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2016年7 月17日 (日曜日)

狛江古代カップ多摩川いかだレース:手作りいかだ97艇が川下り、ハートフルおやじファミリー号が大差で3連覇

160717ikada008自作のいかだで多摩川を下る狛江市の夏の名物イベント「狛江古代カップ第26回多摩川いかだレース」(いかだレース実行委員会主催)が7月17日に催され、市内や多摩川流域など21の地域からいかだ97艇が参加。参加者たちは精一杯の力漕でタイムを競ったり、アイデアを凝らしたいかだに仮装して乗り組んでのんびり川を下るなど、思い思いにレースを楽しんでいた。レースの結果は、いかだのできばえやアイデアを競う企画部門の最優秀企画賞に南生田中学校美術部&南生田パパロール隊コラボチーム、タイムレース部門はハートフルおやじファミリー号が10分8秒で3連覇を果たした。

写真=手作りいかだで川下りを楽しむ

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160717ikada003このレースは多摩川に親しみ、他の地域の人と交流しようと1990年から催されているもので、狛江市をはじめ、多摩川流域の調布市川崎市、山梨県小菅村のほか、新潟県長岡市など遠方からも多くのチームが参加する多摩川流域最大規模のいかだレース。
今回は、川の水量もまずまずだったが、コース途中の浅瀬に乗り上げて脱出するのに苦労したり、スタート地点で転覆するいかだも見られた。いかだの中には、竜宮城を模して魚などのかぶり物をかぶったり、テレビの大河ドラマ「真田丸」にちなんだ甲冑姿の子どもや、野球のユニフォームを着てバットの素振りをするなど、にぎやかな仮装や縁起を披露するチームも多く見られ、堤防上の観客を喜ばせた。シルバー人材センターのいかだがアラビア風の仮装で白いドライアイスの霧を川面に漂わせながら下ると、岸に陣取った大勢の応援団からはにぎやかな声援が送られていた。
160717ikada018最終の第13レースには、スピード自慢のチームが出場、2連覇中のハートフルおやじファミリー号が、V12の記録を持つチームラフティーを序盤からリード、2位のラフティーに1分8秒の大差をつけて3連覇を果たした(写真右)。メンバーのひとりは「3連覇ができてうれしい。(私は)ことし還暦を迎えたが、還暦でも優勝できる。みなさん、年齢に関係なくがんばりましょう」と参加者にエールを送っていた。
企画部門は、南生田中学校美術部&南生田パパロール隊コラボチームが人気漫画をモデルにした帆船のいかだとコスチュームで参加し最優秀企画賞を受賞した(写真左上)。メンバーは「中学のおやじの会が中心になって4年前から参加している。ことしは南生田中美術部の生徒に加わり、そのアイデアをもとに2カ月がかりで作った。5回目の参加で最高の賞をもらえてすごくうれしい」と大喜びしていた。
表彰式が行われた多摩川緑地公園グランドでは、特産の枝豆を提供するビアガーデン、産直野菜の直売、山梨県小菅村の○×クイズ、ミニコンサートなどが行われ、人気を集めていた。

いかだレースの結果
レース部門
▽一般=優勝 ハートフルおやじファミリー号(10分8秒)、2位 チーム・ラフティー(11分16秒)、3位 カンティプール号(11分28秒) ▽レディース・ジュニア=優勝 狛江六小いかだファイターズB(13分16秒)、2位 狛六ファイターズB(14分33秒)、3位 ボーイスカウト狛江第1団カブ隊弐型(17分40秒) ▽学生=優勝 ボーイスカウト狛江第1団ベンチャー隊(18分48秒)

企画部門
最優秀賞=南生田中学校美術部&南生田パパロール隊コラボチーム、優秀企画賞=シルバー人材センター「乙女隊」、企画賞=ぎょにそ丸、フレンズ、狛六ファイターズ、駄倉町会青年部、狛江六小いかだファイターズZ、審査員特別賞=かわぐち游川の会、多摩源流一号、美しい多摩川フォーラム号、大塚グループ賞=イ号棟自治会すずらん号、山梨県小菅村賞=シルバー人材センター「青年隊」、狛江消防署長賞=多摩川流域11自治体交流イベントラリー、調布警察署長賞=多摩源流一号、多摩区観光協会会長賞=カンティプール号、大会名誉会長賞=狛江青年会議所、狛江FIRE FIGHTERS、東京土建狛江支部

2016-07-17 in 01) 自然・環境, 02)イベント・催事, 07)文化・芸術, 09)市民活動, a) 狛江市のニュース | Permalink

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