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2018年6 月17日 (日曜日)
高橋・狛江市長辞職:太田久美子議員(無所属)のコメント
セクハラ疑惑で揺れた高橋都彦・狛江市長の6月4日の辞職に対する太田久美子議員(無所属)のコメントは次の通り。
高橋前市長のセクハラ問題について
高橋前市長は5月22日に4人の被害者が実名で抗議文を提出したことを受け、6月4日に辞職しました。高橋前市長は、同様の疑惑が出た他の自治体の首長とは違ってセクハラを認めないだけでなく何度も職員に責任を押し付けようとするなど、卑怯(ひきょう)で往生際の悪さが際立っていました。また、高橋前市長のセクハラは絶対的に優位な立場を利用して卑劣な行為を行うというパワハラと一体化したセクハラだったことから、仕事を辞める覚悟がなければセクハラを拒むことも、またセクハラ行為を止めることもできなかったのだと思います。
狛江市には「ハラスメント防止指針」がありますが、特別職の市長、副市長、教育長に限っては、酷(ひど)いセクハラを行ったとしても一切処罰を受けることはありません。高橋市長はその指針の不備を利用してセクハラ行為を繰り返していたと言われても仕方ないと思います。
議会には行政をチェックするという重要な責務がありますが、高橋市長のセクハラ問題ではこれが機能しなかったことで被害者が実名で抗議せざるをえなくなったのだと思います。議会を構成する議員の一人として大変申し訳なく思います。
今、セクハラは世界でも日本でも大きな社会問題となっています。セクハラを受けた被害者がバッシングを受けながら、また、職を賭して加害者に立ち向かわなければならないというのはおかしいと思います。私はセクハラは人権侵害であり暴力だと考えています。私は今後もセクハラやパワハラのない社会の実現を使命として取り組んでまいります。
2018年6月4日 太田久美子
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