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2014年9 月30日 (火曜日)
Jリーグ・川﨑フロンターレがベガルタ仙台と1対1で引き分け : 90分に追いつくが3位に後退
Jリーグ第26節の9試合が9月27日に行われ、川崎フロンターレは、川崎市中原区の等々力陸上競技場でベガルタ仙台と対戦した。川崎Fは仙台に先制されたが、90分に途中出場のFW森島康仁(#9)のゴールで追いつき1対1の引き分けに終わった。川崎Fは前節勝点1差で3位だった鹿島アントラーズが勝利したため、3位に交代した。
写真=90分、川崎のFW森島康仁(#9)がヘディングで同点ゴール(撮影 : 桑山輝明)
リーグ戦は残り9試合。25節終了時点で勝点53で頭一つ抜けている浦和レッズ以下は、川崎F47、鹿島46、サガン鳥栖44、ガンバ大阪43と5位までは混戦状態だ。一方、降格圏も勝点12で18位の徳島ヴォルティスを除いて13位から17位のヴァンフォーレ甲府、仙台、清水エスパルス、セレッソ大阪、大宮アルディージャの5チームが勝点差5の中にひしめいており、試合毎に順位が変わる様相となっている。
川崎Fは、MFパウリーニョ(#34)とMF谷口彰悟(#15)がボランチで出場、前節出場停止開けでハットトリックを決めたFW大久保嘉人(#13)が最前列、司令塔のMF中村憲剛(#14)が1.5列目となる布陣だ。試合前には、東日本大震災後に支援を続けているMind-1ニッポンプロジェクト「第4回かわさき修学旅行」の陸前高田市の親子48人が選手と一緒に記念写真の撮影などを行った。
試合は、立ち上がりから川崎Fが積極的に相手陣内に入って攻撃をしかけるが、仙台の堅い守りとカウンター攻撃で次第に一進一退の攻防となった。その後、川崎Fは自慢のパスがかみ合わず仙台の攻撃に追われる時間もあった。川崎Fは41分に前半最大の得点チャンスとなったFWレナト(#10)のシュートがポストに当たり(写真左上)、このプレーでレナトが足を痛めて退場、MF森谷賢太郎(#19)が送り出した。この混乱のなか、仙台のFWウイルソン(#18)が41分に先制ゴールを奪い、前半を0対1で折り返した(写真右 撮影 : 桑山輝明)。
後半、川崎Fは中村をボランチ、谷口をサイドバックにとポジションとシステムを変更したが、前半同様仙台の堅守を崩せず、60分にパウリーニョに変えDF小宮山尊信(#8)を投入したもののラストパスが通らない状態が続いた。ホームで負けられない川崎Fは、81分にDF登里享平(#23)に変え長身の森島を投入した。この交替が功を奏し、90分に中村放ったセンタリングに森島が後ろ向きのヘディングでゴールを決めてようやく追いついた。降格圏から抜け出したい仙台は勝利を目指し、4分のアディショナルタイム中にチャンスを作ったが、川崎Fの守備陣がしのぎきった(写真左下 撮影 : 山本真人)。
次のリーグ戦のホーム試合は29節で、10月22日19時からサガン鳥栖と対戦する。その前にホーム&アウェイ方式のナビスコ準決勝が行われガンバ大阪と対戦、等々力での試合は第2戦の10月12日19時からで悲願のタイトル取りを目ざす。
2014-09-30 in 02)イベント・催事, b) 川崎市のニュース, b5) 川崎市中原区, スポーツ | Permalink