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2018年11 月27日 (火曜日)

川崎フロンターレがリーグ2連覇を達成

181110frontale-5川崎フロンターレが11月10日、2年連続、2度目のリーグ優勝を果たした。
川崎Fはこの日、アウェイの大阪市のヤンマースタジアム長居で行われた第32節の試合でセレッソ大阪に2対1で敗れたものの、同時に行われた試合で2位のサンフレッチェ広島もベガルタ仙台に敗けたため、2試合を残して優勝が決まった。

写真=アウェイに駆けつけたサポーターの前で記念写真

181110frontale-4川崎Fは前節終了時点で広島との勝ち点差を7と引き離し、32節で勝てば広島の結果に関係なく優勝、また広島が引き分け以下の場合も優勝が決まる。このため優勝の瞬間を見ようと川崎から長居スタジアムへ多くのサポーターがかけつけてスタンドから熱い声援を送った。
川崎Fは前節の柏レイソル戦で負傷したFW小林悠(#11)が欠場、副主将のDF谷口彰悟(#5)がキャプテンマークを巻いた。ケガで2試合欠場していたDF車屋紳太郎が(#7)に加えて、前節欠場したGKチョン ソンリョンと大島僚太(#10)が先発出場した。
試合は、立ち上がりは川崎Fがボールを支配したものの動きに固さがみられ、C大阪の守備に阻まれ効果的なチャンスは生まれなかった。前半の終了間際にC大阪に押し込まれる場面もあったが、守備陣が守り切って前半をスコアレスドローで折り返した。
181110frontale-3後半も川崎Fがボールを支配したが、55分にC大阪が速攻から川崎Fの守備をかわしてゴールを決め先制した。川崎Fも相手陣内にボールを運ぶもののC大阪に攻撃を阻まれていたが、89分にペナルティーエリアでFW知念慶(#20)が相手GKとぶつかって倒され、PKを得た。これをMF家長昭博(#41)が落ち着いて決め(写真左上)
、同点に追い付いつくと、川崎Fのサポーターの歓声と拍手でスタンドはわきたった。しかし、ホームのC大阪も意地を見せ、終了間際の90+4分に途中交代のMF山村和也(#24)が劇的なゴールをあげて2対1で勝ち越した(写真右)。優勝はお預けかと思われたが、試合終了直後に広島敗戦の知らせが伝わり、ピッチ上の川崎Fの選手たちは互いに抱き合って喜びを爆発させていた。
181110frontale-7その後に優勝のセレモニーが開かれ、昨年のレプリカに代わってことしは本物の優勝のシャーレが村井満チェアマンから谷口に手渡された。
記念撮影には、特製の金の衣装で身を包んだふろん太とカブレラも登場、サポーターたちの注目を集めていた。セレモニーの後、キャプテンの小林悠は「この試合は良くなかったが、1年間の積み重ねで優勝できたことが誇り」とサポーターに挨拶、スタンドからは大きな拍手が送られていた。

181110frontale-12連覇達成に対し福田紀彦川崎市長は「優勝おめでとうございます。昨シーズンの初優勝に続き見事連覇を成し遂げられたこと、たいへん嬉しく心から誇りに感じています。
川崎フロンターレの活躍は街に元気を与え、151万市民に喜びと希望を与えてくれます。これからも素晴らしいプレーで私たちを魅了し、川崎市を大いに盛り上げていただけることを願っています」とのコメントを送った。

川崎市と川崎フロンターレ連携・魅力づくり事業実行委員会は12月9日に川崎市役所周辺で優勝パレードを催す。
ルートは川崎市役所第三庁舎前から川崎駅前東交差点を経て川崎駅前南交差点まで。10時55分に第三庁舎前で出発式を行った後、11時20分頃に出発、約30分間パレードする予定。ルート上の道路は交通規制が実施される。
パレードの問い合わせは☎044-200-3723川崎市市民文化局スポーツ室。

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