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2016年4 月11日 (月曜日)

J1・川崎フロンターレがサガン鳥栖に1対0 : 終了間際、大久保嘉人の歴代最多159ゴールで首位に

160410furonntale 02明治安田生命J1第6節の9試合が4月10日に各地で行われ、川崎フロンターレは、川崎市中原区の等々力陸上競技場で15時からサガン鳥栖と対戦した。2位の川崎Fは、鳥栖の堅守とハードワークに手こずりスコアレスドローの状態が続いたが、終了間際の90+4分にFW大久保嘉人(#13)が、歴代最多となる通算159点目のゴールを決めて劇的に勝利。
前節1位の浦和レッズが横浜F・マリノスと引き分けたため、リーグ戦唯一負けなしの川崎Fは1試合で首位に返り咲いた。

写真(撮影 : 山本真人)=90+4分、ゴールを決めて喜びを爆発するFW大久保嘉人選手(#13)

 

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前半、鳥栖GKが好セーブ

サクラが少し残る暖かな競技場には、18,402人が観戦。
川崎Fは3節に158ゴールを上げた後、足の痛みを訴え前節は途中出場だった大久保が先発、ケガのMF大島僚太(#10)も先発に復帰、MF登里亨平(#2)が久々に先発出場を果たした。
試合は、川崎Fがボールをつなぐものの鳥栖が高い位置から激しいプレスを掛ける様相で立ち上がりから一進一退の激しい攻防が続いた。前戦になかなかボールが運べない川崎Fは、前半途中でトップ下のMF中村憲剛(#14)がボランチに下がり大島が右サイドとシステムを変更、さらに41分には大島を下げてMF田坂祐介(#6)を送り出した。しかし前半だけで川崎Fが5本、鳥栖は9本のシュートを打つなどチャンスはつくるものの、相手GKや守備陣の好守でフィニッシュが決まらず、前半を0対0で折り返した。

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後半開始直後、ピンチのしのぐ川崎守備陣

後半開始直後の鳥栖の激しい攻撃をしのいだ川崎Fは、徐々にリズムをつかんで前戦へボールを運ぶ回数が増えたものの、シュートがなかなか枠に飛ばずない状態が続いた。川崎Fは72分に登里に変えDF武岡優斗(#17)、83分にはエドゥアルド ネット(#21)に変えてMF原川力(#22)を送り出した。その間、鳥栖にペナルティエリア前でFKを与え、守備陣がゴール前のピンチをしのいた。

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勝利に繋がったFW小林悠(#11)のクロスボール

3分のアディショナルタイムが表示された直後に、中村のクロスに併せた大久保がゴールネットを揺らしたがオフサイドの判定となり、スコアレスドローで終わる雰囲気が濃厚となった。ラストプレーが迫る中、川崎FはGKチョン ソンリョン(#1)のゴールキックが敵陣近くまで届いてチャンスを作りだした。このボールをつなぎ、ゴール左に走り込んだFW小林悠(#11)が絶妙のタイミングで右にクロスボールを上げ、大久保が頭で合わせて土壇場で勝利をつかみ取った。
160410furonntale 03試合後の記者会見で川崎Fの風間八宏監督は「選手は焦っていなかったが、ハーフタイムに後半相手の動きが落ちてきて自分たちのリズムを取り戻すこととじれずに戦うことだと言いました。交代の3人も含めて、選手たちは勝つためにサッカーをしてくれ、そのごほうびが最後に来た」と試合を振り返り「ソンリョンの長いキックは武器のひとつで、最後にその時が来て出してくれた。『
もうワンプレー伸びてくれ』と思いその通りになった。全員が諦めていなかったのは正直なところです。ただ、5分前のところで本当に決めておいてくれれば、普通に試合は終わったんですけど。逆に最後なんて喜び過ぎて、全員が疲れていました」と笑顔で選手を称えた。
次のホームゲームは、第10節で4月24日16時から浦和レッズと対戦する。また第9節は味の素スタジアムで15時から
第27回目多摩川クラシコとしてFC東京と対戦、試合前の13時40分から両クラブのアカデミーの子どもたちの対戦「多摩川”コ”ラシコ」も行われる。

2016-04-11 in 02)イベント・催事, b) 川崎市のニュース, b5) 川崎市中原区, スポーツ | Permalink

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