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2017年12 月23日 (土曜日)
アメフトXボウル:富士通フロンティアーズが2連覇、IBMビッグブルーを大差で下す
アメフトの社会人日本一を決める「JAPAN X BOWL(第31回アメリカンフットボール日本社会人選手権・Xボウル)」が12月18日に東京ドームで行われ、富士通フロンティアーズとIBMビッグブルーが対戦した。富士通は試合開始直後の14秒にキックオフタッチダウンを決めるなど9本のタッチダウン(TD)を決め、Xボウル史上最多の63対23で大勝、2年連続3度目の社会人王者に輝いた。1月3日に同じ東京ドームで催されるライスボウルで学生チャンピオンの日本大学フェニックスとアメフト日本一をかけて対戦する。
写真=優勝トロフィーを掲げる富士通の宜本潤平キャプテンら
富士通はXボウルに5年連続9回目の出場で、初の連覇をめざした。IBMは3年ぶり2回目の出場で初優勝をめざした。両チームのXボウルでの対戦は2014年以来2度目で、前回は44対10で富士通が初優勝、IBMはリベンジを目標にしていた。観客席には22,953人が埋まり、熱心な応援合戦を繰り広げた。
試合は、富士通が第1クオーター(Q)14秒にIBMのキックをキャッチしたワイドレシーバー(WR)猪熊星也(#84)がIBMの守備を振り切って99ヤードを走り抜け、キックオフリターンTDを奪った。直後にIBMも反撃、TDで同点に追い付いたが、富士通はクオーターバック(QB)コービーキャメロン(#3)からパスを受けた強盛(#1)と福井雄哉(#89)の2人のWRが相次いでTDを決め、21対7とリードした。
第2Qは富士通のファンブルで攻撃権を得たIBMが4分47秒にフィールドゴール(FG)を決めて点差を縮めたが、富士通がQBキャメロンとWR中村輝晃クラーク(#81)のホットラインコンビと、守備陣によるインターセプトTDを決め、35対13と大きくリードして前半を終えた。
第3Qは開始46秒にIBMがTDを決めて反撃ムードとなったが、キャメロンの確実なパスで2本のTDを決めてリードを広げ、その後の相手攻撃をFGでしのいだ。終了間際にはディフェンシブバック(DB)アルリワン アディヤミ(#40)が自陣エンドゾーンでIBMボールをインターセプト、追加点を阻んだ。
第4Qでも富士通は2本のTDを決めてさらに点差を広げ、終了間際には自陣に迫られたものの守備陣が守り抜き、無失点で第4Qをしのぎ、IBMに40点の差を付けて勝利を手中にした。
大会のMVPには富士通のWR中村輝晃クラーク(#81)が選ばれた。
2017-12-23 in 02)イベント・催事, b) 川崎市のニュース, スポーツ | Permalink