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2005年12 月31日 (土曜日)

川崎麻生ロータリークラブが青少年ゴルフ教室を開催

051231gorufu1 川崎麻生ロータリークラブ(長瀬敏之会長)が12月27日、子ども達を対象に百合ヶ丘カントリー倶楽部で初のゴルフ教室を開き、参加した21人の子どもはプロからクラブの握り方や構え方などゴルフの基礎を学んだ。

写真=プロの指導で短いクラブでボールを打つ子ども

若手女子プロの活躍で話題となったようにゴルフを始める年代が大幅に下がっているなか、同RCクラブが青少年健全育成の一環として「ゴルフの楽しさを知って、マナーも学んで」と催した。会場の百合ヶ丘カントリーは同RC会員でティーチングプロの森茂則さんが経営、麻生区近辺では数少ないジュニアスクールを開いており、子供用のクラブも揃っており子どもたちを教えるのはお手のもの。
051231gorufu2 参加した小学1年生から中学3年まで子どもは、スクール生5人を除いてほとんどがゴルフは初体験だったが、森さんをはじめ井上明プロ、新井好昭プロが足の立ち位置、クラブの握り方、スイングの振り幅などをていねいに解説、時には子どもたちの体に触ってマンツーマンに近い指導をした。はじめはティの上に載ったボールに触れるのが精一杯だった子どもも、1時間30分の教室で150〜200個のボールを打つうちに飛距離が徐々に伸びっていった。
ゴルフ好きの祖父母を喜ばせるためお正月に家族そろってコースに出る予定という麻生区白山の松田浩成君(15)、晃徳君(14)兄弟は、初体験にもかかわらず持ち前の運動神経で100ヤード近くまでとぶようなり「とてもおもしろかった。コースに出る前にまた練習に来ます」とすっかりとりこになった様子。小学2年からスクール生として通っている多摩区三田の西川珠未さん(中学2年)は「昔習った基本を復習できてとてもよかった」とにっこり。
指導者の森さんは「子どもは指導者の言うことを素直に聞き、クラブの重みにまかせて自然体で振るので形も良くなり上達が早い」と話していた。

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2005年12 月30日 (金曜日)

動物に年賀状を出して:川崎市の夢見ケ崎動物公園が募集

動物たちに新年のあいさつをして——川崎市幸区の夢見ケ崎動物公園がことしも園内の動物たちへの年賀状を募集し、作品を展示する。

この催しは、来園者母子が「動物さんは手紙をもらえるのかな」と話していたのをヒントに2003年の正月から毎年行われており、今回が4回目。毎年、川崎市内をはじめ全国各地や海外から作品が寄せられ、2005年は1819通の年賀状が届いた。色鉛筆やクレヨンで初めて年賀状を書くという幼児の作品も多く、子どもや孫の作品を探しに来る人もいるという。
同園はヘラジカやレッサーパンダなど珍しい動物をはじめ63種、約400点の動物を飼育しており、年中無休の川崎市の施設。6.6ヘクタールの園内には、「富士見デッキ」からの富士山を見ることができるほか、赤穂浪士に関係のある了源寺や熊野神社など由緒ある寺や神社も多く、例年晴れ着のカップルや家族連れが多く訪れる。同園では、正月休みに初詣を兼ね動物と一緒の新年の写真撮影や散歩に来ませんかと呼びかけている。
募集期間は、1月1〜16日で、内容はイラストや絵、写真など動物を題材とした作品でだれでも応募は可能。
寄せられた作品は、1月30日から2月13日まで園内のフラミンゴ舎の柵などで展示する。送り先は〒212-0055川崎市幸区南加瀬1-2-1 川崎市夢見ケ崎動物公園。問い合わせは電話044(588)4030同園。

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川崎、天皇杯準々決勝で浦和に敗れる

051230tennnouhai1 ボランティア記者 藤井栄美

第85回天皇杯全日本サッカー選手権大会準々決勝が12月24日開催され、川崎は27,000人以上の観客を集めた埼玉スタジアムで浦和レッズと対戦した。両監督の試合後のコメントにもあったように前半は両チームの持ち味が出た試合となったが、前半の終了間際に一人退場した数的不利をカバーできず、0-2で敗戦。今シーズンを終えた。

写真(撮影:藤井隆弘、藤井栄美)=レッズDF細貝とボールを競り合うFWフッキ(上)

天皇杯準々決勝の試合を見る>

相馬選手の最後の写真を見る>

Photo_2 試合は、川崎は5回戦(12月10日)横浜Fマリノス戦と同じスターティングメンバー、浦和レッズは怪我のGK都築龍太とFW永井雄一郎、緊急帰国した田中マルクス闘莉王に代えGK山岸範宏、DF細貝萌、FW岡野雅行を据えた布陣となった。前半ロスタイムにこの日2枚目のカードをもらったMF森裕介(写真中央)が退場、後半からMFマルクスに換えMF原田拓を投入して浦和の攻撃を防ぐシステムに変更したが、68分にコーナーキックからFWマリッチに先制点を奪われた。その後、浦和の先制点を守るようなゆっくりとしたボール回しに川崎は前戦にボールが繋がらず、MF谷口博之を長橋康弘、FW我那覇和樹を黒津勝に代えチャンスをうかがったが、83分にDF堀之内聖に追加点を許し、無得点で試合が終了、チームの持つ天皇杯の成績を押しあげることはできなかった。

相馬選手は最後の試合を「楽しむ」

Photo_5 この試合が現役最後となった相馬直樹はいつもの様に前半から全力で戦っていた。岡野とのマッチアップは見ているファンを魅了させ、長い距離をドリブルで上がってのセンタリングは、まだ出来るだろうにと見ている側をうならせるプレーだった。後半残り15分だっただろうか、彼の顔が変わった。語弊があるかもしれないが、純粋にサッカーを楽しんでいるようだった。試合終了の笛が鳴る中、さっぱりとした笑顔で空を見上げた。(写真)
「負けたのに声援を送ってもらえて感謝してます。すごい幸せなことだと思います。1つでも記憶に残るようなプレーをしたい。今日の前半も含めて、見に来てくれた人たちにはそれは残せたと思う。最後までグランドに立てたことも幸せだと思う。」試合後のコメントはその笑顔の意味を語っていたのだろうか。

12月25日チームはいわゆる仕事納めを行った。今季の結果に大手を上げて満足している選手はいないだろう。今年より上へ、選手たちは短い休養期間へ入った。
2006年の川崎に期待する。

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2005年12 月29日 (木曜日)

2005Jリーグアウォーズ:の3選手が優秀選手賞

051229awards2_2   2005年のJリーグを締めくくる「2005Jリーグアウォーズ」(年間表彰式)が12月20日に横浜市港北区の横浜アリーナで開かれ、川崎からは優秀選手賞に選ばれたFWジュニーニョ、MF中村憲剛、DF箕輪義信の3選手と関塚隆監督がタキシード姿で参加した。

写真=オーケストラの演奏で登場したタキシード姿のの3選手(上)、カクテル光線のオープニング(下)
2005Jリーグアウォーズの写真を見る>

051229awards3 アウォーズには、優秀選手賞に選ばれたJ112チーム30人の選手(怪我と体調不良で、優秀新人賞の3人、J1チャンピオンとなったガンバ大阪の選手、J2優勝の京都パープルサンガ柱谷幸一監 督らが出席、会場は各チームのサポーター約6000人で埋まった。
表彰式はオーケストラの生演奏で選手が入場、川淵三郎日本サッカー協会キャプテン、鈴木昌Jリーグチェアマン、高円宮妃殿下、陸上選手の為末大さん、女優の高島礼子さんらがプレゼンテーターを務め、年間優勝チーム表彰、フェアプレイ個人賞、ベストイレブン、最優秀選手賞などの発表と贈呈式が行われた。

年間33得点をあげガンバ大阪の優勝の原動力となったFWアラウージョ選手が、最優秀選手賞(MVP)、得点王、ベストイレブンの3冠を受賞。Jリーグの発展に貢献した功労賞には、ヴェルディ川崎、鹿島アントラーズ、ヴィッセル神戸の3チームで10年間プレーしたビスマルク元選手が、フェアプレー個人賞には、FC東京のDF茂庭照幸選手とガンバ大阪のFW大黒将志が選ばれた。

ベストイレブンなど各賞の結果は>

セレモニー後のパーティーには武田信平社長も出席、「目標には到達出来なかったが、J1復帰1年目に優秀選手賞に3人も選ばれたのは上出来」と喜びを語った後「慣れも出る2年目の方がより難しくなる」と早くも来シーズンに向け気を引き締めていた。

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2005年12 月28日 (水曜日)

阿部孝夫川崎市長が区役所視察

051227goyooosame 年末の御用納めを前に12月27日、阿部孝夫川崎市長が視察を兼ねて区役所や出張所などを回り、年末で慌ただしく働く職員らに1年間のねぎらをいの言葉をかけた。

写真=麻生区役所保健福祉センターで年末の挨拶をする阿部市長(右から2人目)

この日は、ミューザ川崎シンフォニーホールを振り出しに幸区、中原、高津、宮前、麻生、多摩の各区役所、出張所など10カ所以上視察。午後3時半過ぎに訪 れた麻生区役所では約30分がかりで各課を回り「麻生区の人口15万人は、出雲市などとほぼ同じ。区役所を市役所と思って区長を先頭に縦割りではなく課題 解決にあたってほしい」と前置きしてから業務内容にそった話を付け加え「1年間お疲れさまでした。来年もよろしく。インフルエンザが流行っているので気を つけて下さい」とあいさつ。各職場では、突然の市長視察に驚く職員も多かった。

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2005年12 月27日 (火曜日)

第45回あさおランチタイムコンサート:マリンバとチェロのハーモニーに聴衆がうっとり

051227cherinnba4 【文】あさおランチタイムコンサート実行委員 名越輝子

澄み渡った初冬の11月28日、第45回あさおランチタイムコンサートが麻生区役所2Fロビーで開催されました。

写真=演奏するチェリンバの2人

051227cerinnba1 午後12時15分の開演にもかかわらず30分近く前からお客様がみえはじめ、ほどなく用意されたイスは満席に。車イスのお手伝いのボランティアさんには立ったままで聴いていただかなければならないほどの盛況となりました。
051227cherinnba2_1 わざわざ王禅寺からいらしたお年寄りの一団や新ゆりの障害者施設を利用していらっしゃる方々など全回の220人を超える聴衆を前に、マリンバとチェロのアンサンブル「チェリンバ」(マリンバ:山崎史子さん/チェロ:井上真那美さん)の柔らかいハーモニーが会場を包み、和やかな素晴らしい演奏会になりました。
051227cherinnba3_3 マリンバの山崎さんの「観客と一緒に楽しめる暖かい演奏会を」の言葉どおり皆さんご存知の七つの子やアメージンググレース、少年時代などの親しみやすい曲が流れると会場のあちこちから歌声がわき起こり、正に音楽の街あさおにふさわしい手づくりの音楽会が実感できました。
051227cherinnba5_2 当日の裏方のボランティアには男性も大勢お手伝いに来て下さり、回を重ねるごとにこの「あさおランチタイムコンサート」が真に市民の間に根づいてきたなと感激致しました。“緑豊かなあさお”“心豊かなあさお”ホッとするひとときに「この街に住んで良かった」としみじみ思うのでした。

写真(上から)=200人を超える聴衆、チェロの井上真那美さん、マリンバの山崎史子さん、歌唱指導するランチタイムコンサート実行委員の宗いづみさんと辻端幹彦さん(左)

  次回のランチタイムコンサートは1月23日
  ソプラノと二胡のコラボレーション

次回のコンサートは2006年1月23日午後12時15分〜12時45分。高津区のロビーコンサートのほか、各地で活躍する桜井純恵(ソプラノ)さんと、昭和音楽大学付属音楽教室講師と生徒の3人で結成された二胡(中国民族楽器)のユニットNIKO'Sによる「新しい年への贈りもの〜ソプラノと二胡の響演」
「踊り明かそう」「ふるさとの四季(メドレー)」ほか

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2005年12 月24日 (土曜日)

枡形こども文化センター集会室がクリスマス用に飾り付け:地域に貸し出し人気

051224masugata1 川崎市多摩区の枡形こどもセンター(渡辺行祥館長)が、12月18日から25日までの間、集会室をクリスマス向に飾り付けして地域の子ども会などに開放、人気を呼んでいる。

写真=集会室で開かれた乳幼児のイベント「遊びの広場」

Photo_1 集会室は、一方の壁に天井から裏打ちした黒い紙に蛍光塗料で描いた動物や妖精などを描いた高さ3m幅6.5mの大きな絵が壁一面に飾られ、絵が浮き立上がるように青い蛍光灯でライティング、窓は色セロファンで作ったステンドグラス、天井からはセロファンで作ったシェイドーを10数個ぶら下げ、暗幕を兼ねた黒いカーテンには星や靴下などの絵を貼り付けている。床の白いツリーはモールで飾られサンタクロースの人形を置き、メルヘンムードが満点。
Photo_3 この絵は、絵画好きの元館長・作山隆一さんがこ文や学童保育の子どもがクリスマスイベントとして楽しめるようにと、2000年に描き、館にプレゼント。ステンドグラスとシェイドは当時の職員が学童保育の子どもたちなどと一緒に作った。
同館では、これらの作品を生かそうと、開館時から臨時職員などをしている丸山祥子さんらが毎年3、4日かけて飾り付けを行い、館の広報紙で地域の子供会などに利用を呼びかけている。飾り付けは、メインの大きな絵を隔年使用するなど細かい気遣いをしており、利用の子どもたちに好評という。
Photo_6 一般の貸し出しに先立ち、16日には「子育てを考える会 グレープ」(寺田早苗代表)が運営する乳幼児のフリースペース「あそびの広場」が利用。この日は乳幼児34人とその母親が参加し、グレープの寺田さんらのリードで新聞紙を切って雪遊びをしたり、多摩区絵本の会に所属する「読み聞かせ たまちゃん」(山田信恵代Photo_7 表)の中村敬子さんらがクリスマスにちなんだパネルシアター「10人のサンタ」などを演じてクリスマスムードを高めた。フィナーレに、シェイドーと青い蛍光灯の薄暗い光の中でサンタに扮した職員が子ども達にプレゼントを配り始めると、カメPhoto_9 ラで絵をバックにわが子とサンタの写真を撮るお母さんが多かっ た。初めて参加した母親は「ファンタジックな絵で、全体にきれいにディスプレーされていて楽しかった。子どもが幼いので覚えているかどうかわからないけど、記念写真はばっちりです」と笑顔で語っていた。

写真=飾り付け全景、蛍光灯の光に浮き上がる絵、雪遊び、読み聞かせ、プレゼント

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2005年12 月18日 (日曜日)

川崎箕輪選手が市民ミュージアムでトークショー

051218minowa1 ボランティア記者 藤井栄美

12月10日より川崎市市民ミュージアムで行われている「Let's Go! 川崎展」の選手参加イベントとして、12月18日午後14:00より同逍遥展示空間で、フリーアナウンサー日々野真理さんを進行役に箕輪義信選手のトークショーが開催された。

写真=日々野アナウンサーの質問の答える箕輪選手(撮影・藤井隆弘)

トークショーの写真を見る>

500人の客席に立ち見が出るほどのファンを集め、30分のトークのほか、サポーター有志により企画運営されている「千頭いるか」の贈呈式、プレゼント抽選会、握手会が行われた。
トークショーでは、箕輪選手のイメージは? の問いに会場から「ダンディ」と声が上がると照れ笑いで「すみません」。A代表の東欧遠征については「川崎というチームや自分を良く知っていてくれたのですんなり馴染めた」などと印象を話した。試合中に交わした相手チームの選手との会話や「自分の買い物に行っても、良いなと思うと直ぐに子供服を買ってしまう」という子煩悩ぶりを披露。話が12月24日に控えた天皇杯準々決勝の浦和戦に及ぶと「皆さんへのクリスマスプレゼントにしたい。やっちゃいます!」と力強く語り、ファンを沸かせた。
プレゼント抽選会には、ホーム・アウェイのユニフォーム、Tシャツのほか、「Let's Go! 川崎展」に展示しているA代表で履いたスパイクも出され、観客は懸命に手を上げてアピール。箕輪選手が子ども時代に所属していた川崎市内の少年サッカーチームの少年が「先輩!」と声をかけてTシャツをゲットするなど、盛り上がりを見せていた。
最後は右手指を負傷中のため左手での握手会となったが、一人ひとりていねいに言葉を交わしながら応じる姿は、箕輪選手の人となりを感じさせ、握手を終えたファンがみな笑顔で会場を後にした。

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2005年12 月14日 (水曜日)

狛江市のむいから民家園で小学生らが障子の張り替え作業

05121306syoji新しい障子で新年を、と狛江市立古民家園(むいから民家園・狛江市元和泉2-15-5)で12月10日、小学生やボランティアなど12人が参加して古民家の障子の張り替えが行われた。
写真ニュースを見る>

3人の小学生を含むボランティアは、同市西野川の内装業曽根嘉七さんの指導で午前9時半過ぎ、1年のほこりを吸い込んで黄ばんだ障子16枚をはずし、水をかけてぬらした紙をはがし、さんに残った紙やのりをていねいにぞうきんでふいた。
続いて曽根さんからのりのつけ方や紙の張り方、はみだした紙の切り方などについて細かく手ほどきを受けて、障子張りに挑戦。初めて体験するという小学生だけでなく、おとなのなかにも久しぶりという人が多く、のりが平均につかなかったり、大きな障子紙をしわができないように張るのに四苦八苦。「うまくいかないもんだねえ」という声があちこちで聞かれた。
それでも3時間ほどで全部を張り終わり、参加者たちは真っ白になった障子に満足げな様子で見入っていた。

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2005年12 月12日 (月曜日)

川崎多摩ロータリークラブ:多摩病院に結城天童画伯の絵を寄贈

05121202yuki川崎多摩ロータリークラブ(根本睦雄会長)が12月12日、川崎市役所に阿部孝夫市長を訪れ、来年2月1日に開院する多摩区宿河原の川崎市立多摩病院に飾って患者さんの心身の療育に役立ててと、同区在住の日本画家、結城天童画伯(92)の絵を阿部孝夫市長に贈った。「多摩清流」と題したこの絵は20号で、同クラブがアメリカ・シカゴで創立されたロータリークラブの100周年記念事業として同会会員の結城画伯に依頼した新作。この寄贈に対し、市長からは根元会長に感謝状が手渡された。

写真は(左から)阿部市長、根本会長、結城画伯

関連記事>多摩病院の施設を写真ガイド(2006年1月18日)

05121201yuki寄贈には、RCから根本現会長、結城さんのほか、前年度の役員など11人が参加、武弘道・市病院事業管理者、亀谷学・多摩病院院長予定者も同席した。
根本会長は「クラブの誇りである結城画伯が描いた絵を地域の新しい病院に贈るのはうれしい。病院を訪れる人たちが絵を見て心のやすらぎを感じてもらえればうれしい」とあいさつ、結城画伯は「多摩川の近くに住んでおり、水の流れを見ていると制作意欲がわいてきます。この作品は多摩川への感謝を込めて描きました。清くたくましい流れを感じて病いを治してほしい」と作品への思いを語った。
05121203yuki阿部市長は「病院の目と鼻の先に多摩川があり、飾るのにはとてもふさわしい内容」と喜ぶとともに「私も結城画伯の後援会の会員なんです」とファンのひとりであることを披露。この後、自ら市長室の正面にかけた結城画伯の絵を案内、結城さんは久しぶりに見る自作を感慨深そうに見入っていた。
作品は、入退院患者の受け付けを行う医療相談センター受付ロビーに展示される。

写真は市立多摩病院に寄贈された絵画「多摩清流(上)、感謝状の贈呈(下)

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