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2011年9 月 2日 (金曜日)
町田ゼルビアが2年連続で天皇杯出場 : PKで専修大学に競り勝ち東京都代表に
JFLのFC町田ゼルビアが8月27日に、都内の国立西が丘サッカー競技場で行われた第91回天皇杯東京都代表戦を兼ねた第16回東京都サッカートーナメント大会の決勝戦で専修大学と対戦した。試合は1対1で延長にもつれ込んだが決着が付かず、PK戦の結果、ゼルビアが専大を下して優勝した。ゼルビアは昨年に続いて天皇杯の出場権を獲得、9月3日に山梨県甲府市の小瀬陸上競技場で行われる天皇杯1回戦で、山梨県代表で初出場の山梨学院大学附属高校と対戦する。
写真(撮影 : いずれも山本真人)=優勝カップと賞状を持ち喜ぶゼルビアイレブンと監督
専大は準決勝でJFLの横河武蔵野を6対0の大差で破り決勝に進出した攻撃的なチーム。試合は序盤から互いにチャンスを作り、23分に専大のMF町田也真人が先制ゴールを決めた。3分後にゼルビアのMF北井佑希が専大ゴール前でGKと1対1となったところで専大守備陣が北井を倒し(写真左)、このファウルで得たPKをゼルビアのFW勝又慶典が落ち着いて決めて同点に追いつき、前半を1対1で折り返した。
後半も互いにチャンスを作るが、好守に阻まれて追加点は得られず、前・後半各10分の延長戦に突入した。延長後半4分にはゼルビアのゴールに迫った専大FWとゼルビアGK修行智仁が衝突、修行は顔面を負傷した。しかし、交代枠を使い切ったためプレーを続行してゴールを死守した。
PK戦は専大が先攻、1人目を修行が止めて優位に立つと、ゼルビアは5本とも決めて5対4で天皇杯の切符をもぎ取った。
ランコ・ポポヴィッチ監督は「私が町田に就任して対戦した相手の中で一番手強い相手だった。どちらが勝ってもおかしくない内容だったが、私たちがPK戦の運で勝てた」と相手を讃えながら喜びを語った。
ゼルビアは、昨年JFLの上位成績枠で天皇杯に出場したが、都のトーナメント大会で優勝したのは初めてで、選手たちは喜びをかみしめていた。
2011-09-02 in 02)イベント・催事, c)町田市, h)東京都, スポーツ | Permalink