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2018年1 月13日 (土曜日)
川崎駅前で富士通フロンティアーズの優勝祝勝会:道行く人も2連覇祝福、市スポーツ特別賞も授与
アメリカンフットボール日本一に2年連続で輝いた富士通フロンティアーズの優勝祝勝会が1月9日、川崎駅東口の川崎ルフロン シンデレラステップスで催され、参列した藤田智ヘッドコーチや選手たちに盛んな祝福の拍手が送られていた。また、福田紀彦・川崎市長から川崎市スポーツ特別賞が贈られた。会場の周辺は勤め帰りや買い物に訪れた人も多く、足を止めてフロンティアーズの優勝を祝福していた。
写真=スポーツ特別賞の記念トロフィーを宜本主将に贈る福田市長
富士通フロンティアーズは、12月18日に社会人王者を決める「JAPAN X BOWL(第31回アメリカンフットボール日本社会人選手権・Xボウル)」でIBMビッグブルーを倒したのに続き、1月3日の第71回ライスボウルで学生王者の日本大学フェニックスを破り、2年連続3回目の優勝を果たした。祝勝会は、多くの市民とフロンティアーズの日本一を喜び合おうと催されたもので、宜本潤平主将をはじめコービー キャメロン、ジーノ ゴードン、中村輝晃クラーク、西村豪哲、高橋伶太ら主力選手12人が出席した。
席上、福田市長から宜本主将にスポーツ特別賞の賞状、ガラス製の記念トロフィー「燦」が手渡された。
福田市長は「新年早々明るい話題を届けていただいた選手の皆さん、ほんとうにありがとうございます。昨年の川崎フロンターレ優勝に続いて、ことしは富士通フロンティアーズが川崎市に最高のプレゼントをしてくれました。次は3連覇に向けて、富士通フロンティアーズの強さを、市民の皆さんに、そして日本中に届けていただきたい」と祝福した。
これにこたえて藤田HCが「みなさんの応援のお陰でチーム史上初の2連覇を達成できました。年末の川崎フロンターレの優勝は衝撃でした。特に中村憲剛選手のあの涙には心が震え、ぼくらもがんばらなあかんなという力をいただきました。ことしは追われる立場になりますが、ぜひ3連覇をめざしますので声援をよろしくお願いします」と挨拶。また宜本主将は「これまで(主将)はベテラン続きでしたが、若手も多くなってきたので、若手とベテランの融合を意識して1年間やってきました。実際にベテランが引っ張るところ、若手がいきいきとできるところがあったので、無事日本一になれたと思います」と振り返っていた。
選手の中にはライスボウルで対戦した日大フェニックスの出身も多く、日大出身の中村選手は「両方が勝ち上がってしか試合ができないので、特別な時間を楽しませていただいた。来年もやれるのであれば幸せです」と語り、藤田HCは「(かつて痛い目にあったので)日大はできれば対戦したくない相手だった。ぼくは昔の日大をイメージしてましたし、とにかく一生懸命やることが日大に対するリスペクトだと思いました」と話していた。
2018-01-13 in 07)文化・芸術, b) 川崎市のニュース, b7) 川崎市川崎区, スポーツ | Permalink