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2009年4 月30日 (木曜日)

Jリーグ・川崎が京都サンガに4対1で快勝 : 無失点試合はお預け

090429fron01_2 Jリーグ第8節の試合が4月29日に行われ、川崎はホーム等々力陸上競技場で京都サンガF.C.と対戦。前半17分に先制ゴールをあげた川崎Fは、後半にも次々ゴールを決めて4得点をあげ快勝したが、大量得点の気のゆるみか終了間際のロスタイムに京都にゴールを許し、今季のリーグ戦の初の無失点試合はお預けとなった。

写真=追加点となった63分、移籍後初ゴールに喜ぶFW矢島卓郎(15)とアシストしたFWジュニーニョ(10)

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2009年4 月26日 (日曜日)

アルテリッカしんゆりで5月3日に「どんぐりと山猫」を上演:声とピアノでつづるユニークな朗読劇

Photo 狛江市岩戸北に事務所を持つ山猫合奏団が、しんゆり芸術祭(アルテリッカしんゆり)に参加、5月3日の午後2時から昭和音楽大学北校舎第1スタジオでピアノと朗読によるユニークな舞台「どんぐりと山猫」を上演する。

写真は静岡での公演風景

Photo_2 山猫合奏団は、ピアニストで作曲家の白石准さんが主宰する音楽集団。白石さんは、宮沢賢治の童話「どんぐりと山猫」をモチーフに玉川大学演劇科の卒業制作として1981年に作った。この作品は、ピアノやフルートなどの演奏にあわせ歌うように物語を読む朗読劇だが、音楽をバックに語る一般的な朗読劇とは異なり、セリフの部分が音符と同じ速さで語られ、人間の声も音楽の一部となっているのが特徴だ。
白石さんは、5年ほど前に同じ系統の作品「セロ弾きのゴーシュ」も作曲。大学時代の仲間で、「どんぐりと山猫」に出演するフリー俳優の高山正樹さんがプロデュースして全国各地で公演を行っている。
アルテリッカしんゆり2009の総合プロデューサーふじたあさやさんが、自身の舞台にも出演したことのある高山さんに声をかけ、公演が実現。今回は、白石さんのピアノ、高山さん、楠定憲さん語りによるシンプルな編成で、宮沢賢治の物語の世界をピアノと人間の声による「音楽」で表現する。
入場料はおとな2000円、5歳から中学生まで1000円。
問い合わせは電話03(3489)2246(株)M.A.P. 宇夫方(うぶかた)さん。
山猫合奏団のHPはこちら>

写真左は下関美術館での公演風景
写真提供=(株)M.A.P.

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2009年4 月25日 (土曜日)

川崎市麻生区でドラえもん展 : 原画71点などを展示

090424doraemonten01 川崎市麻生区で「川崎・しんゆり芸術祭2009(アルテリッカ新百合)」(川崎・新百合芸術祭2009実行委員会主催)が開幕、オープニングイベントとして初日の24日に、近くの幼稚園児などを招いて新百合21ホールで芸術祭のプログラムのひとつ「原画で見る藤子・F・不二雄ワールド ドラえもんとそのなかまたち展」のオープニングセレモニーが行われた。

写真=オープニングセレモニーでドラえもんの着ぐるみのポケットに手を入れる幼稚園児と阿部市長(左から3人目)と佐藤忠男アルテリッカ実行委員長

090424doraemonten03 同展は、川崎市、財団法人川崎市文化財団、同祭実行委員会が2011年秋に多摩区長尾の向ヶ丘遊園跡地にオープン予定の藤子・F・不二雄ミュージアムのプレイベントとして催したもの。
会場には、1961年から多摩区寺尾台に住んでいた漫画家の藤子・F・不二雄さんが1967年から83年までに描いた「ドラえもん」「パーマン」「新オバケのQ太郎」「エスパー魔美」などの原画71点を展示。ドラえもんの原画には原画とアニメを比較できる仕掛もあり、28年前に描かれ、ことし放映されたテレビアニメ「タタミの田んぼ」「カムカムキャットフード」も上映されている。
090424doraemonten02_2 また、会場には200冊の藤子さんのまんが本が置かれ、段ボール製のテーブルや畳などをしつらえた漫画を読めるコーナーも設けられており、TV映像コーナーでは「新オバケのQ太郎」「パーマン」を放映している。このほか写真撮影コーナー「どこでもドア」やミュージアムショップもあり、100点以上のキャラクタグッズの販売も行われており、親子で楽しめる。
開場に先立ち、24日午前9時30分からオープニングセレモニーが開かれ、阿部孝夫・川崎市長、映画評論家でアルテリッカしんゆり2009実行委員長の佐藤忠男さん、伊藤善章・藤子プロ社長があいさつ、青葉幼稚園年長組の園児2人とドラえもんの着ぐるみが加わってテープカットが行われた。
090424doraemonten04_2 会場を見て回った阿部市長は「私は鉄腕アトムを読んだ世代ですが、子育て中に家で子どもと一緒にドラえもんやオバケのQ太郎をよく見ました。ドラえもんは時代を超えて受け継がれる作品だと思います」とにこやかに語り、親子で来場した麻生区の中山漫紀さんは「子どものころ早起きが苦手でしたが、アニメ見たさに日曜日は早く起きてテレビでドラえもんやパーマンを見ました。そのころ見た原画はこうだったのかとなつかしさとともに、驚きもありました。子どもも映画で見た原作を覚えていて楽しい展覧会です」と笑顔で話していた。
会期は5月10日まで。時間は午前9時30分〜午後6時(入場は5時30分)。入場料はおとな500円、中高生300円、5歳以上200円。

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2009年4 月24日 (金曜日)

川崎市麻生区でアルテリッカ(しんゆり芸術祭) :ゴールデンウィークは芸術楽しもう

ゴールデン・ウィークは川崎市麻生区の新百合ヶ丘で芸術鑑賞をと、「しんゆり芸術祭(アルテリッカしんゆり)」が4月24日に開幕。5月10日まで小田急線新百合ヶ丘駅周辺の9つのホールで、さまざまなジャンルの音楽や古典芸能、人形劇から一人芝居までさまざまなステージが繰り広げられる。

「アルテリッカ」は、豊かな芸術を表す造語。新百合ヶ丘駅周辺には、昭和音楽大学、日本映画学校、アートセンターなどの芸術の拠点のほか、市民館、新百合21ビルなど大小あわせて9つのホールがある。アルテリッカしんゆりは、芸術のまちづくりを掲げる麻生区でこれらのホールを有機的に結び、文字通り「芸術のまち」であることを広くアピールしようと昭和音大、日本映画学校の関係者や同区内に住む芸術家らが企画した。
麻生区に住む劇作家ふじたあさやさんが総合プロデュース、芸術家や教育機関関係者、川崎市市民文化室職員、多摩区などの大学生らで実行委員会(佐藤忠男実行委員長)を作って運営にあたる。
期間中、各ホールで人形劇、落語、オペラなどトップアーティストが出演する子どもからおとなまで楽しめる20以上の舞台(各プログラムは公式HPで)が繰り広げられる。このほか、アートセンターにある「アルテリオ・シネマ」では、日本映画学校を設立した故・今村昌平監督の作品13本のほか、今村監督の系譜作品を上映する「いまに生きる今村昌平」(4月25日〜5月15日)、日本映画学校では5月3日〜6日まで同校大ホールで卒業生や卒業制作作品を上映する。しんゆり21ホールでは、漫画家の藤子・F・不二雄さんの原画展も催されている。
一部の作品はチケットが完売しているが、当日券もある。
問い合わせは電話044(952)5024川崎・しんゆり芸術祭実行委員会事務局。

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2009年4 月22日 (水曜日)

川崎がセントラルコースト・マリナーズに勝利 : 2試合残し、ACLラウンド16に進出決める

090421fron02 アジアのサッカークラブチャンピオンをめざす川崎は、4月21日にホーム等々力競技場でAFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)第4戦のセントラルコースト・マリナーズFC(オーストラリア)と対戦、2対1で勝利した。川崎FはH組の他の試合が引き分けだったため、グループリーグ2試合を残しトーナメント形式のラウンド16に進出を決めた。

写真=決勝ゴールを決めたレナチーニョ(34)を喜びを分かちあう谷口(29・中央)とジュニーニョ(10・右)

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2009年4 月19日 (日曜日)

Jリーグ・川崎が大宮に逆転勝ち : 勝率5分に

090418_fron01 Jリーグ第6節が4月17日、18日に行われ、川崎は18日にホーム等々力陸上競技場で今季リーグ戦無敗の大宮アルディージャと対戦した。川崎Fは前半に、大宮に先制点を与えたが、後半に3得点を上げて3対1と逆転、リーグ戦2勝目を上げ、勝率を5分に戻した。ホームで大宮に土を付けたのは2007年以来3年ぶりで、川崎のサポーターを喜ばせた。

写真=川崎FのMF谷口の逆転に喜ぶイレブン

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2009年4 月 9日 (木曜日)

狛江市の市民団体が4月14日に「いのちの作法」上映会

狛江市の市民団体「地域福祉を考える会」が、社会福祉の原点について考えようと、4月14日に西河原公民館のホールで話題の記録映画「いのちの作法—沢内『瀬有為名行政』を継ぐ者たち—」の上映会を催す。上映は2回で、いずれも上映後に小池征人監督のトークが行われる。

この映画は、岩手県北上地方出身で日本映画学校卒業生の双子の兄弟都鳥拓也・伸也さんが、昭和30年代に全国に先がけて老人医療無料化などを行った岩手県沢内村(現・西和賀町)の村長の取り組みを記録した及川和男著の「村長ありき」(れんが書房新社)を読み感銘、2005年から岩手県の寒村に調査に入った。都鳥兄弟は、この記録をなんとか映画にしようと、映画学校で指導を受けた恩師のプロデューサー武重邦夫さんに相談、白神山地の記録映画を制作した小池監督が2年以上の歳月をかけ2008年11月に完成、全国で上映会が企画され大きな話題を集めている。
内容は、内容1960年代に日本一の保健・医療・福祉の村となった岩手県旧沢内村(西和賀町)。“生命尊重”を村是とし、命を慈しむその理念は若い世代にも脈々と受け継がれている。いのちに格差はない、と奮闘する西和賀町の人々の今を描く記録映画。
同会では、狛江市内に住む65歳以上の岩手県出身者を各会10人(先着)無料招待する。
入場は、前売り1000円、当日1200円。 問合せは03(3430)1302櫻井さんまたは03(3430)5020河西さん。

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2009年4 月 6日 (月曜日)

二ヶ領せせらぎ館で多摩川桜のコンサート:花と音楽が競演、津軽三味線のパフォーマンスなど楽しむ

090404sakuraconcert12 川崎市多摩区宿河原の二ヶ領せせらぎ館で4月4日、多摩川桜のコンサートが催され、多摩川へ花見に訪れた人など数百人が津軽三味線や地元のストリートミュージシャンの演奏、中学生のチアダンスなどを花と音の競演を楽しんでいた。

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090404sakuraconcert05 このコンサートは二ヶ領せせらぎ館を管理・運営しているNPO法人多摩川エコミュージアム(北島信夫代表理事)と川崎市環境局緑政部多摩川施策推進課が催しているもので、ことしで5回目。ことしは同館の開館10周年事業の一環として行われた。
この日は遅れていたサクラがほぼ満開となり、穏やかな好天にも恵まれたため、多摩川堤防や二ヶ領用水は朝から花見に訪れる人の波が続く、絶好の花見日和となった。このため、午後1時から同館前ひろばで始まったコンサートも多摩川を訪れた人が次々と足を止めて聴き入り、用意したイスが足りなくなるほどで、数百人が出演者の周りに輪をつくった。
午後1時からのコンサートでは稲田中学校チアダンス部が若さいっぱいのチアダンスを披露。続いて多摩区内のストリートミュージシャンのグループ「Haru Camera」が自作の歌を中心に演奏した。区内の「amino」の幼児から小学校低学年の子どもたちがかわいいダンスを繰り広げた。
この日のメインとなる津軽三味線のパフォーマンスユニット「セ三味ストリート」の2人は見事な演奏に加え、バチの代わりに包丁やフライ返し、キューピーの人形を使ったり、肩車をして2人で演奏するなどユーモアにとんだパフォーマンスを披露、聴衆からは盛んな拍手や笑いがあがっていた。
会場には阿部孝夫・川崎市長も訪れ、「川崎は音楽のまちをめざしているが、こうしたなごやかなコンサートがもっと開かれるといいですね」などと話していた。

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2009年4 月 5日 (日曜日)

Jリーグ4節・川崎がリーグ戦初勝利 : 名古屋グランパスに逆転

090404fron01 Jリーグ第4節の試合が4月4日と5日に行われ、第1日程の川崎は、ホーム等々力陸上競技場で名古屋グランパスと対戦。川崎Fは先制点を奪われたものの、すぐに追いつき追加点を重ねて3対1と逆転で名古屋を降し、等々力緑地の桜の満開にあわせるように自慢の得点力が一気に花開き、リーグ戦初勝利をあげた。

写真=29分に逆転のゴールを決めて喜ぶ谷口博之選手(手前、背番号29)とアシストした寺田周平選手(撮影 : 山本真人

今季の川崎Fは、システムを進化させ大敗はしていないがスタートダッシュの波に乗れず、アジアクラブチャンピオンリーグのホーム試合には勝ったものの、リーグ戦は2分1敗と未勝利。一方の名古屋はアジアチャンピオンズリーグ、リーグ戦とも負けなしで好調なスタート。
090404fron03 試合は、開始早々から激しい攻防が続き、23分に名古屋MFマギヌンに先制のゴールを許したが、その1分後に川崎Fのヴィトールが同点ゴールをあざやかに決めふりだしに戻した。攻撃のリズムをつかんだ川崎Fは、29分のコーナーキックのチャンスにDF寺田周平が頭で合わせたボールをMF谷口博之がヘディング。谷口がボールの行方を見定めた球は、弧を描いてGK楢崎の頭上を越えゴールネットを揺らし、早い時点で逆転しスタンドを埋めた川崎Fのサポーターをわかせた。その後もすばやい攻防が続くが前半を1点リードで終了。
後半、雨がぱらつくなか、前半と同様の素早い動き出しで激しい攻防が続き互いに DF陣とGKが体を張ってゴールを守る。61分に後半から出場した川崎FのMF横山知伸が相手から奪ったボールをFW鄭大世がダメ押しのゴール、2点差にして試合を優勢にした。意地を見せる名古屋は攻撃陣を次々投入して反撃を繰り返すが、川崎Fが高い守備意識で守りきり、初勝利を手に入れた。
谷口の逆転ゴールでガッツポーズを魅せた関塚監督は、試合後の会見で「リーグ戦の初勝利を等々力で、サポーターと共に喜べたことに満足しています。先取点を取られましたが、すぐに同点にできたことが流れをもう一度こちらにもってこれた要因だと思います。これから連戦が続きますが、今日のサッカーをベースに一戦一戦選手と共に勝利に向けて戦って行きたいと思います」とにこやかな表情で語った。
090404fron02 試合前には、メインスタンド前で、2008年秋から競技場の改修について署名活動などを続けていた「等々力陸上競技場の全面改修を推進する会」の斎藤文雄会長が、20万を超える署名により川崎市議会で主旨採択されたことなどを報告、署名のお礼を述べた。
チームの主力メンバーは、翌日夕方にアウェイのACLに向け、オーストラリアに出発した。
次のリーグ戦ホーム試合は、第6節の4月18日16時キックオフで、大宮アルディジャと対戦する。

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2009年4 月 4日 (土曜日)

川崎市多摩区の生田浄水場でお花見開放 : サクラの下でミニコンサートも実施

川崎市水道局が4月4日と5日にサクラの名所として知られる多摩区生田の生田浄水場配水池の一部を花見客のために限定開放、5日には市内に住むミュージシャンによるお花見コンサートを催す。

同浄水場は、丘陵地に配水施設があり約70本のサクラが植えられている。1999年から毎年花見シーズンの週末に限定して施設を開放、多くの花見客が散策に訪れ、のんびりと憩いのひとときを過ごしている。同浄水場によると、サクラは頂上の芝生広場は5、6分咲き、広場へのアプローチ道路や斜面値はみごろという。
コンサートは、丘陵地頂上の芝生広場で午前10時、11時30分、午後1時、2時30分の4回で演奏時間は各30分。午前の部は2008年7月の「KAWASAKI STREET MUSIC BATTTLE 2」決勝進出した村上通さんのギターの弾き語り。午後の部は東京・横浜のジャズクラブなどのほか読売ランド駅前コーンサートのリーダーでジャズピアニストの出口誠さんとテナーサックスの吉本章紘さんのジャス演奏。
開放時間は、午前9時から午後4時。飲料水の貯水する施設のため、主催者は解放区以外の立ち入りと車での来場、火気とペットの持ち込みは遠慮してと呼びかけている。交通は、JR南武線中野島駅徒歩25分、小田急線生田駅20分。
雨天決行。
問い合わせは電話044(944)2131生田浄水場。

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