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2006年9 月 4日 (月曜日)
川崎は千葉と引き分け:ナビスコ準決勝第1戦
ナビスコカップ準決勝の第1試合が9月2日と3日に行われた。初タイトルを掛けて臨む川崎はホーム等々力に昨年の覇者ジェフユナイテッド千葉を迎えて対戦、後半に追いつかれ逆転された試合を終了間際に追いつき、2対2の引き分けに持ち込んだ。第2試合はフクダ電子アリーナ(フクアリ)で9月20日19時キックオフ。
写(上から)=終了間際のジュニーニョ(ゴールの向こう側)の同点ゴール、同点のきっっかけとなったに西山のドリブル(撮影=藤井隆弘)、同点となったがうなだれて戻るイレブン
川崎はFW我那覇和樹がアジアカップ予選の日本代表に選ばれたため、FW黒津勝が先発。千葉はFW巻誠一郎、MF阿部勇樹、MF羽生直剛の3人が選ばれていたため主力組を大きく変更した。
直前に行われた同カードのリーグ戦(21節/8月30日)は、川崎が終了直前に粘り勝ちしており、試合はその勢いに乗るかのように川崎のリズムで始まり11分にジュニーニョが先制。その後も早い展開で再三のチャンスを作りだし、前半だけで11本のシュートを放つが相手GKに阻まれ追加点は奪えなかった。
後半は連戦の疲れを意識してかややゆっくりとした展開ではじまったが、次第に千葉ペースとなり、67分に中盤の選手2人を交代させた千葉が猛攻、75分に同点、77分に逆転のシュートを決めた。千葉の交代の少し前に黒津と交代したFW鄭大世の突破をファウルで止めた相手DFの判定へのくすぶりで試合は荒れ模様に。
声をからし手拍子で必死に応援するサポーターを前にホームでの負けを避けたい川崎は、89分にMF谷口博之に変わって出場した西山貴永が強烈なドリブルで一気にかけあがり千葉に傾いていた流れを変えた。直後にジュニーニョがポストに弾かれた自身のシュートを押し込み同点。いつもはゲームを中断してサポーターの前で表情豊かに喜びを表すジュニーニョは次の一点に向けボールを抱えて走り出すほど勝利にこだわっていたがすぐに試合終了。試合後の会見で関塚監督は「前半たくさんあったチャンスを生かしていれば違った展開ができたかも」と悔やんでいた。
試合は、川崎の気迫で引き分けに持ち込んだが、互いに決勝へ掛ける熱い思いとファールの判定などへのくすぶりがヒートアップ。試合終了直後に千葉のゴール前で選手同士があわや乱闘というもみ合いになり、川崎のDF佐原秀樹が乱暴な行為を働いたとしてレッドカード、この判定に対し駆けつけて抗議したフィジカルコーチのマルセロも退席処分を受けるという後味の悪い結果となった。
2006-09-04 in 02)イベント・催事, b) 川崎市のニュース, スポーツ | Permalink
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