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2012年8 月20日 (月曜日)
J2・FC町田ゼルビアが徳島ヴォルティスに1対0で勝利 : 2連勝で最下位脱出、20位に
J2第29節の11試合が8月19日に行われ、FC町田ゼルビアは町田市野津田の町田市立陸上競技場で徳島ヴォルティスと対戦した。町田は37分に相手ファウルで得た直接フリーキックをMF鈴木崇文#17が左足で決めて先制、徳島の攻撃を振り切り1対0で粘り勝ちした。ホームの勝利は3月20日以来で、ゴール裏のサポーターを喜ばせた。2連勝した町田は18節(6月9日)以来12試合ぶりに最下位を脱出、20位に浮上した。
写真=37分、直接フリーキックを決め喜ぶ鈴木崇文#17(中央)とチームメイト
町田は、勝利した前節のジェフユナイテッド千葉戦に続き最終ラインを高めにコントロール、開始直後のピンチを防ぐと次第にリズムをつかみ相手陣内に攻め込んだ。町田のFWドラガン ディミッチ#10がゴール正面でファウルで倒されて得たフリーキックを鈴木が見事に決めて先制(写真左)、1点リードで前半を折り返した。
後半、町田は開始直後に得点チャンスを得たが決めきれず、流れは次第に大型FWを擁する徳島に傾き、守備に追われる時間帯が続く。追加点がほしい町田は流れを変えるため、ディミッチや負傷明けから久しぶりにスタメン出場したFW勝又慶典#7を下げ、MF幸野志有人#33、MF北井佑季#19を投入したが、2点目を奪えなかった。反対に終盤何度も徳島に押し込まれ、自陣ゴール前で全員の連携で相手ボールを跳ね返す場面が続いたが(写真右:撮影、山本真人)粘り強い守備によって勝ちを引き寄せた。
試合後アルディレス監督は「大変難しい相手だったが、勝つことができた。2点目を取りに行くプレーをしたつもりだったが、点を取れずに、必然的にしっかり守備をしなければいけない状況となった。前からしっかりプレスをかけてボールをしっかりつなぐことも、時間帯によってはできたと思う。11人でしっかり助け合って、信頼し合ってやっていたことが目についた」と試合を振り返り「この試合を含めても、せいぜい2つの勝利に過ぎない。にもかかわらず、(サポーターが)これまでずっと、悪い時も含めてサポートしてくれた。この勝利をサポーターに捧げたい」と喜びを語った。
次のホーム試合は8月22日19時から、町田とは勝点2差で19位のガイナーレ鳥取と対戦する。
競技場では、この試合で「まちだ的夏休み 2012」と銘打ち、ゼルビア選手の試合中の写真をカードにしたカードフェスタ、マスコットの撮影会、野菜の即売のほか、カレーなどの屋台村を開設、夏休みのひとときを親子で楽しんでと観戦を呼びかけている。
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2012-08-20 in 02)イベント・催事, c)町田市, h)東京都, スポーツ | Permalink