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2011年8 月26日 (金曜日)
JFL・町田ゼルビアとソニー仙台が「震災復興支援試合」:結果はスコアレスドロー
JFLリーグのFC町田ゼルビアが8月21日、町田市陸上競技場で「2011JFL東日本大震災 災害復興支援試合」を開催、ソニー仙台FCと対戦、0対0で引き分けた。
写真(撮影:いずれも山本真人)=途中出場して仙台陣内を責めるMF鈴木崇文(#17)
東日本大震災で大きな被害を受けた活動を休止していたソニー仙台は、今季のリーグ戦は7月2日に始まった後期からの参加となった。18チームが加盟するJFLでは、下位2チームが地域リーグへ自動降格、16位のチームは入れ替え戦を行う(ただし、Jリーグ準加盟チームが昇格した場合は降格するチーム数が異なる)。
震災の影響で日程が変更された前期1節〜6節のうちソニー仙台との対戦を「災害復興支援試合」と名づけ、この6試合の成績はリーグ戦の成績に入れず、降格チームを決定する時に、試合数の少ないソニー仙台だけに加算することとなった。
天皇杯の出場で過密日程となっていたゼルビアは、スタメンを大幅に入れ替えサブメンバーや新人を起用。前半は、両チームともチャンスは作ったが、シュートが枠を外れ、ゼルビアのGK吉田宗広の好守もあり、無得点で折り返した。ゼルビアは後半30分過ぎに勝負をかけ、主力のFW勝又慶典らを投入したが、ゴールを割れずスコアレスドローに終わった。
試合後には、両チームの選手が「ALL POWER FOOT BALL」と書かれたバナーをもって競技場を一周(写真左)、観客から暖かい拍手が送られた。
試合前には、クラブの秘蔵品や選手が出品した品物のオークションなどの復興イベント(写真右)のほか、招待した仙台市のサッカー少年と町田市・多摩市の少年との交流試合も行われた。
2011-08-26 in 02)イベント・催事, 12)防災・安全, c)町田市, スポーツ | Permalink