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2007年6 月19日 (火曜日)
川崎市多摩区の妙楽寺:あじさいまつりに家族連れなど3000人
川崎市多摩区長尾3丁目の妙楽寺で6月17日、「あじさいまつり」(長尾の里あじさいまつり実行委員会主催、多摩区観光推進協議会後援)が催され、家族連れなど約3000人が境内を埋めた28種約1000株の大輪のアジサイを眺めたり、駐車場に並んだテントの出店でお点前や焼きそばなどの販売、野菜の即売などの出店を楽しんでいた。
同寺は、「川崎のあじさい寺」の名で親しまれ、市内だけでなく神奈川県や東京都など各地から多くの人が訪れる。
14日に関東地方で梅雨入り宣言が出たものの、この日は夏を思わせる強い日差しが照りつけた。しかし、訪れた人たちは汗をふきながら、本堂横や参道横の斜面を埋めた青や紫、白など色とりどりのアジサイの大輪の花を楽しんでいた。
駐車場では、午前10時から長尾子供太鼓の元気な演奏に続いて、地元の人たちが中心になって焼きそばやクッキー、野菜の即売などを行ったほか、本堂では生け花や写真展なども行われ、人気をよんでいた。また、花の鉢の配布には長い列ができ、「花がなくなりそう」と関係者をあわてさせた。11時過ぎには阿部孝夫・川崎市長も訪れてアジサイや会場を見て回り、見事な花に感心するとともに、「ぜひ、みなさんの手ですばらしい観光名所にして」と呼びかけていた。
会場では、5月に設立された多摩区観光推進協議会(原島弘会長)のメンバーが多摩区の銘菓の販売や情報誌「グルぐるたまく」を配布、観光のまち・多摩区を盛り上げようと呼びかけていた。
同寺のアジサイは40年ほど前から植え始めたのが増えて、次第に知られるようになり、現在では毎年シーズンになると多くの人が訪れる川崎の花の名所になっている。
地元でも、アジサイを街の美化と街おこしに役立てようと、「長尾の里あじさい保存会」(鈴木恕会長)を結成、100人近い会員がアジサイを長尾町会の各所に植えたり、下草刈りなどを行って「花の名所」の整備に努めてきた。祭りも、地域の人の関心を高めようと実行委員会(井田肇会長)を結成、ことしで10回を数え、地域の名物行事として住民の交流にも大きな役割を果たしている。
2007-06-19 in 01) 自然・環境, 02)イベント・催事, 05)歴史, 09)市民活動, 11)まちづくり, b) 川崎市のニュース, b2) 川崎市多摩区 | Permalink
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