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2020年2 月29日 (土曜日)

Jリーグ開幕:川崎フロンターレがサガン鳥栖とスコアレスドロー

200222frontale-3Jリーグが2月21日に開幕し、川崎フロンターレは22日に川崎市中原区の等々力陸上競技場にサガン鳥栖を迎えて対戦した。川崎Fは鳥栖の6倍以上の19本のシュートを放ったが決めきれず、スコアレスドローに終わり、ホーム開幕を白星で飾れなかった。

写真(撮影:山本真人、桑山輝明)=49分、ノーゴールとなった川崎Fのレアンドロ ダミアン#9のシュート

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終了間際の大島僚太#10の直接フリーキック

川崎Fは、6日前のルヴァンカップグループリーグで清水エスパルスに5対1で快勝した。リーグ戦のホーム開幕試合は、2012年のアルビレックス新潟に勝利して以後引き分けが続いており、公式戦2連勝でスタートダッシュしたいところだ。
会場には、開幕を待ちわびた両チームのサポーター21,117人が詰めかけた。
試合は、MF登録の家長昭博#41がFWとしてスタメン出場、ルヴァンで2ゴールをあげたFW小林悠#11はベンチスタートとなった。
川崎Fは立ち上がりの鳥栖のチャンスをかわすと、家長ら攻撃陣が積極的に仕掛けてチャンスを作り出すが、フィニッシュの精度がいまひとつ足りず、前半を0対0で終えた。
200222frontale-1川崎Fは後半開始直後にFWレアンドロ ダミアン#9がゴールネットを揺らしたが、今シーズンから正式採用されたVAR(ビデオアシスタントレフェリー)の判定でオフサイドとなり得点は認められなかった。川崎Fは65分に家長とFW長谷川竜也#16に替えてFW旗手怜央#30とMF三笘薫#18を、76分にはダミアンに替えて小林を投入して攻撃の厚みを増した。その結果、ペナルティーエリア前からのフリーキックなど数多くのチャンスをつくったが、鳥栖の粘り強い守備を最後まで崩せず無得点で試合終了となった。
200222frontale-4試合前には、昨シーズン限りで引退した川崎FのOB谷口博之さん、黒津勝さん、井川祐輔さんがバックスタンドでサポーターに挨拶(写真右下)したほか、開幕を祝って福田紀彦川崎市長が「再びリーグ優勝し、複数のタイトルを取れるよう今シーズンも頑張ってください」と激励した(写真左下)

Jリーグは2月25日に、新型コロナウィルスの影響で2月26日から3月15日まですべての公式戦の延期を発表した。川崎Fも練習見学を中止など感染予防のための対策を実施している。

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2020年2 月23日 (日曜日)

ルヴァンカップグループステージ第1節 : 川崎フロンターレが清水エスパルスに5対1で快勝

200216frontale-3Jリーグのリーグ戦を前に2月16日、ルヴァンカップグループステージが始まった。A組の川崎フロンターレは、ホームの川崎市中原区の等々力陸上競技場で清水エスパルスと対戦、エースのFW小林悠#11の2得点などFW陣が活躍、5対1で快勝した。

写真(撮影 : いずれも山本真人、桑山輝明)=終了間際、FW小林がこの日2点目のゴール

200216frontale-1川崎Fは、グループステージから参戦するのは2016年以来4年ぶり。鬼木達監督になって初めてで、昨年ルヴァンカップ優勝を果たしているだけに負けられない一戦だ。スタジアムには、公式戦を待ちわびた両チームのサポーター17,057人が入場、試合前から熱心な応援をくり広げた。
試合は、今シーズンから試している新しいシステムで臨み、トップにFWレアンドロ ダミアン#9とMF登録の長谷川達也#16、21歳以下の枠でユース出身でレンタル移籍から戻ったFW宮代大聖#20の3人を起用した。立ち上がりから多くの得点チャンスをつくり、10分にダミアン(写真左)、23分に長谷川がゴール(写真右下)を決めて、昨年との違いをみせた。
200216frontale-2後半は清水が攻撃に出て67分に失点したものの、川崎FはJ1初出場の宮代をはじめ前線の選手3人を早めに入れ替え、69分に小林が出場すると流れが変わり、74分に長谷川がこの日2本目のゴールを決めて点差を広げた。83分には小林の左足シュートをGKがはじいたこぼれ球を自ら頭で決め、さらに90+5分のアディショナルタイムに追加点を挙げるなど、公式戦初戦を白星で飾った。

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2020年2 月15日 (土曜日)

Jリーグ開幕に向けキックオフカンファレンス:川崎フロンターレなどJ1の18チームが集合

200214kickoff003明治安田Jリーグの開幕を前に2月14日に港区のホテルで「2020Jリーグキックオフカンファレンス」が開かれ、J1の18チームの監督と選手が参加、今シーズンへの決意や意欲を表明した。

写真=ステージに集合したJ1の選手

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握手を交わす川崎Fの田中選手(左)と鳥栖の松岡選手

グランドハイアット東京で催されたカンファレンスは集まった報道陣を前にリーグプレゼンテーションが行われ、ステージには開幕カードで対戦するチームの選手が順次登壇して試合への意欲を表明した。川崎フロンターレからは田中碧選手が登壇、対戦相手となるサガン鳥栖の松岡大起選手と握手を交わした。また、13年ぶりにJ1へ復帰した横浜FCとヴィッセル神戸の対戦では、横浜FCの「キング・カズ」こと三浦知良選手と神戸のアンドレス・イニエスタ選手が登場、大きな注目を集めていた。

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神戸のイニエスタ選手と横浜FCの三浦選手

続いてJリーグの村井満チェアマンが挨拶、「昨年は観客動員数1100万人を初めて超えた。2020シーズンはさらに魅力的なフットボールを届けたい。今季のJリーグはFC今治を新たに迎えて54クラブとなる。(Jリーグには)さまざまな事業があるが、フットボールに関しては『世界で一番ヒトが育つリーグ』をめざしている。選手、監督、コーチ、運営スタッフなどすべての人的財産が世界最高峰のレベルに育つリーグをめざしていきたい。ことしはオリンピックイヤー。日本のフェアで、クリーン、正々堂々と戦う、安心安全なスタジアム、そういう文化そのものを世界に届けたいと考えている」と述べた。
最後に横浜F・マリノスの仲川輝人選手の開幕宣言に合わせて全チームの選手が声を合わせて気勢を上げた。

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握手を交わす(左から)川崎Fの鬼木監督、田中選手、鳥栖の松岡選手、金明輝監督

リーグプレゼンテーションの終了後は、隣接した会場に設けられた各チームのブースで、監督や選手が訪れた報道陣の質問に答えた。
川崎Fのブースでは鬼木達監督が「昨年はリーグタイトルがとれず、まずはリーグタイトルの奪還が目標。4年目を迎え(昨シーズンの反省から)新たなシステムにチャレンジしており、そのためベテランも若手も横並びのフレッシュさでチャレンジしている。練習試合では結果を出せたが、公式戦でどこまで出来るかわからないが、チャレンジすることでチームとして成長していきたい。サポーターからみていておもしろいと言ってもらえる試合をするとともに、選手がポジティブな気持ちになるためには勝利が必要」と今シーズンに向けての抱負を語っていた。
五輪世代として注目される田中碧選手も「もっとチームを背負える選手になりたい。そのために日々成長する必要がある。オリンピック代表は世界で通用するためにもいい経験になるので選ばれるようにしたい」とオリンピックへの意欲をみせていた。

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