2024年6 月 6日 (木曜日)
「お口の健康フェア」が6月9日に川崎アゼリアで:歯科相談やスタンプラリーも
歯の本数や口の健康など、歯科保健の正しい知識を広く知ってもらおうと、「お口の健康フェア2024」(川崎市・川崎市歯科医師会共催)が6月9日、川崎アゼリアサンライト広場(JR川崎駅・京急川崎駅直結)で開催される。
11時〜正午に、健康な歯を持つ人を表彰する「歯っぴい家族コンクール」「高齢者よい歯のコンクール」の表彰を行い、正午から15時まで健康グッズがもらえるスタンプラリーを開催する(先着300人、1人1回限定)。また歯科相談コーナーやバルーンアートの配布もある。参加無料で申込み不要。
問い合わせは電話044-200-0215 川崎市健康福祉局保健医療政策部歯科保健政策担当。
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2024年5 月23日 (木曜日)
「健康あれこれ」テーマに6月2日に公開講座:川崎市市制100周年と国立医薬品食品衛生研究所創立150周年記念で
川崎市川崎区殿町のキングスカイフロントを拠点にする国立医薬品食品衛生研究所の創立150周年と川崎市市制100周年を記念した合同市民公開講座「感染症・食事・長生き・お薬〜 健康のあれこれ講座」(川崎市、国立医薬品食品衛生研究所主催)が6月2日13時30分〜16時30分に川崎市コンベンションホール(中原区小杉町)で開催される。
中学生以上を対象に感染症や食の安全、健康寿命、ジェネリック医薬品など健康に関するテーマを取り上げ、それぞれの分野の専門家がわかりやすく紹介する。
内容は、福田紀彦・川崎市長の「川崎市のあゆみ」、齋藤嘉朗・同研究所副所長の「国立医薬品食品衛生研究所のあゆみ」、岡部信彦・川崎市健康安全研究所参与の講演「感染症を知る−風邪、感冒、寒冒、下痢、赤痢、白痢って何でしょう?」、本間正充・国立医薬品食品衛生研究所所長の講演「食べても大丈夫?−身近な食品の安全と安心」、慶應義塾大学看護医療学部健康マネジメント研究科教授で、同大医学部百寿総合研究センター長の新井康通さんの講演「みんなで伸ばそう!健康寿命〜川崎ウェルビーイング研究より〜」、佐藤陽治・国立医薬品食品衛生研究所薬品部長の講演「ジェネリック医薬品を信頼していただくために」。
対象は川崎市と近隣地域在住の中学生以上で、参加無料。定員は300人(先着順)。
申し込みは専用ページ(https://logoform.jp/form/FUQz/559092)から5月30日までに申し込み。問い合わせは☎044-276-9206川崎市臨海部国際戦略本部成長戦略推進部キングスカイフロントマネジメントセンター。
2024-05-23 in 02)イベント・催事, 03)健康・福祉 ・医療, b) 川崎市のニュース, b7) 川崎市川崎区 | Permalink | コメント (0)
2023年10 月25日 (水曜日)
川崎市のあさお区民まつりに約7万人:長寿日本一に合わせ「長寿ブースエリア」も開設、ステージや買い物楽しむ
第41回目のあさお区民まつり(同実行委員会主催)が10月8日、川崎市麻生区役所周辺で催され、朝から多くの人が訪れ約7万人がステージパフォーマンスの鑑賞や買い物などを楽しんでいた。今回のまつりは、ことし5月の厚生労働省の発表で、麻生区の平均寿命が男女とも日本1になったことにちなみ、会場に「長寿ブースエリア」を設け、血圧などを測る測定コーナーや介護相談などを実施したため、シニア世代の来場が例年より一段と増えた。
写真=パレード
午前10時に区役所前の道路を白バイの先導で川崎市消防音楽隊やカラーガード隊「レッド・ウイングス」、ボーイズレビュー 神崎淳・10carats、あさおまつり唄の踊りなど14団体がパレード、沿道から盛んな拍手が送られていた。
特設ステージでは、開会セレモニーをはじめ麻生区地域功労賞の表彰(こちら>)のほか、区内などの18団体が和太鼓やダンス、一輪車演技、川崎市消防局音楽隊のミニライブ演奏、社会人アメリカンフットボール「Xリーグ」チアリーダーパフォーマンスなどが披露され、大きな人垣ができていた。
舞台パフォーマンスは、市民館大ホールと新百合21ホールで各17団体がフラダンスやバレエ、ボーイズレビューショー、殺陣などを披露、客席は子どもや家族などの晴れ姿を見ようと多くの人が集まっていた。
駐車場に並んだテントでは区内産野菜の即売や麻生観光協会の郷土史関連本の販売、市民団体の手作り品販売、バザー、盲導犬育成のための募金などが行われ、飲食ブースには長い行列ができていた。
ギャラリーでは区内の画家の美術家協会展、麻生いけばな協会創立30周年記念花展も催され、ロビーには愛好家が育てた華やかな洋ランが展示された。
新百合21ホールでは、例年、区役所ロビーで行っている老人クラブの作品展と鉄道模型の展示がロビーの改修工事で同ホールに変更され、他のイベントとともに熱心に見て回る人がめだった。
長寿ブースエリアには新百合ヶ丘総合病院をはじめ区内の3病院と聖マリアンナ医科大学病院、老人福祉施設など9団体が10ブースのテントで乳がんの知識、フレイル予防、災害時のケガの応急処置の模範演技、介護相談、食の安全性のパネル展示、長寿日本一記念菓子を販売などを行い、来場者の関心を集めていた。
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2023年10 月11日 (水曜日)
川崎市の麻生区地域功労賞、2氏1団体に : 地域活動に光、健康維持活動や防犯活動に貢献
川崎市麻生区で地域のために尽くした人や団体を対象にした「麻生区地域功労賞」の16回目の授賞式が、10月8日のあさお区民まつりの会場で催された。同区上麻生の寺崎修三さん、同区東百合丘の城田雄二郎さん、同区黒川町内会の「黒川シニアサークル」の2氏1団体に贈られた。
写真=山本奈保美区長(左)から地域功労賞を贈られる黒川シニアサークルのメンバー(10月8日)
区民まつりの特設ステージで山本奈保美麻生区長が受賞者に賞状と記念品を手渡した。山本区長は「長年にわたり地域の活性化のために尽力されてありがとうございます。このような活動が麻生区のまち作りに貢献していることに改めて感謝します。これからも地域・麻生区・川崎市のためにさらなる力をいただきたいです」と祝いの言葉を述べた。
続いて第41回あさお区民まつりのポスターデザイン賞の表彰も行われ、区内の中・高校生から寄せられた53点の中からポスターに採用された麻生総合高等学校2年藤田凜音さんに、宮野敏男あさお区民まつり実行委員長から表彰状が手渡された(写真左)。藤田さんの作品は同区のキャラクター「かきまるくん」をモチーフに、右手に区の旗を持ち、子どもからシニアの顔を描いた3つの柿を頭に乗せたかきまるくんを描いたもので、まつりのキャッチフレーズ「しんゆりのまちがひとつになる」にふさわしい作品として評価された。ポスターデザイン賞は、区政40年を迎えた2022年の区民まつりから行われており、今回が2回目。
地域功労賞
個人の部
○寺崎修三さん
1996年に区内に転入して以来、25年以上にわたり自宅近くの鶴亀松公園で、雨天を除いて毎日、住民に向けラジオ体操運動を実施、夏休みには子どもたちも参加するなど、地域住民の健康維持や交流の促進に多大な貢献している。ラジオ体操は昨年から後継者に引き継がれたが、現在は老人会で卓球や囲碁を通して住民の交流の場を築いている。
○城田雄二郎さん
長年にわたり防犯対策として週3、4回百合ヶ丘団地みずき街内で防犯パトロールや公園の美化活動を実施。その際、地域の子どもや一人暮らしの人、高齢者に安心・安全につながる声かけをしている。またベランダの植木など重いものの片付けや移動など、日常生活で困っている人の相談対応などの活動や地域に住む外国人との積極的な交流、自治会管理の各種機材の修理作業を行い、地域住民の安心・安全な生活環境作りに尽力している。
団体の部
○黒川シニアサークル
黒川地区の民生委員・児童委員3人、元民生委員・児童委員2人、社協福祉推進委員1人の6人体制の活動サークル。8月を除く毎月第2木曜日10時から黒川公会堂で地域の高齢者を対象に約90分間にわたりストレッチ、体操、脳トレなどを行う会を催している。地域包括支援サンターからの参加もあり、時節に合わせた講習も実施、健康維持・増進に貢献している。参加費は無料で事前登録も不要なため、誰でも参加しやすく、近所との関係が希薄になりがちな高齢者にとっては貴重な交流の場となっており、毎月平均10数人が継続的に参加、地域に定着した活動になっている。
地域功労賞は同区が2008年度に制定し、区内で地域や区のイメージアップなどに貢献する活動に地道に取り組み、他の表彰制度に該当しない個人または団体を区が表彰している。町会、自治会などから候補者を募集し町会連合会、区社会福祉協議会の役員などで構成する選考会で受賞者を選ぶ。
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2021年11 月 6日 (土曜日)
第50回目の川崎市文化賞:前岡本太郎美術館館長の北條さんら6氏2団体が表彰
川崎市の第50回文化賞・社会功労賞などに、医学博士で日本学術振興会学術システム研究センター顧問の黒木登志夫さん、前岡本太郎美術館館長の北條秀衛さんら6氏2団体が選ばれた。11月4日に中原区の川崎市国際交流センターホールで贈呈式が催され、福田紀彦川崎市長から受賞者に賞状と記念品などが手渡された。
写真=川崎市文化賞贈呈式で喜びの受賞者
市の文化賞は、同市が政令指定都市になった1972年に創設。1991年度には文化賞、社会功労賞、スポーツ賞に分けられ、2003年度にアゼリア輝賞、2005年度に特別賞が新設された。今年度を含め川崎の文化、芸術、市民福祉、スポーツなどの各分野の向上・発展に尽力した315人の個人と83団体が受賞している。
ことしの受賞者は、文化賞に黒木登志夫さん(85・中原区)、日本地名研究所(高津区)、北條秀衛さん(75・麻生区)、ゆりがおか児童合唱団(麻生区)、社会功労賞にハンセン病回復者で川崎市肢体障害者協会会長の石山春平之さん(85・宮前区)、前川崎医師会副会長の片岡正さん(69・東京都世田谷区)、アゼリア輝賞に俳優の加藤梨里香さん(23・高津区)、サクソフォーン奏者の齊藤健太さん(29・埼玉県草加市)。
贈呈式には個人受賞者6人に加え、日本地名研究所から金田久璋所長、ゆりがおか児童合唱団から常任指揮者の藤井大輔さんと団長の高野知宙さんら全員が出席した。福田市長が賞状とガラス製記念品などをそれぞれに手渡し、約200人の参列者から祝福の拍手が贈られていた。
受賞者の挨拶では、北條さんは「私は元市職員で、言わば黒子。式典もうまく進行できるか、今も心配する気持ちがある」と笑いを誘った後「関わってきた文化人や市民の支えがあったからで、賞はマラソンの給水と思い、これからも文化の発展のためにがんばります」と語った。
小学6年生でハンセン病に罹患した石山さんは、「学校に病気を届け出た時に『汚い』と叩かれながら学校を追われた」という辛い体験を披露、「立派な賞をいただけるとは思わなかった」と言葉を詰まらせながらも「80歳を超えたが、残された人生を(差別のない社会のために)精一杯がんばりたい」と力強く述べた。
福田市長は受賞者の人柄や功績を紹介し「受賞を契機にさらなる活躍を希望しています」とはなむけの言葉を贈った。
●受賞者のプロフィールと受賞理由(敬称略)
○文化賞
☆黒木登志夫=くろき・としお(学術)
〜がん研究とかわさき市民アカデミーの発展に貢献〜
長年にわたりがん研究に従事し、日本のがん医療の発展に貢献するとともに、東京大学医科学研究所教授、岐阜大学学長、日本癌学会会長などの要職を歴任し日本の医学界を牽引してきた。
また、サイエンスライターとして活躍、多数の著書を執筆し、正確な医学情報をわかりやすく解説、新型コロナウイルス感染症に関して感染症の基礎知識や研究の最新情報を伝える活動にも積極的に取り組んだ。
川崎市では、かわさき市民アカデミーの講師として、医学や生命科学全般について市民にわかりやすく伝える活動に尽力している。
黒木さん「研究によって私自身も自分のがんを早く発見できた。研究をわかりやすく解説して還元するのが使命です。市民アカデミーで約10年にわたり毎年講演しているのでぜひ参加してほしい」
☆日本地名研究所=にほんちめいけんきゅうじょ(学術)
〜地名、風土の価値を伝えて40年〜
川崎市を拠点に、時代と共に失われつつある古い地名の由来などに関する学術的な研究を重ね、土地の風土と不可分の地名の価値を発信する活動を継続している。
日本の民俗学に大きな足跡を残した谷川健一氏(故人)を初代所長として発足し、以後、全国地名研究者大会の開催、各地の地名研究会の支援など地名や風土を見直す全国的な研究活動の中心的役割を果たしてきた。
川崎市においては、研究成果を「川崎の町名」「川崎地名辞典」などにまとめたほか、地名に関する市民講座などを通じて、市民が自分の住む地域の歴史・文化への理解を深め、地元への愛着を深める機会を提供している。
金田所長「5月に創立40周年と地名研究所創設者の谷川健一生誕百年のシンポをやりました。谷川は、地名は『日本人のアイデンティティーに不可欠な存在』が持論でしたが、私は大地のDNAだと付け加えたいです」
☆北條秀衛=ほうじょう・ひでえ(文化活動)
〜深い造詣と情熱で川崎の文化芸術振興を牽引〜
川崎市の教育長などを歴任し、公益財団法人川崎市文化財団理事長、岡本太郎美術館館長を歴任し、市の文化芸術事業に広く携わった。文化財団理事長として、川崎市ミューザ川崎シンフォニーホール、川崎市アートセンターなどの運営、発展に尽力するとともに、自身の芸術や伝統芸能への深い造詣と情熱により、川崎ジャズ、しんゆり芸術祭、川崎大師薪能など、多くの市民に親しまれている大型文化事業の立ち上げや運営を牽引、市の文化振興に貢献した。準備室長時代から関わってきた岡本太郎美術館の館長として、市出身の芸術家の岡本太郎の魅力を市民に伝え、館の発展に尽力した。
北條さん「これまで賞をいただいた先生方や市民のお陰で受賞できたことを、長い人生・マラソンの給水だと思い、まだまだ元気なのでこれからも文化の発展にがんばりたいです」
☆ゆりがおか児童合唱団=ゆりがおか児童合唱団(学術)
〜地域から世界に響く子どもたちの美しい歌声〜
子どもたちが音楽によって健やかな、豊かな心で成長してほしいとの願いで1970年に麻生区百合ケ丘で創立、50周年を迎えた。
市内での定期演奏会の開催、音楽イベントへの参加など、地域に根ざした活動を継続し、小学1年生から高校3年生までの子どもたちによる美しい歌声が長年にわたって市民に愛されている。
多くの合唱祭などで数々の賞を受賞、著名なオーケストラやアーティストとの共演、テレビ出演、海外への演奏旅行を行うなど活躍の場を広げるほか、合唱団の卒業生が音楽家や指揮者として活躍するなど、市を代表する児童合唱団として音楽文化の向上に貢献している。
藤井常任指揮者「私もこの合唱団出身です。創設者で指揮者の山田榮子さんから引き継いで10年が経ち、山田の代わって賞を受けたと思います。毎年入団してくれる子どもと、聴きに来てくれる人がいたから、50年続きました。支えてくれる麻生区や川崎市に感謝し、少子化の中でも子どもの歌声が、文化がつながっていけばと思います」
○社会功労賞
☆石山春平=いしやま・はるへい(社会福祉)
〜差別や偏見のない社会を目指して〜
ハンセン病回復者として、日本におけるハンセン病患者の権利回復運動を牽引してきた。実名を公表し、ハンセン病に対する誤った偏見や差別に苦しんだ経験を基に、全国各地で講演を行い、人権啓発活動に注力してきた。
川崎市では、30年以上にわたり障害者の生活を支援するガイドヘルパーに従事、市の福祉団体の役員を務めるなど、地域の障害者支援のリーダーとして、地域福祉の向上に貢献するとともに、福祉と人権問題に関する市民向けの講演を行い、差別や偏見のない社会の実現に尽力している。
石山さん「こんな立派な賞をいただけるとは思いませんでした。ハンセン病の収容所で働いていた女性と出会って結婚でき、夢のようだと思いました。その妻から、受賞の知らせを聞いて『やっと太陽が出た』と喜びの声をかけてくれました。残された人生を多くの人のために精一杯頑張りたいです」
☆片岡正=かたおか・ただし(保健衛生)
〜地域の子どもを守り、市民の命を守る〜
1996年に市内に小児科医院を開業して以来、長年にわたり地域の小児科医として母子保健の向上に尽力した。市医師会の副会長などを務め、市全体の医療体制の充実をめざして病児・病後児保育施設の開設、小児救急医療の体制整備などに尽力、地域の子育て支援体制の充実や小児医療の発展に貢献した。
また、新型コロナウイルス感染症の流行に際して市医師会の担当副会長として指導的役割を担い、市や医療関係団体と連携し、感染症の検査やワクチン接種体制を構築するなど、市民の命を守るため、感染症の終息に向けた取り組みに副会長退任後の今も尽力している。
片岡さん「25年前にクリニックを作りましたが、医師会を手伝うようになって仕事が増えました。全国に先駆けて公設民営の病児保育を手がけてきました。今回の新型コロナウイルス感染症の対策のように、これからも行政と医師会が両輪となり、協力共存でやっていきたいです」
○アゼリア輝賞
☆加藤梨里香=かとう・りりか(芸術・演劇)
〜川崎生まれ、川崎育ち。舞台で輝く若手俳優〜
2歳から子役として活躍し現在はミュージカルなどの舞台を中心として活動、これまで30以上の舞台に出演。ことし公演の帝国劇場ミュージカル「レ・ミセラブル」では主役級のヒロインのコゼットを熱演するなど、目覚ましい活躍をしている若手俳優。
川崎生まれ・育ちの俳優として、テレビやラジオ番組、自身のSNSで独自の視点で川崎の魅力を発信している。
加藤さん「このような賞をいただき光栄です。生まれ育った川崎の街を盛り上げ、今回の賞の名のようにたくさん輝けるよう精進していきたいです」
☆齊藤健太=さいとう・けんた(文化・音楽)
〜サクソフォーンの音色が川崎の未来を彩る〜
洗足学園音楽大学出身のサクソフォーン奏者で、4年に1度開催される世界で最も権威あるといわれる「アドルフサックス国際コンクール」で1位を受賞(2019年)し、将来が嘱託される若手音楽家のひとり。全国各地でのリサイタルやオーケストラとの共演など多岐にわたる活動を通じ、サクソフォーンの新しい可能性を模索している。また、市内での演奏や後進の指導にあたっており、川崎の音楽文化の担い手として、今後の活躍が期待されている。
齊藤さん「中学・高校と吹奏楽部でサックスを続けて、いろいろなコンクールに出ましたが、なかなか1位にはなれなかったです。人生最後のコンクールと思って臨んだベルギーで受賞できましたが、その後コロナ禍で演奏活動がなかなかできない日々が続いています。昨年から母校で後進の指導にあたっていますが、生活の中でサックスが親しみやすいものになるよう精進していきます」
2021-11-06 in 03)健康・福祉 ・医療, 05)歴史, 07)文化・芸術, 10)社会, b) 川崎市のニュース, b5) 川崎市中原区, 科学, 音楽 | Permalink | コメント (0)
川崎フロンターレが2連覇、4度目の優勝:Jリーグ最速タイ
川崎フロンターレが11月3日、今季のリーグ優勝を果たした。昨年に続いて2連覇で、初優勝の2017年と連覇した2018年に続き4度目で、通算4度目の優勝は横浜F・Mと並び、鹿島アントラーズに続いて2番目。川崎Fの現時点での勝ち点は85、得点は71と最高、失点は22とリーグ最少で得失点差は49と断トツの成績で、4試合を残しての優勝は、昨年に続いて最速の記録だ。また、ことし5シーズン目の鬼木監督は歴代最多のリーグ優勝のほか2019年年にはルヴァン、2020年は天皇杯も制覇している。
写真=シャーレを掲げてバンザイする選手たち
この日リーグ戦第34節の10試合が行われた。リーグ戦は4試合の残しており、勝ち点84で首位の川崎Fが今節で優勝するには、勝利して勝ち点72で2位の横浜F・マリノスが引き分け以下または川崎Fが引き分けで横浜FMが敗戦といずれも横浜FMの結果次第だった。
川崎Fはホーム・中原区の等々力競技場で浦和レッズと対戦、33分にゴール前の混戦の中でDFジェジエウ(#4)がこぼれ球を押し込んで先制したが、89分に浦和のDF酒井宏樹(#2)に同点弾を決められ試合は引き分けに終わった。しかし、同時刻に試合を行った2位の横浜F・マリノスがガンバ大阪に0対1と敗れたため、優勝が決まった。
鬼木監督は「ホームで大勢のサポーターの下で優勝できて良かった。(きょうの浦和戦には)勝ちたかったが、1年間の積み重ねなので、選手を誇りに思う。このコロナ禍で、サポーターが徐々に(等々力競技場に)入ってこられて、ホームで決められたので良かった。試合はまだ続くので、選手たちととにかく次のゲームと天皇杯を獲ろうと話しています」と、次に向けて気を引き締めていた。
福田紀彦・川崎市長のコメント「リーグ制覇、おめでとうございます。今シーズンは特に過密日程となり、厳しい戦いが続きましたが、粘り強く戦い抜き、見事連覇を成し遂げられたことは大きな誇りであ り、川崎市民を代表して心からの感謝と敬意を表します。リーグ戦に続き、天皇杯のタイトル獲得も大いに期待しています」
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2016年5 月24日 (火曜日)
5月25日に狛江市でチャレンジデー:運動やスポーツした市民の参加率競う、「米沢市に負けるな」と呼びかけ
狛江市で5月25日にスポーツを通じた住民参加型イベント「チャレンジデー」が開催される。当日は市民総合体育館や市役所で自由参加のバトミントン、卓球、ストレッチなどが行われ、同市では市民に参加を呼びかけている。
チャレンジデーは、スポーツに親しむことで健康作りや地域の活性化をしようと笹川スポーツ財団が提唱し、毎年5月の最終水曜日に全国一斉に行われる住民総参加型のスポーツイベント。
スポーツ施策の充実を図る人口規模が同程度の自治体同士で当日0時~21時の間に、15分間以上継続して運動やスポーツを行った住民の「参加率」を競い、勝った場合は、対戦相手の庁舎に市旗を1週間以上掲揚することができるというもの。狛江市は2015年から市と市教育委員会が主催している。
ことしで2回目の参戦となる同市は、人口が狛江より約3,000人多い山形県米沢市と対戦する。
今回は、狛江市民総合体育館で10時から、多摩川いかだレース参加などでおなじみのタレントのダニエル・カールさんとロンドンオリンピック女子バレーボール銅メダリストの狩野舞子さんを招きセレモニー(10時〜10時30分)とトークイベント(10時30分〜11時30分)を開催する。
同館では13時30分から20時30分まで第1体育室を個人に開放し、卓球、バドミントン、ビーチボールのほか、パラリンピック競技のボッチャやフライングデスク体験なども行う。また、市役所前市民ひろばと防災センター3階で12時30分、13時30分、15時30分、17時30分にミニストレッチを行う。
チャレンジデーの参加は、当日に同市内にいる人なら誰でも可能で、15分以上継続した運動やスポーツなどのほか、徒歩や自転車、家庭内で体を動かす家事なども含まれる。
活動報告の受け付けは、広報こまえ5月15日号のほか、市役所などで配るチャレンジデーのチラシなどに掲載してある参加報告用紙に、参加人数、スポーツ活動の内容を書き、市役所2階ロビー、公民館などの公共施設に置いた回収ボックスに25日の各閉館時間までに投函する。また、小田急線の喜多見駅、狛江駅、和泉多摩川駅でも21時まで回収する。このほか、当時の21時30分まで電話(03-5497-6741)、FAX(03-3430-1600)、Eメール([email protected])でも受け付ける。
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2015年7 月 8日 (水曜日)
麻生スポーツセンターの「らくらくエアロ」:高齢者に人気のエアロビクス教室
川崎市麻生スポーツセンター(上麻生3-6-1)がシニアの初心者向けに開いている「らくらくエアロ」が好評を呼んでいる。
(記事・写真=市民記者:東川まさ男)
(写真=輪になり、フォークダンスのように動く)
麻生スポーツセンターの事業は、団体利用、個人利用及び教室事業の3事業で構成され、この「らくらくエアロ」は現在50ある教室事業のひとつで、65歳以上の高齢者対象に軽快な音楽のリズムに乗って誰でもが無理なく楽しめるエアロビクス教室。
今年4月からスタート、毎週水曜日13時30分から14時30分までインストラクターの指導で、ウォーミングアップ、主体操、クーリングダウンなどを各自で運動量を調節して行う、日常、運動不足の人でも容易に取り組めるプログラムだ。
この教室のプログラムは公益財団法人ダイヤ高齢社会研究財団が考案、指導と普及活動などは同財団に関係するダイヤビックひばり会(15年前から活躍している小川インストラクターをはじめ約130人が所属)が行っている。
この教室事業は、高齢者が運動を継続するために参加者の中から自主的に活動するサークルや指導員を育成することを目標としているのが特徴で、これまでにない事業だと平川館長は強調していた。
参加者たちは、心地良い汗をかき、体の動きも軽やかになり毎回参加することが楽しみだと話し、仲間づくり、コミュニケ-ションの場としても有効に利用できるなどという声も聞かれた。
春、秋、冬の年3期に分けて教室の参加者を募集、定員約20人で、費用は1回500円程度。
問い合わせは電話044-951-1234麻生スポーツセンター。
2015-07-08 in 03)健康・福祉 ・医療, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink | コメント (0)
2014年10 月15日 (水曜日)
川崎市の麻生区地域功労賞に2氏2団体 : あさお区民まつりの舞台で表彰式
地域のために尽くした人を表彰しようと10月12日、あさお区民まつりの会場で7回目の「麻生区地域功労賞」の授賞式が行われ、川崎市麻生区金程の松澤フキ子さん、同区上麻生の中澤淳子さん、栗木町内会自衛消防隊、木こりの会の2氏2団体が表彰された。
写真=麻生区地域功労賞の( 左から)松澤フキ子さん、栗木町内会自衛消防隊・仲林久夫隊長、多田昭彦麻生区長、きこりの会竹中司郎さん、中澤淳子さん
表彰式は、あさお区民まつりの特設ステージで多田昭彦麻生区長が、受賞者の松澤さんらに賞状と記念品を手渡した(写真左)。
受賞の選考理由は
○松澤氏は、1987年から27年間にわたって川崎市内のさまざまな施設で手品の慰問活動を行っている。動物を扱った手品が得意で、特に地元町会の金程富士見会では老人会の新年会、子ども会のクリスマス会で毎年手品を披露して会員を喜ばせている。麻生区では子ども文化センター、老人いこいの家、幼稚園、グループホーム、わくわくプラザ、町会のイベントなどに出演、手品を通して住民交流を深める一助となる社会貢献活動に尽力した。
○中澤氏は、2003年11月から自身の住む自治会・百合ケ丘勧交会の会館を拠点に定期的に福祉教室を企画・運営し、健康、食事、認知症、介護などさまざまな分野でにわたり時期に適した情報を提供している。また高齢者を対象におしゃべりや歌を楽しむ「ももとせの会」を開催し、顔の見えるお付き合いで地域力をあげる役割を果たして地域の助けを必要とする人たちの大きな支援となっている。
○栗木町内会自衛消防隊(仲林久夫隊長、隊員5人)は、1997年7月から「自分たちの町は自分たちで守る」をモットーに栗木町会内を拠点に消防器具の点検や操作訓練、地域の巡回活動などを実施して防災活動を行っている。このほか、地域交流を目的に、風の谷幼稚園、栗木台小学校で町会所有の消防車(ポンプ車)の見学会や同隊の活動を紹介する講演会を開催したり、近隣町会やマイコンシティ内の企業などと合同防火訓練を行い地域に貢献している。
○ 木こりの会(ティム・レーボン会長、会員33人)は、2000年から新百合ケ丘第5自治会(同区王禅寺5丁目)内とその周辺にある籠口ノ池公園、化粧面谷公園、下麻生まつの木緑地、王禅寺すぎの木緑地、下麻生けやき公園、さくら公園の6カ所で清掃、草刈り、樹木の剪定を行っている。14年にわたるは活動は、地域から感謝され共感・協力するメンバーが増え、現在は週2回年間約800人が作業を行っており、地域の緑化・環境美化活動に貢献している。
地域功労賞は同区が2008年度に制定した制度。区内で地域や区のイメージアップなどに貢献する活動に地道に取り組み、他の表彰制度に該当しない個人または 団体に対し区が光を当てて功績を称えるもので、今回が7回目の表彰になる。町会、自治会などから候補者を募集して区町会連合会、区社会福祉協議会、区文化協会役員などで構成する選考会で受賞者を選んでいる。
多くの区民に賞を知ってもらおうと2008年から区民まつり当日に野外の特設ステージで表彰式を行っている。
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2014年8 月 1日 (金曜日)
カンボジアに学校建設をと川崎市でチャリティー・カット : 過去最高ののべ400人以上が参加
川崎市内の美容師ボランティア団体・NPO法人PRIC(プリック)JAPAN BEAUTY(菅原司郎理事長)が7月29日に高津区溝口の生活文化会館「てくのかわさき」で「カンボジアに学校を造ろう」とチャリティー・カットを開催、過去最高ののべ約400人が訪れ、美容師らからカットや爪の手入れをしてもらっていた。
写真=チャリティカットをする菅原司郎理事長(左)
プリックは、美容師が技術を提供して社会貢献を、と毎年チャリティー・カットを行い、収益を社会福祉団体などに寄付しており、今回が18回目。
2006年から発展途上国のひとつカンボジアに小学校を建設することを目的にカンボジア大使館の後援を得て社団法人シャンティ国際ボランティア会に寄付、これまで小学校を2校開校させた実績を持ち、3校目の建設もまもなく始まる。
2014年2月には、さらなる活動をと「世界の子ども達に教育と自立 夢と希望」を活動の目的に掲げてNPO法人となった。
会場は同館ホールにビニールシートを敷き、会議用の机に卓上鏡や姿見を置いて臨時美容室を設営、美容師がボランティアでカットとマユ手入れ行った。カットが1000円以上、マユ手入れが500円以上を寄付するが、破格料金のため、この日を楽しみにしている常連客も多い。
ことしは、来場者の出足が早く、11時過ぎには30人以上が順番待ちとなるほどの人気。美容に加え、頭部や足などのマッサージコーナーも置かれ、待ち時間に試す人も大勢いた。10時から21時までの開催時間にカット194人、まゆカット60人、ネイル54人、各種マッサージ94人と、昨年を35人上回る過去最高の402人が有料サービスを受けた。
会場には、カンボジアの女性の自立を目的に作られたフェアトレード商品の袋物や、川崎市の地域活性化プロジェクトのご当地アイドル「川﨑純情小町」から提供されたグッズの販売も行われた。また、東日本大震災の義援金募金箱が置かれ、24296円の募金が集まった。参加した美容師などのスタッフは105人で、川崎市内だけでなく、都内などから参加した美容師もいる。会員以外にも、マッサージなどのボランティア数十人以上が参加した。
今回のチャリティーカットで集まった54,8762円と、フェアトレード商品販売手数料などから会場費などの経費を除いた収益金は、4校目の小学校建設の費用にあてられる。
今回の統括責任者で、多摩区で美容室を営む矢花敬さんは「NPO法人になって初めてのイベントだったので、今回はチラシの作成や配布などのPRに力を入れ、これまでで最多の方に来ていただけてよかった。来場してもらったお客さんと美容師のネットワークの広がりに感謝しています」と喜んでいた。
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