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2022年2 月23日 (水曜日)

FUJI FILM SUPER CUP・川崎フロンターレは浦和レッズに敗戦: 連覇ならず

220212frontale-2Jリーグ開幕前の2月12日、横浜市港北区の日産スタジアムでFUJI FILM SUPER CUPが行われ、昨年リーグ優勝の川崎フロンターレと天皇杯優勝の浦和レッズが対戦した。試合は浦和のFW江坂任(#33)に7分に先制を許し、81分にも江坂の追加を決められ、0対2で敗戦、スーパーカップの連覇はできなかった。

写真(撮影 : いずれも山本真人)=準優勝の賞金を受け取る川崎フロンターレのメンバー

川崎Fのスーパーカップ出場は、名称は変わったものの、昨年に続き4度目。初出場の2018年はセレッソ大阪に2対3で敗戦、2019年は浦和レッズに1対0で勝利、2021年はガンバ大阪に3対2で勝利しており、シーズン最初の公式戦であるカップ戦連覇でリーグ開幕に向けて弾みをつけたいところだ。
コロナウイルスのオミクロン株がまだ猛威をふるっており入場制限が行われたものの、競技場は両チームのサポーターら18,558人が入場した。
220212frontale-4川崎Fは、20年に引退した中村憲剛さんがつけていた14番を受け継いだMF脇坂泰斗のほか、補強の目玉のチャナテップ(#18)がFW起用(写真右)、昨シーズン負傷に泣いた大島僚太(#10)に加えて、昨シーズンの主力組がスタメン起用された。一方、複数のベテランが退団した浦和は、昨シーズンの中心220212frontale-3選手のほか、7人の新加入選手がメンバー入りを果たした。
試合は、立ち上がり直後に浦和が先制(写真右下)。川崎Fは浦和の強いプレスに苦戦してなかなかチャンスを作れず、前半を0対1で折り返した。川崎FはハーフタイムにMFジョアン シュミッチ(#6)を下げてFWマルシーニョ(#23)を投入、システムを替えて攻撃を強化したが、浦和の固い守りを崩せず、反対に江坂の前線への素早い動きに川崎Fの守備陣が対応しきれず、この日2点目のゴールを決められた。その後も浦和に押し込まれる展開が続いたが、得点を決められず完封負けを喫した。

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