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2006年8 月12日 (土曜日)
狛江駅前で手作りの夏祭り:1万3千人がコマレンジャー音頭などを楽しむ
小田急線狛江駅北口の緑の三角広場と泉の森会館で7月29、30日に「みんなの狛江 夏まつり」(夏祭り実行委員会)が開かれ、両日で家族連れなど約1万3千人が参加、コマレンジャー音頭などの踊りやイベントを楽しんだ。
このまつりは、財政難を理由に狛江市が2005年に夏の風物詩として市民に定着していたほおずき市と花火大会を中止したことから、賑わいを呼ぶ夏のイベントの継続と商業活性化を目的に市民が企画・運営する新しい催し。2005年6月に狛江市商工会、JAマインズ狛江支店、狛江市社会福祉協議会などの団体と有志市民が実行委員会を組織し、わずか1カ月の準備期間に協賛金を集めて初めて開催、2日間で1万人の人出を集め大きな反響を呼んだ。
2回目のことしは、昨年参加の団体に加え個人参加の若者も加わり、催しの内容を充実。まつりの資金の一部にとロゴ入りの初のグッズ「マフラータオル」を売り出したほか、この日にあわせて若者らが子どもに人気の地域ヒーロー「多摩川戦隊コマレンジャー」をモチーフにした音頭を制作、祭りを通して狛江を愛するさまざまな年代の輪が広がりはじめた。
まつりは29日午前10時に実行委員長の石井久雄さんが「市民の手作りのまつりを楽しんで」と開会宣言。福島県南会津町(旧田島町)の農産物やヤキソバ、フランクフルト、ヤキトリ、地酒、陶芸、手芸品などの参加団体の縁日コーナーが開店、水鉄砲、おもしろ手作り楽器などの子ども向きのイベントが催された。開会当初は暑さのためにまばらだった人出は、舞台イベントが始まる午後3時過ぎから親子連れなどが続々と来場。舞台ではアフリカの民族打楽器ジャンベや弾き語り、市民モデルのゆかたファッションショー、狛江第六小学校5年生有志のロックソーラン、商工会女性部のフラダンス、狛江市民吹奏楽団と狛エンジェルのサンバ、女装のパラパラダンスなどが次々と繰り広げられた。子ども達が盛り上がったのは初披露のコマレンジャー音頭、舞台の踊りを見ながら大はしゃぎで踊りの輪に加わっていた。
30日には踊りや太鼓に加え、狛江高校出身でなわとび世界大会総合6位の粕尾将一さんが率いる筑波跳職(つくばとびしょく)のパフォーマンス、市内ダンススタジオの教師と生徒によるストリートダンスの発表とデモンストレーションが催され、観客が舞台に登ってチャレンジするコーナーも設けられ、会場から盛んな拍手が送られていた。
実行委員会のテントでは、市内の商店・企業79店舗の協力で前日まで行われたスタンプラリーのスタンプ押印数による抽選会も人気を集めていた。
別会場の泉の森会館では、フルーマーケットやビヤガーデンのほか、市内産農産物の即売会が催され買い物客で賑わっていた。
2006-08-12 in 02)イベント・催事, 08)経済・農業, 09)市民活動, a) 狛江市のニュース | Permalink
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