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2021年3 月 3日 (水曜日)
Jリーグ開幕 : 川崎フロンターレは2対0で横浜F・Mを完封 、9年ぶりホーム開幕勝利
Jリーグが2月26日に開幕した。川崎フロンターレは26日に川崎市中原区の等々力陸上競技場で横浜F・マリノスと対戦、前半にFW家長昭博(#41)が決めた2ゴールを守り、2対0で完封勝利した。川崎Fがホーム開幕戦で勝利したのは2012年以来9年ぶり。
写真=21分、家長が先制ゴール(撮影 : 山本真人)
神奈川ダービーとなった開幕戦。川崎Fは、ホーム開幕戦を2013年から毎年引き分けており、この日は勝ち切る事が課題。20日のゼロックススーパーカップでガンバ大阪と対戦、一足早く公式戦を戦ったが、先制しながら後半G大阪に追い付かれるなど、守備面の問題点を克服することが課題。
一方の横浜F・Mは昨年2回とも1対3で敗戦しており、今シーズンこそダービーで白星をあげたいところだ。
試合は立ち上がりから川崎Fがボールをキープしてチャンスを作るが相手GKのファインセーブに阻まれていた。しかし、21分にDF山根視来(#13)のヒールパスに家長がすかさず反応、豪快にゴールを決めて先制した。家長は43分にもドンピシャのヘディングで2点目を決め(写真左)、前半を2対0で折り返した。
横浜F・Mはハーフタイムに選手を2人替えてシステムを変更したのが功を奏し、ボールを保持する時間が増えたが、川崎Fの守備陣が落ち着いてセーブ(写真左下)。川崎Fは64分に新加入のMFジョアンシュミッチ(#6)に替え、大卒期待のルーキーMF橘田健人(#22)を投入(写真右)した。さらに3点目を狙って76分、88分に前線の選手なども入れ替えたがゴールを奪えなかった。
コロナの影響で試合時間を1時間早め、観客5,000人以下でアウェイサポーターは入場できないなど、開幕を待ちわびたファンには寂しいスタートだったが、入場した4,868人の川崎サポーターは手拍子で選手を励ましていた。
試合前には川崎市出身で日航機事故で亡くなった坂本九さんの生誕80年にちなみ、妻の柏木由紀子さんを招いてキックオフセレモニを行ったほか、福田紀夫川崎市長がビデオメッセージで「リーグ連覇とACL(アジアチャンピオンズリーグ)の優勝に向けてみんなで応援しよう」と挨拶した。
次のホーム試合は3月3日18時から11節で、古巣に戻って開幕戦でゴールを決めた大久保嘉人擁するセレッソ大阪と対戦する。
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