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2015年10 月26日 (月曜日)

Jリーグ・川崎フロンターレが横浜F・マリノスに0対1で敗戦 : 2連敗で8位に後退

151024frontale 14明治安田生命J1第2ステージ第15節の9試合が10月24日と25日に各地で行われた。
第1日程の川崎フロンターレは川崎市中原区の等々力陸上競技場で横浜F・マリノスと対戦、0対1で敗戦し2連敗で8位に後退、年間順位も6位に下がって開幕当初の「チャンピオンリーグ出場」の目標は達成できなくなった。
また、終了間際に川崎FのFW大久保嘉人(#13)がこの日2枚目のカードをもらい次節の浦和レッズ戦に出場停止となった。

写真(撮影 : 山本真人、安永能美)=試合終了、悔しそうな表情の川崎Fの選手ら

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前半5分、MFエウシーニョ(#18)の突破

リーグ戦は残すところ3試合、川崎Fは前節で負けて7位に後退したが年間順位は5位、わずかだが可能性の残るチャンピオンリーグ出場のためにも負けられない。一方の横浜F・Mは、3位で年間順位は6位。今季の対戦ではリーグ戦、ナビスコで2敗しており3敗は避けたいところ。
川崎Fは前節に引き続きGKは西部洋平(#21)で、故障のDF登里享平(#23)が復帰し今季初のベンチ入りを果たした。神奈川ダービーのため横浜F・Mサポーターも大勢来場、23,701人が観戦した。

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前半、MF中村俊輔(#10 )とボールを競り合うMF大島僚太(#16)

試合は、立ち上がりから両チームとも攻守の切り替えの早い展開で得点チャンスを作るが、守備陣が対応して防いだ。11分に大久保がこの日1枚目のカードをもらった。その後、中盤のボールの奪い合いから一進一退の緊迫した試合展開になるものの、枠を捉えられない場面が続いた。
151024frontale 12しかし39分、横浜F・MがフリーキックでMF中村俊輔(#10)のキックをゴール右前にいたDFファビオ(#5)がヘディングで合わせて先制(写真左2番目)し、前半を0対1で折り返した。

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後半、左サイドから攻め込むDF中野嘉広(#22)

1点ビハインドの川崎Fは、後半さらに攻撃的となりゴールを目指すが、横浜の固い守備に阻まれラストパスがなかなかつながらず、シュートも枠外やGKに止められる状態が続いた。横浜F・Mはカウンター攻撃を仕掛け中村俊輔のコーナーキックやオフサイドとなったMF斎藤学(#11)のシュートなど危険な場面もあったが、川崎Fの守備陣がしのぎ追加点を許さなかった。

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カードの対象となった終了間際のFW大久保嘉人(#13)とMFアデミウソン(#39)の競り合い

川崎Fは流れを変えるため、63分にDF中野嘉大(#22)からDF車屋紳太郎(#20)、77分にDF小宮山尊信(#8)からMF森谷賢太郎(#19)に替え、85分にはFW田坂祐介(#35)を下げて登里を送り出すが、自陣前を固く守る横浜F・Mを崩せず後半だけで相手の3倍の6本のシュートを打ったが、ゴールを割ることができない。横浜は85分にMF三門雄大(#6)からMF兵藤慎剛(#7)、90分には俊輔と斎藤を同時に下げMF藤村淳吾(#25)、DF栗原勇蔵(#4)を入れて守備固めした。
151024frontale 09負けられない川崎Fは、4分と表示されたアディショナルタイムも攻め続けた。しかし終了間際、ボールを保持した大久保が横浜F・MのMFアデミウソン(#39)との競り合いで痛恨の2枚目のカードをもらった。アデミウソンにもカードが出たが、納得できないMF中村憲剛(#14)らが必死に説明を求めたが判定は覆らず、残り時間がわずかとなった。その後のセットプレーには西部も攻撃に加わったが(写真右下)無得点で終了の笛が鳴り、後味の悪い結果となった。
川崎Fの次のホームゲームはリーグ最終戦の11月22日13時30分で、ベガルタ仙台と対戦する。

 

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