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2013年8 月30日 (金曜日)
アメフトXリーグと関東学生リーグが合同懇親会:秋季リーグに向け意欲
社会人アメリカンフットボール日本一を決めるXリーグが8月31日に開幕する。これを前に8月26日、東京都千代田区の日本プレスセンタービルで関東のXリーグ12チームと関東学生リーグ1部に所属する16チームのうち9チームが参加した合同懇親会が開かれ、参加チームは秋季リーグに向けて抱負を語っていた。
写真=漢字1文字でことしの抱負を掲げるXリーグの関東地区の監督・ヘッドコーチ(8月26日、日本プレスセンターで)
最初に、ことし6月に日本社会人アメリカンフットボール協会理事長に就任した深堀理一郎さん(写真左)が「しのぎを削り合う試合が始まります。東北大震災の被災地で、ことしから数年間試合を行い、復興を支援していきます。最後まで楽しんでいただけるよう努力します」と挨拶、ことしのXリーグの変更点などを説明した。その後、参加した12チームの監督やヘッドコーチが一人ずつ舞台にあがり、ことしの抱負を漢字1文字に書いてチームをPRした。
春のパールボウルを制した鹿島ディアーズの森清之ヘッドコーチは「結」の字を示し「実業団チームとしてはことしが最後。チーム創部(1989年)以来の歴史を示す集大成としてのプレーを披露して有終の美を飾りたい」と話した。
川崎市を拠点とする富士通フロンティアーズの藤田智ヘッドコーチは「化」の字を示して「ことしのチームスローガンはチェンジなので大化けして初優勝を狙う」と意気込みを話した(写真左)。
今シーズン初めてXリーグに昇格した警視庁イーグルスは仕事で欠席した安藤達雄ヘッドコーチに代わって小松隆代議員が「1971年に第九機動隊員が中心となって創部、40年以上かけてやっとXリーグに昇格した。仕事柄全員が揃うのは難しいですが、強い絆でつながっており、まず1勝したい。第5節で被災地・福島市で試合をします」と話した。
ことしのXリーグは、関東地区12チームとウェスト(中部・関西地区)6チームの18チームが所属。関東地区はイーストとセントラルディビジョンに分かれている。
イーストは鹿島ディアーズ、富士通フロンティアーズ、アサヒビールシルバースター、東京ガスクリエーターズ、日本ユニシスBULLS、3年ぶりにX1に復帰したハリケーンズ。
セントラルは、Xボウルとライスボウルで3連覇しているオービックシーガルズ、ノジマ相模原ライズ、IBMビッグブルー、明治安田パイレーツ、オール三菱ライオンズ、警視庁イーグルス。
ウェストは、パナソニック インパルス、アサヒ飲料チャレンジャーズ、アズワンブラックイーグルス、エレコム神戸ファイニーズ、名古屋サイクロンズ、西宮ブルーインズ。
リーグ戦は、ファーストステージ、セカンドステージ、ファイナルステージ、ジャパンXボウルの4段階で社会人トップを競う。ファーストステージ(8月31日〜10月21日)は、各ディビジョンで5試合戦い、順位によりセカンドステージの編成を行う。
セカンドステージ(11月2日〜11月17日)では、各ディビジョンの上位3位計9チームをスーパー9リーグ、4位以下はバトル9リーグでそれぞれ2試合行い、ファーストステージと合わせた7試合の総合成績を競う。バトル9リーグの総合成績の1位、2位はファイナル・ステージのプレーオフ戦を行う。また、下位チームはX2との入れ替え戦に臨む。
ファイナルステージ(12月1日)は、スーパー9リーグの総合成績4位の4チームが12月16日に行われるジャパンXボウル進出にかけてトーナメントで戦う。
Xボウルの勝者は、2014年1月に行われる学生王者と対戦するライスボウルに進出する。
会場には、関東学生1部リーグの早稲田大学、慶応大学、明治大学、立教大学、日本大学、上智大学、専修大学、日本体育大学、中央大学のアメリカンフットボール部監督とキャプテンが参加、フォトセッション(写真左)などに臨み、社会人のヘッドコーチらと交流した。
大学の秋季リーグは9月7日から始まり、12月1日に東日本代表校決定戦を経て、12月15日に西日本代表校と学生日本一の座をかけ甲子園ボウルを戦う。その覇者が社会人と日本一をかけて戦う。
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