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2021年9 月 9日 (木曜日)
ルヴァンカップ準々決勝第2戦、川崎フロンターレ準決勝進出逃す:浦和と終了間際の同点劇
ルヴァンカッププライムステージ準々決勝第2戦の4試合が9月5日に行われ、川崎フロンターレは川崎市中原区の等々力競技場で浦和レッズと対戦した。川崎Fは浦和に先制を許したものの、着実に加点して一時は2点差にリードを広げたものの、アディショナルタイムに追い付かれ、アウェイゴールで上回る浦和が準決勝進出を決めた。終了間際の同点劇に、ベスト4を確信していたサポーターからは悲鳴に近いため息が上がっていた。
写真(いずれも山本真人)=94+4分、浦和の槙野智章(#5)の同点ゴール
アジアチャンピオンズリーグに出場している川崎フロンターレは、ルヴァンカップには準々決勝から参戦。9月1日の第1試合はアウェイの浦和駒場スタジアムで浦和と対戦した。浦和に先行されたものの、FW家長昭博(#41) が72分にPKを決めて1対1の引き分けに持ち込んだ。ただし、この試合でDFのジェジエウ(#4)と車屋紳太郎(#7)が負傷。8月18日の天皇杯4回戦で守備の要のDF谷口彰悟(#5)、8月25日にはサイドバックもこなすユーティリティープレイヤーのFW旗手怜央(#41)と負傷者が続出、さらに右センターバックのDF山根視来(#13)が日本代表に選出されたため、守備陣を中心に選手のやりくりが困難になっている。
約3カ月ぶりのホームゲームとなったこの試合は、新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言の発出による入場制限で、川崎のサポーター4,936人が観戦した。
試合は、浦和が前半6分にFW江坂任(#33)が先制したが、40分にFWレアンドロ ダミアン(#9)のゴールで前半のうちに追い付いた。後半に入って77分にDF山村和也(#28)が勝ち越し、83分にはMFジョアン シミッチ(#&)のヘディングシュートでリードを2点差に広げ、勝利は確実と思われた。しかし、ここから浦和の逆襲が開始、87分にFWキャスパー ユンカー(#7)のゴールで1点差に迫ると、アディショナルタイムの90+4分に、交代して入ったばかりのDF槙野智章(#5)のゴールで同点に追い付き、そのまま試合終了。
その結果、アウェイゴール数で上回る浦和がベスト4に進出、川崎Fの2年振りの優勝はならなかった。
次のホームゲームは、9月26日リーグ戦第30節で17時から湘南ベルマーレと対戦する。
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