰だとか。(Jリーグアウォーズで『風邪引きさん』を告白した中村憲剛選手が伊藤選手の影響でヤクルトを飲み始めたのはご存知の方も多いだろう)
会場からの質問コーナーでは『石崎監督と関塚監督どちらが好きですか?』と問いにしばし言葉を詰まらせ、「両方好きです。今は関塚さんと一緒にやってるから 関さんの方が好きかな」「関さんは普段は優しいお父さんだけどユニフォーム着ると変わる。ベンチ蹴っちゃいますから」と答えると、会場は大爆笑。
 来季に向けては、「一戦一戦全力で戦い抜く抜くことが大切」「結果が出なかった時にどう出来るかが大事」とそれまでの笑顔と打って変わって真剣に答えていた。
最後には「チームが必要としてくれるのならずっとでプレーしたい」とうれししい言葉も飛び出した。
ACLを含めた来季、伊藤選手を始めの選手・チームに期待し、声援を送り続けたい。

2006-12-22 in 02)イベント・催事, b) 川崎市のニュース, b5) 川崎市中原区, スポーツ | Permalink

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