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2011年2 月17日 (木曜日)
川崎市麻生区の新百合ヶ丘でイルミネーションの消灯セレモニー : 街頭でミニライブや養護学校への楽器贈呈式
商店街などの夜空に彩りを添えていた川崎市麻生区の新百合ヶ丘駅周辺のイルミネーションが2月14日の深夜に終了した。前日の13日には消灯セレモニー「スイート・バレンタインしんゆり」が開かれ、買い物客ら約300人が見守るなかでミニライブや楽器の贈呈式などが催された。
写真=ジソンさんのミニライブ
同所のイルミネーションは「kirara@(きららっと)アートしんゆり2010」と名づけられ、地元の企業や商店などで構成する同実行委員会(白井勇実行委員長)が11月13日に点灯した。期間中は、新ゆり芸術の街の拠点をアピールする音楽イベントやフォトコンテスト、周辺の協賛商店のセールなどさまざまなイベントが行われた。
13日午後4時から同駅南口のペディストリアンデッキで行われたセレモニーには、しんゆり芸術の街イメージアーティストのジソンさんと県立多摩高校合唱部などが出演した。ジソンさんは、歌唱中に停電でマイクが切れるハプニングが起きたことにも動ぜず、持ち前の美しい歌声でアヴェマリアなどを熱唱した。多摩高合唱部はパフォーマンス入りの明るい合唱曲でハーモニーを披露(写真左上)、観客から大きな拍手が贈られた。
また、期間中に昭和音楽大学音楽芸術運営学科の学生・石田芙弓さん、坂本渚さん、中村百合絵さんが提唱した「麻生養護学校に楽器を贈ろう」のチャリティー活動の報告と楽器の贈呈式も合わせて行われた。募金とCD、古本などの売り上げの総額は、目標の4倍の200602円で、ヴァイオリン、フルート、シンバル各1台とヴァイオリンの弓2本、肩当て3、譜面台の目録とフルートを養護学校の生徒へ手渡した(写真右)。当初募金目標を5万円としていた石田さんらは「多くの方から善意を寄せられ感謝しています。これからもこの活動を続けたい」と笑顔で話していた。
イルミのフォトコンテストの表彰式も行われ、白井実行委員長からグランプリに選ばれた新木健さんなどに表彰状が手渡された。
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