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2021年10 月17日 (日曜日)
川崎市多摩区の生田緑地ばら苑 : 10月21日から秋の一般公開、生育は順調
川崎市多摩区長尾の「生田緑地ばら苑」が10月21日から11月7日まで一般公開される。今秋のバラの生育は順調で、様々な種類が順次見頃を迎えるという。
写真=苑内にあるバラ(いずれも川崎市建設緑政局みどりの管理課提供)
同苑には大輪、四季咲き中輪、ミニバラなど625種約2,900株のバラがある。かつて小田急電鉄が運営していた向ケ丘遊園の名物として親しまれた。遊園閉園後の2002年からは、川崎市公園緑地協会の職員と市民ボランティアが育成管理を行っており、毎年春と秋に一般公開が行われる。ただ、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、昨年春は公開が見送られた。昨年秋とことし春は公開されたが、例年は期間中に行われていたガイドツアー、ミニコンサート、バラの育成講習会などのイベントは全て中止された。
同苑を管理する川崎市建設局緑政部みどりの管理課によると、秋のバラは春よりもやや種類が少ないが香りの高いものが多いという。
今回も感染再拡大(リバウンド)防止のため、入口での検温(体温37.5度以上は入場不可)、苑内での食事禁止、混雑時の入苑制限のほか、感染状況により期間の短縮や中止される場合がある。
入苑は無料だが、バラの育成と管理向上のための「ばら苑募金」を受け付ける。駐車料金は1回500円だが、台数が60台と少ないため、公共交通機関での来苑を呼びかけている。
海会寺館は平日が10時〜16時、土曜・日曜は9〜16時で最終入苑時間は15時30分で、期間中は無休。
問い合わせは電話044-200-2393川崎市建設局緑政部みどりの管理課。
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2021年10 月15日 (金曜日)
狛江市のギャラリーで和紙人形展 : 米寿の男性が創作、日本舞踊など伝統美を精密に再現
狛江駅北口近くの泉の森会館で、市内のシニア男性が和紙と紙粘土などで日本舞踊の仕草やおいらんなどを精密に再現した創作人形展が10月17日まで開かれている。
写真=日本舞踊の仕草を表現した人形
「日本舞踊 和紙人形展」は、日本古来の伝統美を多くの人に知ってほしいと、狛江市芸術協会事務局長の平澤達彦さん(88)が、米寿を迎えたのを機にこれまで作った作品を見てもらおうと10月12日から初めての個展を開いた。会場を訪れた市民は「仕草がきれい」「細かいところまでよく作られている」と感心しながら一点一点じっくりと鑑賞している。
平澤さんは、彫刻家の父と、箏曲師範の母の影響で幼い頃から和服に接する機会が多く、和服の美しさを感じていた。会社員時代は趣味の時間がなかなか持てなかったが、定年間際に市内の図書館で見た「和紙人形の作り方」に触発されて本を頼りに人形を作り始めた。初めは手足や顔がない着物姿の人形を作り自己流で改良を重ねた。そうした折、同協会の「市民創作展作品募集」を知り、平成10年に人形3点を初めて展示した。初参加の折、同協会会長で日本舞踊宝永流家元の永崎和江さん(故人)に出会ったことから日本舞踊の発表会にも足を運び、日本舞踊の仕草の美しさや衣装のすばらしさを再認識、創作にますますのめり込むようになった。退職後は芸術協会に入り事務局長として会の運営に携わるとともに、創作人形の改良を重ね、日本髪やくし、かんざし、踊りに使う扇子などほとんど全てを手作りしており、これまでに作った人形は約120点にのぼるという。
展示している人形は高さ22cmほどで、日本舞踊を題材にした22点、和姿6点、まつり2点を展示している。このほか、体の基本寸法、主な材料、日本髪、袖、じゅばん、扇子などの作り方の説明図をパネル展示するほか、胴体、手足、頭、着物などの各パーツを並べ、初めて見る人にも分かりやすく紹介している。
展示時間は午前10時〜午後5時で、最終日は午後4時まで。
問い合わせは電話090-8312-6744平澤さん。
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2021年10 月 8日 (金曜日)
Jリーグ・川崎フロンターレが湘南ベルマーレに2対1で勝利 : 終了間際に知念が劇的な逆転ゴール
Jリーグ第30節が9月24・25・26日に行われ、川崎フロンターレは26日に川崎市中原区の等々力陸上競技場で湘南ベルマーレと対戦した。試合は16分に湘南が先制したが、川崎FはDF起用の旗手怜央(#47)が66分に同点とし、終了間際の90+4分にFW知念慶(#20)がヘディングで劇的な逆転ゴールを決めて勝利した。
写真(いずれも撮影:安永能美)=終了間際に逆転ゴールを決めたFW知念慶(#20)を祝福する川崎Fの選手たち
この試合は、リーグ戦では5月30日以来の久々のホームゲーム。リーグ優勝のためにも勝利が欲しいところだ。
川崎Fは負傷していたDF車屋紳太郎(#7)が復帰。川崎Fは立ち上がりから湘南ゴールに迫るが最終パスがつながらない。東京オリンピックで活躍したGK谷晃生(#1)の好セーブなど湘南の堅い守りを崩せず、16分に先制を許した。勢いを増す湘南にその後も攻められたが、前半を0対1で折り返した。
川崎Fはハーフタイムに選手を3人交替してシステムを変更。前半より勢いが強まったものの、決定機をなかなか作れなかったものの、66分にMF旗手怜央(#47)がようやくゴールを決めて同点とした。その後は一進一退の攻防が続き、引き分けかと思われたが、アディショナルタイムに入ってMF家長昭博(#41)が相手DFを振り切り、ゴール前の知念へセンタリングを送ると、知念がヘディングで逆転ゴールを決め、前節の鹿島戦に続いて逆転勝利を飾った。
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川崎市市民ミュージアムが等々力緑地で「夕やけ上映会」 : 円谷プロの「実相寺昭雄監督作品 ウルトラマン」などを上映
川崎市市民ミュージアムが10月30日に、中原区等々力緑地催し物広場で「実相寺昭夫監督作品 ウルトラマン」(1979年)と「川崎市政ニュース映画」を野外上映する。上映会の参加者を10月9日10時から19日16時まで募集する。
同ミュージアムは2019年10月の「令和元年東日本台風(台風19号)」で被災し、約2年間休館状態が続いているが、被災後の新たな文化活動に取り組もうと、「川崎市市民ミュージアム出張 夕やけ上映会」と題して初の野外上映会を開くことにした。
上映作品は、ことし生誕120周年を迎える故・円谷英二氏が監修し、1966年から67年にかけて放映されたテレビシリーズのなかから、川崎市にゆかりのある実相寺監督が手がけた5編の映像に、新しいカットやナレーションを加えて再編集された円谷プロダクション制作によるオムニバス作品で、上映時間は104分。
市政ニュース作品は、神奈川県内の施設と事業をPRするため制作された「神奈川ニュース」のうち、川崎市に関連した映像の一部約10分を上映する。
時間は17時30分からで、全席自由。雨天の場合は中止。会場は水分補給用の飲み物のみ持ち込み可能でアルコールは不可、鑑賞時は必ずマスクを着用する。
料金は、一般が600円(税込み)、高校生以下400円(同)、未就学児、障害者手帳持参の人と介護者は無料。
参加申し込みは、市民ミュージアムのHP(こちら>)の申し込みフォームまたは往復はがきに、イベント名、参加者全員の氏名(フリガナ)、郵便番号、住所を明記し、〒211-0052 川崎市中原区等々力1-2へ19日(必着)までに郵送。申し込み多数の場合は抽選。当選者は10月22日までにメールで、また往復葉書の場合は当落いずれも通知する。同時申し込み人数は最大4人まで。車いす利用者はその旨記載、小学生以下の子どもは必ず保護者同伴。
問い合わせは電話044-754-4500 FAX044-754-4533川崎市市民ミュージアム。
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