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2016年4 月18日 (月曜日)

J1・川崎フロンターレがFC東京に4対2 : 大久保嘉人の2ゴールなどで逆転、首位をキープ

160416frontale 09明治安田生命J1第7節の試合が4月15日と16日に行われ、第2日程の川崎フロンターレはアウェイの調布市西町の味の素スタジアムでFC東京と対戦。川崎Fは開始直後に先制を許したが、FW大久保嘉人(#13)記録更新となる通算160点となるゴールで直ぐに追いつき、さらに後編にもPKを決めてシーソーゲームを制し、4対2で勝利した。
J1は熊本地震の影響でJ1の2試合を中止をしたが、川崎Fの順位は影響がなく首位をキープした。

写真(撮影 : 桑山輝明、安永能美)=81分、勝ち越しのゴールに喜ぶ川崎FのFW小林悠(#11)

160416frontale 03第27回目の多摩川クラシコで、攻めの川崎Fと守りのF東京の好ゲーム。J1唯一負けなしの川崎は首位をキープするためにも勝ちたい。一方のアジアチャンピオンリーグに参戦するFC東京は、連戦の疲れの影響もあり前節は敗戦しており連敗はさけたいところ。
160416frontale 04競技場は、両チームのサポーター29,208人が観戦。この日試合に出場しないF東京の羽生直剛選手らが入り口付近で募金活動を行ない、FC東京側の観客席には「頑張れ熊本」の横断幕が張られた。
川崎Fは、ボランチの大島僚太(#10)が発熱で欠場、代わりに五輪代表のMF原川力(#15)をMF中村憲剛(#14)とダブルボランチで起用した。
160416frontale 06試合は、4分に川崎Fのトラップのこぼれ球を頭で合わせたFC東京のMF田邉草民(#27)がFWネイサン バーンズ(#16)にパス、ゴール前にドリブルでかけあがりシュートしてあっさり先制を許した(写真左中)。しかし、11分に中村からのパスを受けた大久保が相手と競り合いながらゴールを決めて試合を振り出しに戻した(写真右下)
160416frontale 10その後は、ボールを持つ川崎Fに対しFC東京がコンパクトな守備で対応、守備を崩しきれず何度かカウンター攻撃を受けた川崎Fは35分にDF車屋伸太郎(#20)に替えMF谷口彰悟(#5)を早々と投入、前半を1対1で終えた。
後半の立ち上がりは一進一退の攻防が続いたが、56分にFC東京のフリーキックでFW前田遼一(#20)がゴールを決めて再びリードし流れをつかみかけた。川崎Fは58分にMF森谷賢太郎(#19)に替え対人に強いDF武岡優斗(#17)を送り出しポジションを変更、FC東京の攻撃をしのぐ時間が続いた。さらに75分には原川に代えDF登里亨平(#2)をサイドバックとして投入、谷口をボランチにするなど再びポジションを変更した。

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90+2分、4点目に喜ぶ川崎FのMF中村憲剛(#14)

この変更が効を奏して川崎Fはリズムを取り戻し、77分にFW小林悠(#9)のパスを受けた大久保が相手のファウルを誘いPKを獲得して自ら決めた。FC東京の攻撃をしのぎ、再び同点に追いついた川崎Fは、攻撃の勢いを増して、81分には小林が逆転のゴールを決めた。
ホームで負けられないFC東京は反撃を試みるが、川崎Fの守備を崩せず追加点を奪えなかった。しかし
川崎Fは最後まで攻撃の手を緩めず、90+2分に中村がマイボールをキープするかに見せかけ、急にスピードを出して相手ゴール近くまでドリブル突破してクロスを上げ、これをDFエウシーニョ(#18)がヘディングで決めてダメ押し点を奪い、アウェイに多数応援に来た川崎サポーターに最後まで戦う姿を見せつけ湧かせた。
川崎Fの次のホームゲームは4月24日16時から勝ち点差1で3位の浦和レッズと対戦する。

2016-04-18 in 02)イベント・催事, b) 川崎市のニュース, e)調布市, h)東京都, i)神奈川県, スポーツ | Permalink

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