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2009年8 月23日 (日曜日)
川崎市の麻生市民館で川崎のパブリックビューイング : 550人がスタジアム風の応援で熱心に観戦
川崎市麻生区万福寺の麻生市民館大ホールで8月19日、静岡県磐田市のヤマハスタジアムで行われたJリーグ22節ジュビロ磐田・川崎のパブリックビューイングが行われ、552人(うち麻生区が約200人:主催者発表)が参加、熱心な応援を繰り広げながら試合を観戦した。
このパブリックビューイングは、麻生区に練習場を持つ川崎を地元団体などで応援していこうと設立した「川崎麻生アシストクラブ」(中島豪一会長)の発足記念として催されたもの。
試合開始前には、司会者からアシストクラブの役員らが紹介され、中島会長が「麻生区は芸術のまちだが、スポーツのまちとしても地元で盛り上げ、(が)優勝したら麻生区で優勝祝賀会を開きたい」とあいさつ。来賓として出席した阿部孝夫市長も「来年には練習場の近くに選手寮もでき、より身近なチームとなり、まちづくりに選手が参加する機会が増えると思う。地元でさらなる応援をよろしく」と観客に呼びかけた。
その後「しんゆり・芸術のまち」イメージアーティストのJisongさんのミニライブが催され、美しい歌声が披露された。
今回のパブリックビューイングは入場無料で、ハーフタイムには選手グッズが当たる抽選会も催されたため、平日の夜にもかかわらず、ブルーのレプリカユニフォームなどを着た熱心なサポーターが午後2時過ぎから並び始め、整理券配布の午後4時には100人を超すほど。会場には、ホームスタジアム等々力で熱心な応援を繰り広げるサポーター団体「ブルースター」「乾坤一旗(けんこんいってき)」などのメンバー約30人も参加した。試合が始まると舞台の大型スクリーンにテレビの中継画像が映し出され、サポーターたちがチャンスにチーム名や選手の名前を連呼、太鼓に合わせて手をたたくなどスタジアムさながらの雰囲気。客席の参加者も一緒になって、試合の展開によって喚声をあげたりため息をついたりしながら熱心に画面に見入っていた。試合は、前半にジュビロ磐田が2ゴールをあげて、川崎が後半開始直後に1点を取り返したが敗れた。
麻生区万福寺から家族4人で参加した阿部一成さんは「結果は残念でしたが、スタジアムにいる感じで観戦でき、楽しめました。ときどきここでやってもらいたい」と話し、友人と2人で参加したサポーター歴半年という女性は「テレビ観戦では味わえない盛り上がりで楽しかった」とにっこり。
まずまずの入場者と観客の反応に乾坤一旗の升川聡さんは「ここでスタジアムの応援の雰囲気を味わってもらい、次はスタジアムにも来てほしい」とほっとした表情を見せていた。
ロビーでは、グッズの販売も行われ、麻生区のオリジナルグッズなどが売れていた。
2009-08-23 in 02)イベント・催事, 11)まちづくり, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区, h)東京都, 音楽 | Permalink