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2006年8 月 1日 (火曜日)
世田谷文学館で「不滅のヒーローウルトラマン展」
世田谷生まれのヒーロー「ウルトラマン」と特撮映画のテレビ放映40年を記念し、世田谷区南烏山の世田谷文学館で7月15日から9月10日まで「不滅のヒーロー・ウルトラマン展」を開催、夏休みの親子連れなどで人気を呼んでいる。
写真(世田谷文学館提供)=ウルトラマンとゼットン(「忘れられない怪獣・宇宙人たち」第1位に選ばれた怪獣)©1966円谷プロ
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同展は、せたがや文化財団世田谷文学館が主催、円谷プロなどの協力を得てウルトラマンシリーズに係わったスタッフのエピソードにスポットをあて、約350点の資料でものづくりの現場の雰囲気を伝えるほか、さまざまなイベントを催す。
会場にははウルトラマンの生みの親・円谷英二の放映開始の日(1966年7月17日)の日記(左上)、ウルトラマンの前身「ウルトラQ」に登場する怪獣のデザイン
画、特技絵コンテ、約40本の作品を手がけたメイン
ライター金城哲夫の「ウルトラセブン 姿なき挑戦者」プロットなど自筆ノート(右)、画家・高山亮策が造形し
た怪獣「カネゴン」、怪獣の仕組みを解説したSF作家大伴昌司の「怪獣図解」原画(左下)、「ウルトラマンタロウ」撮影で使用されたZATヘルメットとガンなどを
展示。入り口には高さ2.5mのウルトラマンが入場者を出迎え、会場内は怪獣の肌にさわる体験コーナー、「ウルトラマンマックス」の
DASH司令室再現、怪獣をあしらった文学館のミニジオラマ、記念撮影コーナーなど
各所で多くの人たちに夢を与えたヒーローを楽しめる工夫が凝らされている。
ウルトラマンを制作した
円谷プロはかつては世田谷区砧にあり、シリーズ作品は同区大蔵の東宝美術センター(現・東宝ビルド)で撮影された。また生みの親・円谷英ニさん(故人)の自宅が祖師谷にあり、地元ゆかりのヒーローを活かそうと2005年4月、祖師谷に「ウルトラマン商
店街」が設立され、2006年3月には祖師谷大蔵駅前にシンボル像とウルトラヒーローアーチが作られ、街をあげてウルトラマンの誕生を40年を盛り上げてい
る。
こうしたことから地元の「世田谷自動車学校」が展覧会に協力。成城学園前駅、祖師谷大蔵駅を出発する同自動車学校のスクールバスに無料乗車できる。利用は、運
転手に「ウルトラマン展見学」と伝え、文学館までの最寄りの「世田谷自動車学校」または「千歳烏山駅南口」で下車(いずれも徒歩9分)。
開館時間=午前10時〜午後6時(入場は5時30分)、月曜休館。
入場=一般400円、大学・高校生300円、中学・小学生100円、65歳以上200円。
交通=京王線「芦花公園駅」南口徒歩5分。小田急線千歳船橋駅から京王バス「芦花恒春公園駅」下車徒歩5分。
問い会わせ=03(5374)9111。
HP=http://www.setabun.or.jp
会期中のイベント
会場では毎日曜日午後1時30分〜3時30分に「ヒーロー&怪獣缶バッチを作ろうワークショップ」(参加費100円)をワークショップを行う。
このほかのイベントは
◇「トーク&上映会」 参加費500円、定員各150人。
○怪獣博士・大伴昌司の世界=8月19日午後2時〜4時 。ゲスト:元「少年マガジン」編集長 内田勝さん、脚本家・評論家 桂千穂さん、聞き手 山登義明さん。上映作品:ウルトラQ第20話「海底原人ラゴン」 申し込み 8月5日(必着)
○ウルトラマンシリーズを演出して=8月27日午後2時〜4時。ゲスト:映画監督 金子修介さん、同 八木毅さん。上映作品:ウルトラマンマックス第12話「超音速の追撃」 申し込み8月13日(必着)。
◇ワークショップ「1枚の紙から<飛び出す!ウルトラの世界>を作ろう!」=8月26日午後1時30分〜2時30分、午後3時30分〜4時30分。講師:クラフト作家 黒須和清さん。対象:親子。定員各15組。申し込み8月12日(必着)。
申し込み方法=1イベントごとに往復葉書1枚でイベント名(8月26日は希望時間)、参加者全員の名前、学年、住所、電話番号を記入して 〒157-0062 世田谷区南烏山1-10-10 世田谷文学館「ウルトラマン展」係。
2006-08-01 in 02)イベント・催事, 07)文化・芸術 | Permalink
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