« 2018年7 月 | メイン | 2018年9 月 »

2018年8 月31日 (金曜日)

天皇杯・ラウンド16 : 川崎フロンターレが湘南ベルマーレに逆転勝利、準々決勝に進出

180822fron-3第98回天皇杯全日本サッカー選手権大会ラウンド16の6試合と3回戦の1試合が8月22日に各地で行われた。ラウンド16の川崎フロンターレは、川崎市中原区の等々力陸上競技場で湘南ベルマーレと対戦した。川崎Fは前半に失点を許したが、後半に今季移籍したMF齋藤学(#37)の公式戦初ゴールなどで3対1と逆転勝利を収め、10月24日に行われる準々決勝に進出した。

写真=54分、齋藤学(#37)の逆転ゴール

180822fron-2神奈川ダービーとなったこの日は、平日のナイターにも関わらず、多くの湘南サポーターも入場、8,553人が観戦した。
川崎Fは、直前のリーグ戦(23節)のサンフレッチェ広島戦とメンバーを大幅に入れ替え、齋藤らフレッシュな先発メンバーで試合に臨み、キャプテンのFW小林悠(#11)、大島僚太(#10)らレギュラー組5人はベンチスタートとなった。一方の湘南もほとんどのメンバーを入れ替え、レギュラー組は控えに回った。
180822fron-4試合は、立ち上がりから川崎Fがボールを保持、齋藤が再三ドリブルで仕掛けたが相手守備陣に阻まれてチャンスを生かせなかった。すると15分、川崎Fのボールを奪った湘南がカウンター攻撃で先制ゴールをあげた。これに対し、川崎Fはさらに攻勢を強めたが、湘南のGK冨居大樹(#21)の好セーブや、守備陣に阻止され、前半を無得点で終えた。
川崎FはハーフタイムにDF武岡優斗(#17)を下げて、MF守田英正(#25)をボランチに投入して攻撃の活性化をはかった。川崎Fは47分にペナルティエリア前で得たフリーキックをMF下田北斗(#22)がゴール前にけり込んだクロスが湘南のディフェンスに当たってオウンゴールとなり、同点に追いついた。これで勢いに乗った川崎Fは54分にペナルティエリアに入った齋藤が左足で放ったシュートが鮮やかに決まって逆転に成功、移籍後初ゴールを待ちわびたサポーターから歓声が上がった。

湘南も反撃を試みたが、GF新井章太(#30)がゴールを死守(写真右)、川崎Fは87分にペナルティエリアで倒されたFW知念慶(#20)が、自身でPKを決めて点差を広げ、逃げ切った。

2018-08-31 in 02)イベント・催事, b) 川崎市のニュース, i)神奈川県, スポーツ | Permalink | コメント (0)

2018年8 月26日 (日曜日)

夏休みの親子が五反田川放水路見学会:酷暑知らずの地下トンネル探検、巨大な施設に驚き

180817gotanda004川崎市が同市多摩区で整備を進めている五反田川放水路の夏休み親子見学会が8月17日に行われ、小学校高学年や中学生の子ども34人とその親98人が参加した。参加者たちは深さ約60mもある立坑(たてこう)の底に下りて、巨大なトンネルの一部を探検、普段目にすることのない大がかりな施設に驚きながら、「地上の暑さを忘れるぐらい涼しい」と話していた。

写真=巨大な地下トンネルを見学する親子

180817gotanda002この見学会は事業を進めている市建設緑政局が、なじみの少ない土木工事の現場に触れ、五反田川放水路の事業の意義を知ってもらおうと、夏休みの自由研究お助け企画として開いたもの。昨年に次いで2回目で、定員の90人を大きく上回る114人の申し込みがあった。
五反田川は麻生区細山から二ケ領用水本川と合流する多摩区東生田まで約4.8kmの流域では、これまで台風や集中豪雨などでよって川が氾濫し、床上浸水などの水害が繰り返し発生してきた。
180817gotanda001放水路は、増水した五反田川のあふれた分を貯めるとともに地下トンネルを使って多摩川へ流すという事業で、1992年に着手した。東生田小学校西側に五反田川からの水が流れ込む 分流施設と分流立坑を設け、多摩水道橋下流に放流立坑と放流施設を建設、2つの施設を延長約2kmの地下トンネルで結ぶというもので、貯水量は学校のプール約670杯分の12万立方m、放水量は毎秒最大150立方mにもなる。5年後の2023年の完成をめざしており、時間降雨量90mmまで対応できるようになり、約340ha、約7100戸の浸水被害が解消される見込み。
180817gotanda003参加者は、東生田小学校西側にある現場事務所で事業について説明を受けた後、ヘルメットをかぶって探検に出発。五反田川からの水が流れ込む場所に建設される沈砂池などの分流施設を見学(写真右上)。次いで直径約21m、深さ約60mの分流立坑(写真左上)の壁面に設けられた階段を伝って底へ下りた。その後、立坑の横に掘られた直径約8.7mもあるトンネルに入った(写真左下)。参加者たちは、小さな懐中電灯を頼りに根岸陸橋付近まで約500mを歩いて見学、トンネルの涼しさや静かさなど地上とはまったく違う環境を体感していた。
180817gotanda005地下探検の後は、バックホウやクレーン車などの重機に試乗、係員から操作法の手ほどきを受けながら真剣な表情で操作していた(写真右下)。
参加した小学生は「トンネルへ下りる階段がちょっと怖かったけど、おもしろかった」「普段見られない施設が見られて、すごく興味がわいた。夏休みの自由研究の作文に書きます」などと話していた。

2018-08-26 in 02)イベント・催事, 04)教育・子ども , 08)経済・農業, 12)防災・安全, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区 | Permalink | コメント (0)

2018年8 月19日 (日曜日)

J1・川崎フロンターレが鳥栖とスコアレスドロー:シュート25発も実らず F東京抜き2位に浮上

180815frontale01Jリーグ第22節の9試合が8月15日に一斉に行われ、川崎フロンターレは中原区等々力の等々力陸上競技でサガン鳥栖と対戦した。川崎Fは、シーズン途中で移籍したフェルナンド トーレス(#)9)と金崎夢生(44)の強力FWを擁する鳥栖をシュート2本に抑えたものの、相手の10倍以上の25本のシュートを放ちながら得点できずスコアレスドローに終わった。
前節2位のFC東京が敗れたため、川崎Fは同じ勝ち点40ながら得失点差で上回り、暫定2位に浮上した。

写真=MF阿部浩之のシュートは鳥栖のGK権田修一のセーブで得点ならず

3位の川崎F、15位の鳥栖とも直近2試合に勝利、3連勝をめざしてキックオフ。
ウィークデーのナイターだったが、夏休みやお盆休みの人も多く、元スペイン代表のフェルナンド トーレス目当ての観客も多く、24,390人が観戦した。
試合は、川崎Fが立ち上がりからペースをつかみ、両サイドを使って相手陣内にボールを運んだが、鳥栖の早い動き出しと堅い守りを崩せず、決定的なチャンスに結びつかない時間が続いた。川崎Fは、DF登里享平(#2)とMF守田英正(#25)がトーレスの動きを封じた。27分に3試合連続ゴールを狙うキャプテンのFW小林悠(#11))のシュートが鳥栖のGK権田修一(#20)にことごとく阻まれたほか、MF阿部浩之(#8)のシュートもファインセーブされ、前半を0対0で折り返した。
後半も川崎Fが攻め続け、何回が得点機を作ったが、鳥栖の守備陣に阻まれてシュートが枠内に飛ばない場面や、GK権田の好セーブにあう場面が目立った。川崎Fは81分に阿部とMF中村憲剛(#14)を下げてMF齋藤学(#37)、MF鈴木雄斗(#27)を投入、88分にはMF家長昭博(#41)に替えてFW知念慶(#20)を入れて勝ち越しを狙ったが、得点を奪えないまま試合終了、スコアレスドローに終わった。
首位のサンフレッチェ広島が引き分けたため、勝ち点は9差で変わらないが、川崎Fが1試合少ないため、19日19時からエディオンスタジアム広島で行われる広島との頂上決戦の結果次第では勝ち点差が大きく縮まる可能性がある。
また、次のホームゲームは22日19時から天皇杯ラウンド16で湘南ベルマーレと、25日19時からJリーグ第24節でベガルタ仙台と対戦する。

2018-08-19 in 02)イベント・催事, b) 川崎市のニュース, b5) 川崎市中原区, スポーツ | Permalink | コメント (0)

2018年8 月10日 (金曜日)

狛江市議会臨時会開会:松原・新市長がセクハラ問題の混乱陳謝、信頼回復へ決意表明

180810matsubara狛江市議会第1回臨時会が8月10日開かれた。セクハラ問題で高橋都彦前市長が辞職したのにともなって7月22日に投票が行われた選挙で初当選した松原俊雄市長が出席。冒頭で松原市長は、セクハラ問題で行政が混乱し、市民の信用を失う結果になったことを陳謝するとともに、ハラスメントのない職場環境の整備に取り組み、市民の信頼回復に努めると挨拶した。
市議会は、狛江市介護保険条例の一部を改正する条例の専決処分を承認するとともに、鈴木晃子氏の狛江市教育委員会委員再任について出席議員全員が同意して閉会した。

写真=市議会で挨拶する松原市長

=松原市長の挨拶全文=

180810matsubara2おはようございます。挨拶の機会を得ましてありがとうございます。
7月22日に行われました狛江市長選挙において、今後の市政運営をお任せいただきました松原俊雄でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
この度は、前市長による市職員に対するセクシャルハラスメントの問題で行政に混乱が起こり、市民の皆様の信用を失うこととなりましたことを大変申し訳なく、お詫びを申し上げる次第でございます。
被害に遭われました職員の心は大きく傷ついておりますので、これ以上の2次被害は決して起こしてはなりません。今後は市職員が自身の能力を最大限に発揮できるよう、ハラスメントのない安心できるよりよい職場環境の整備に取り組んでまいります。また、市民の皆様の信頼回復にも努めてまいります。
私は6年前までは市職員、そして副市長として市政の発展に向け尽力してまいりましたが、これからは市長として狛江市の市政運営の舵取りを担わさせていただくことになり、責任の重大さを実感しているところでございます。
市長選挙では、「優しいまち狛江」をスローガンに掲げさせていただきましたが、私の所信につきましては改めて平成30年度狛江市議会第3回定例会で述べさせていただきたいと思います。
最後になりますが、狛江市をよりよいまちとしていくために、全身全霊で取り組んでまいりますので、議員の皆様にはご指導・ご協力をいただきますようお願いを申し上げます。ありがとうございました。

2018-08-10 in 06)政治, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0)

2018年8 月 7日 (火曜日)

J1・川崎フロンターレが横浜F・マリノスに2対0: 神奈川ダービーを制す

180805frontale-1-2Jリーグ第20節の9試合が8月5日に一斉に行われた。川崎フロンターレは中原区等々力の等々力陸上競技場で横浜F・マリノスと対戦、キャプテン小林悠選手(#11)の大活躍で2対0と快勝した。

写真(山本真人、安永能美)=71分、小林悠(#11)の2点目のゴール

180805frontale-2
後半、セーブするGKチョン ソンリョン(#1)

Jリーグ戦再開後に2連勝していた川崎Fは台風の影響で18節が延期、前節19節(浦和戦)では小林のシュートが浦和GKのビックセーブなどで押さえられ0対2との完封負けを喫しており、連敗は絶対に避けたい。一方、横浜マリノスも延期の試合をはさんで複数失点で連敗して下位に低迷しており、神奈川ダービーを制して浮上のきっかけをつかみたいところだ。
競技場には両チームのサポーターが23,033人来場、熱心に応援をくり広げていた。
今季の横浜マリノスは、昨年までの堅守速攻とは異なり攻撃型のチーム作りへの転換をはかっており、立ち上がりからしばらくの間は、一進一退の攻防が続いた。その後、24分の給水タイム後に前線の選手の位置を変えた川崎Fは攻撃のリズムが効果的になり、34分にペナルティエリアに入ったMF家長昭博(#41)のパスを受けた小林がキーパーをかわして先制ゴールを決めた。

180805frontale-3今季1回目の対戦で引き分け、神奈川ダービーでも互角の成績を残す横浜マリノスは、流れを変えようと59分に2人の選手を入れ替えてチャンスを作るものの、シュートまでつなげることがなかなかできなかった。すると71分、MF中村憲剛(#14)からのパスを受けた小林がこの日2点目となるゴールを決めて点差を広げた。川崎Fは85分に、今季横浜マリノスから移籍したMF齋藤学(#37)を投入(写真右)、競技場は応援とブーイングが入り交じる熱い雰囲気となったが、追加点は生まれず、無失点で試合を終えた。
川崎Fの次のホームゲームは、8月15日19時から元スペイン代表フェルナンド トーレスや金崎夢生の移籍で注目されるサガン鳥栖と対戦する。

2018-08-07 in 02)イベント・催事, b) 川崎市のニュース, b5) 川崎市中原区, i)神奈川県, スポーツ | Permalink | コメント (0)

狛江・多摩川花火大会は中止:台風13号の接近で

8月8日に開催予定だった「狛江・多摩川花火大会」は中止が決まった。台風13号の接近で荒天が予想されるため、主催者の狛江市観光協会が中止を決めたもので、順延もない。
有料席のチケット払い戻しは8月10日~31日に購入場所などで行う。
問い合わせは電話03(3430)1111狛江市観光協会事務局(狛江市役所地域活性課)(受付:8時30分~17時)。

2018-08-07 in 02)イベント・催事, 12)防災・安全, a) 狛江市のニュース | Permalink | コメント (0)

2018年8 月 3日 (金曜日)

8月8日に狛江・多摩川花火大会:3年ぶり約5000発が多摩川彩る、川崎純情小町、コマエンジェルの競演も

180803hanabi012平成30年度 狛江・多摩川花火大会(狛江市観光協会主催、狛江・多摩川花火大会実行委員会企画運営)が8月8日夕、小田急線多摩川鉄橋下流の多摩川緑地公園グランドで催される。同市の花火大会は2015年に市制45周年を記念して催されて以来3年ぶりで、約5000発の光の芸術が川面を彩る。

写真=3年前の狛江市民花火大会

狛江市民花火大会の写真ギャラリー→

Kawasakikomachi Komaangel花火大会は18時30分から狛江側に設けられた特設ステージで、川崎市のご当地アイドルグループ「川崎純情小町」(写真左)と、狛江市のパフォーマンス集団「コマエンジェル」(写真右)が競演、約1時間にわたって歌や踊りなどのにぎやかな舞台を披露してイベントを盛り上げる。
花火の打ち上げは19時30分からで、狛江市、川崎市をはじめ隅田川など全国各地の花火大会を手がけている府中市の丸玉屋小勝煙火店が担当する。
プログラムは「狛江のゆめはなび」「花火カーニバル」「グランドフィナーレ」の3部構成で約50分にわたってスターマインなどさまざまな趣向を凝らした花火約5,000発が夜空を彩る。グランドフィナーレでは、音楽と花火のコラボレーションがくり広げられる他、多摩川の両岸を結ぶ全長約200㍍のナイアガラが夜の川面を照らし出す。
花火大会に合わせて、「ぶらり寄り道キャンペーン」も実施する。狛江市6店、川崎市多摩区10店の飲食店が参加、記念のオリジナルTシャツやタオル、パンフレットなどを提示すると割引きなどが受けられる。
3年前の狛江市民花火大会には11万人(狛江市側7万人、川崎市側4万人)の見物客が詰めかけるなど大きな反響を呼び、大会終了後から再開を求める声が市などに多数寄せられていた。そうした声にこたえるため、狛江市観光協会では1年前から実行委員会を組織、準備を進めてきた。
問い合わせ電話3430-1111狛江・多摩川花火大会実行委員会事務局(地域活性課)。

2018-08-03 in 02)イベント・催事, 07)文化・芸術, a) 狛江市のニュース, 音楽 | Permalink | コメント (0)