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2022年6 月27日 (月曜日)
狛江市長に松原俊雄氏が大差で再選:「魅力ある町づくり」へ意欲
任期満了に伴う狛江市長選挙は6月26日に投票が行われ、即日開票の結果、現市長の松原俊夫氏(70)=自民党、公明党推薦=が、無所属新人の周東三和子氏(75)=共産党、社民党推薦=を破り、2期目の当選を果たした。得票数は松原氏21,451票、周東氏は7,997票で、13,000票余りの大差となった。
写真=支持者とばんざいをする松原氏(左から2人目)と妻の恵美子さん(左端)
得票数は松原氏が前回より3,600票余り伸ばしたのに対し、周東氏は告示直前になって立候補表明するなど出遅れが響き、前回の市長候補田中とも子氏の得票より4,700票余りも減らす結果となった。
市長選は、4年間の実績と2期目の公約として都内で一番犯罪の少ない安心で安全なまち、デジタル社会に適応する市役所、電子図書など時代に合った新図書館作りを訴える松原氏に対し、周東氏は中央図書館の分割・移転は中止し現在の図書館を充実させる、助けてと言えるまち、それにこたえる街の実現を訴えた。
当選した松原氏は猛暑の中を戦った疲れも見せず、支持者たちと万歳をして喜びながら「2万票を目標にしてきたが、みなさんが支援してくれた結果で感謝している。『大丈夫』という声も多かったが、私自身は大丈夫な戦況ではないと思っていました」「選挙期間中に、特に就学前の子育て世代の方をはじめ、多くの市民と話をすることができたことが良かった」「4年間の実績のうち、特に水害対策と新型コロナウイルス対策のワクチン接種のスピードの速さなどが報道され、自分の町の評価が高まったことを喜ぶ市民が多かった」と勝因を分析。「市民に向けて、この町を愛し、誇りを持ってもらうために、未来を見据えたまちづくり、発展・成長できるようにしていきたい」「生まれる時から育てるところまで、子どもに対する政策をしっかり行う。市民から選ばれる自治体となる魅力ある町づくり」などを実施したいと2期目への抱負を語っていた。
一方、周東氏は「力及ばず残念な結果になりましたが、立候補を表明してから多くの人に声を掛けられ、応援の言葉をもらいました。図書館問題についてはこれからも訴え続け、市民の声を聴く市政をつくるためにがんばります」と語っていた。
2022-06-27 in 06)政治, a) 狛江市のニュース | Permalink