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2007年5 月17日 (木曜日)
川崎市多摩区が情報誌「グルぐるたまく」を発行:女子大生と子育てママが編集、見どころや味、大学など32件を紹介
日本民家園や岡本太郎美術館、フルーツパークなど川崎市多摩区の見どころやちょっといい店などを紹介したガイドブック「グルぐるたまく」がこのほど発行さ れた。多摩区役所が、若い女性の視点から同区の魅力を発掘し、区内外を問わず多くの人に知ってもらおうと、公募で集まった女子大生や子育てママなど女 性6人に編集を依頼、インターネット新聞を運営する特定非営利活動法人k-pressが制作を担当した。カラー写真と短い文章で公共施設や店など32件を紹介しているほか、区内にある 専修大学、明治大学、日本女子大学のキャンパス案内も掲載してある。
ガイドブックは「女子大生&子育てママが足でぐるぐる回って集めた多摩区イチオシガイド」のサブタイトル通り、3つの大学の女子学生5人と子育てママ1人の合わせて6人の「区民エディター」で多摩区情報誌編集会議をつくり情報収集、昨年11月からk-pressの指導を受けながら取材や編集を行ってきた。年末年始で帰省したり、試験などもあって集まれる機会が少ないことから日程の調整や相互の連絡、意見交換などにソーシャルネットワーク「mixi」を活用して意思の疎通をはかったのも特色だ。
多摩区は多摩丘陵や多摩川などの自然に恵まれていることに加え、古い寺院や神社などの史跡、アジサイやサクラなどの花などの見どころも多く、こうしたスポットを実際に歩いて調べ、感じたことを「見たい、見せたい、多摩区の魅力」を合い言葉にフレッシュな感性をいかしてまとめた。
できあがったガイドブックはA4判で表紙とも20ページのオールカラー。
表紙には、多摩区総合庁舎の屋上から撮影した360度のパノラマ写真を円形にし、主な目標物が記されている。また、ナシ、サクラ、アジサイ、バラの多摩区に縁の深い花をあしらった。
本文では、「多摩区お出かけ&寄り道ガイド」では、日本民家園、岡本太郎美術館、青少年科学館、フルーツパーク、緑化センターの同区を代表する5カ所の施設は写真を多く使って施設を紹介してある。生田緑地、生田緑地内ばら苑、伝統工芸館、東生田緑地、多摩自然遊歩道、二ヶ領せせらぎ館、二ヶ領用水、小沢城址緑地などの主な公的施設や緑地に加え、レストラン、喫茶店、子育て関連施設、ミニ映画館などの「寄り道」スポット、またあまり知られていない須賀神社(栗谷)のシダレザクラ、多摩ふるさと資料館(中野島)も取り上げ、駅や地域別にまとめて写真と文章で紹介、案内の地図も入れてある。このほか、のらぼう、生田の天然水「恵水」、ウメ、きのこなど特産の味も掲載した。
「キャンパスガイド」では、各大学に1ページをあて、図書館や売店、食堂などをそれぞれの大学の在校生が紹介。長野オリンピックの表彰台(専大)、冒険家植村直己の記念碑(明大)、ノーベル賞受賞者のインドの詩人タゴールも使った籐家具(日女大)など学校の珍しい「お宝」も載っている。
ガイド「グルぐるたまく」は10000部を印刷、区役所や出張所、行政サービスコーナーなど多摩区内の公共施設などで配布する。
同区では「週末の散歩などに役立ててほしい。特に、最近引っ越してきた区民や小さな子どもを育てている若いカップルに役立ててもらい、多摩区の良さにふれてもらえれば」と話している。
問い合わせは電話044-935-3147多摩区役所総務企画課。
2007-05-17 in 01) 自然・環境, 04)教育・子ども , 07)文化・芸術, 08)経済・農業, 09)市民活動, 11)まちづくり, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区, 食 | Permalink
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