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2022年2 月23日 (水曜日)

Jリーグ開幕・川崎フロンターレはFC東京に1対0で白星発進

220218frontale002Jリーグが2月18日に開幕、川崎フロンターレは初日の18日に川崎市中原区の等々力陸上競技場でFC東京と対戦した。試合は両チームのキーパーがビックセーブを何度も見せるなど緊迫した展開だったが、川崎Fが81分にFWレアンドロ ダミアン(#9)がヘディングで決めたゴールを守り切り1対0で勝利、開幕戦を白星で飾った。

写真(撮影 : いずれも山本真人)=試合終了直後に喜び合うFWダミアン(#9)とFW遠野大弥(#19)

220218frontale001リーグ開幕戦唯一のゲームとなったこの試合は「第39回多摩川クラシコ」と名付けられた多摩川を挟むダービーマッチ。川崎Fは12日のFUJI FILM SUPER CUPで浦和レッズに敗戦しており、連敗は避けたいところ。一方のFC東京は指揮官が替わり、プレースタイルの浸透が気になるところだ。互いに選手やスタッフから新型コロナウイルスの感染者が出るなど影響が心配された。
試合は、立ち上がりは川崎Fのリズムだったが、次第にF東京が攻勢に転じ、守護神GKチョン ソンリョン(#1)が2本のビッグセーブでゴールを守り(写真右)、前半を0対0で折り返した。
後半の立ち上がりも東京Fの攻勢が続き、56分にはベテランDF長友佑都(#5)の投入でさらに勢いを増し、60分にはFW永井謙佑(#11)がゴールネットを揺らしたが、オフサイドで事なきを得た。流れを変えたい川崎Fは62分にMFチャナテップ(#18)とFWマルシーニョ(#23)に替え、MF塚川孝輝(#3)とFW知念慶(#20)を入れ、76分にはMF脇坂泰斗(#14)からFW遠野大弥(#18)に交替、これが功を奏した。79分に遠野のシュートは阻まれたが、これで得た左コーナーキックで遠野のクロスボールをダミアンが頭で合わせようやく先制ゴールが決まった。その後、川崎FのDF車屋紳太郎(#7)が相手選手とぶつかり肩から落ち担架で運ばれるアクシデントがあり、7分と長めのアディショナルタイムにF東京の猛反撃にあったが、ソンリョンをはじめとする川崎Fの体を張った守備で守り切り、無失点で勝利を引き寄せた。
金曜日のナイターにもかかわらず両チームのサポーター17,544人が観戦、試合前には川崎F26周年に合わせた健康センターやスーパー銭湯の営業で人気グループとなった「026(おふろ)サポーター 純烈」がキックオフパフォーマンスやハーフタームでミニコンサートを行い、客席はサッカーゲームでは珍しいペンライトで盛り上がった。
次回の等々力陸上球技場のホームゲームは3月2日(第10節)19時から浦和レッズと対戦する。

 

 

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FUJI FILM SUPER CUP・川崎フロンターレは浦和レッズに敗戦: 連覇ならず

220212frontale-2Jリーグ開幕前の2月12日、横浜市港北区の日産スタジアムでFUJI FILM SUPER CUPが行われ、昨年リーグ優勝の川崎フロンターレと天皇杯優勝の浦和レッズが対戦した。試合は浦和のFW江坂任(#33)に7分に先制を許し、81分にも江坂の追加を決められ、0対2で敗戦、スーパーカップの連覇はできなかった。

写真(撮影 : いずれも山本真人)=準優勝の賞金を受け取る川崎フロンターレのメンバー

川崎Fのスーパーカップ出場は、名称は変わったものの、昨年に続き4度目。初出場の2018年はセレッソ大阪に2対3で敗戦、2019年は浦和レッズに1対0で勝利、2021年はガンバ大阪に3対2で勝利しており、シーズン最初の公式戦であるカップ戦連覇でリーグ開幕に向けて弾みをつけたいところだ。
コロナウイルスのオミクロン株がまだ猛威をふるっており入場制限が行われたものの、競技場は両チームのサポーターら18,558人が入場した。
220212frontale-4川崎Fは、20年に引退した中村憲剛さんがつけていた14番を受け継いだMF脇坂泰斗のほか、補強の目玉のチャナテップ(#18)がFW起用(写真右)、昨シーズン負傷に泣いた大島僚太(#10)に加えて、昨シーズンの主力組がスタメン起用された。一方、複数のベテランが退団した浦和は、昨シーズンの中心220212frontale-3選手のほか、7人の新加入選手がメンバー入りを果たした。
試合は、立ち上がり直後に浦和が先制(写真右下)。川崎Fは浦和の強いプレスに苦戦してなかなかチャンスを作れず、前半を0対1で折り返した。川崎FはハーフタイムにMFジョアン シュミッチ(#6)を下げてFWマルシーニョ(#23)を投入、システムを替えて攻撃を強化したが、浦和の固い守りを崩せず、反対に江坂の前線への素早い動きに川崎Fの守備陣が対応しきれず、この日2点目のゴールを決められた。その後も浦和に押し込まれる展開が続いたが、得点を決められず完封負けを喫した。

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