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2014年12 月 3日 (水曜日)
J3・FC町田ゼルビアが最終戦でMYFC藤枝に1対0で勝利: 3位でシーズンを終了
明治安田生命J3リーグ最終節の第33節の6試合が11月23日に各地で行われた。FC町田ゼルビアは藤枝市の藤枝総合運動公園サッカー場で藤枝MYFCと対戦、1対0で勝利したものの2位の長野パルセイロも勝利したため年間順位が3位で終わり、入れ替え戦には出場できなかった。
写真(撮影 : すべて山本真人)=68分、町田MF鈴木崇文(#17)のフリーキックで先制点を挙げ喜ぶ町田イレブン
3位の町田は自力では入れ替え戦に出られないが、前節ホーム最終戦のセレモニーで「ここにまだ戻ってくる」とサポーターに挨拶、有終の美を飾るためにも負けられない試合だ。一方の藤枝は、アウェーの開幕戦で町田に敗戦、2度目のホーム対戦にも敗戦しており、ホームで迎える最終戦には勝ちたいところ。競技場には2,615人が来場、町田からも大勢のサポーターがバスツアーなどで駆けつけ、選手のバス待ちで横断幕を掲げ(写真左)ホームさながらの雰囲気を作り出していた。
試合は、立ち上がりは両チームともやや硬さが見られたが、町田が徐々に持ち前の攻撃力を発揮、8本のシュートを放ち惜しいチャンスもあったが、前半を0対0で折り返した。
後半、町田は攻撃力をさらに強めて相手陣内で攻めたが、藤枝GK朴一圭(#26)の好セーブや体を張った守備に阻まれゴールを割ることが出来ない時間帯が続いた。しかし68分にセンターライン付近でフリーキックのチャンスを得た鈴木崇文(#17)が、相手選手に当たりながらも待望の先制点を奪った。町田はその後もゴールを狙い続け、12本のシュートを放ったが、追加点は奪えず1対0と2試合連続の完封勝利を果たした。
試合後の会見で町田の相馬直樹監督は「町田から藤枝まで、たくさんのファン・サポーターの皆さんに来ていただいて、本当にまず感謝しなきゃいけないなと思います。その力をもらって今日、我々にとって必要な勝ち点3を獲ることができました。こういったプレッシャーのかかる中で勝ち点3を獲るそういう力を付けたことに対して本当に素晴らしい内容だったと思います」試合を振り返り、「勝負どころでの勝敗が1つあったのかなと思います。それとやっぱりもう1つは、我々はシーズン頭からプレシーズンマッチを含め、かなり順調に夏の中断を超えていきました。少しそこで安心ではないですけど、多少そういったものがあったのかなと。プラス、我々のチーム自身にリバウンドしなければならないというメンタリティーを経験する時期がなかったかなと思います。そこから抜け出すのに時間がかかってしまい、最終的にこういった形になってしまったのかなと思います。来年は優勝できるように勝ち点1の重みを噛みしめていきたいですし、トップを獲るためにもっともっと精進しなければいけないと思いました」と締めくくった。
2014-12-03 in 02)イベント・催事, c)町田市, スポーツ | Permalink