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2007年6 月 9日 (土曜日)

川崎市麻生区で親子ら約200人が田植え:米作りの楽しさ体験

070609taue01 川崎市麻生区古沢の水田で6月9日、親子など約200人が参加して田植えが行われ、小学生や若いお母さんたちが泥まみれになりながら10cmほどに育った 苗をていねいに植えた。「親子体験農業」の最初の作業で、同区内でもまだ水田は残っているが、ほとんどが機械化されており、手で植えるのは珍しい。

070609taue02 この「親子体験農業」は、子ども会、青少年指導委員、体育指導委員などが実行委員会を結成、区協働推進事業として、休耕田を借りて毎年行っているもの。小学生とその親を対象に、米作りを通して親子のきずなを深め、都市農業の大切さを知ってもらおうというのがねらいで、毎回多くの応募がある同区の名物行事。ことしも定員を上回る369人が応募、抽選で区内225人、区外82人の合わせて307人が選ばれた。
この日は午前9時の開講式に続いて苗の植え方を教わった後、代(しろ)かきを終えた約1200平方mの田んぼに4グループに分かれて入り、目印のロープに沿って一列に並び、もち米の苗数本ずつを植えた。
070609taue03 稲の苗を見るのが初めてという子だけでなく、田植えは初めてという親も多く、最初はとまどいがちだったが、すぐに慣れて、手際よく苗を植えていた。ただ、なかには泥に足を取られて転んだり、顔まで泥をつけてしまう子もあり、周りからはなごやかな笑い声が上がっていた。
午後から雨という予報が出ていたため、作業は例年よりスピードアップ、約3時間で植え終えた。
ことしは苗の生育も順調で、今後は草取りやネットかけ、稲刈り、脱穀などを行い、米作りの楽しさを体験する。

2007-06-09 in 01) 自然・環境, 04)教育・子ども , 08)経済・農業, b) 川崎市のニュース, b1) 川崎市麻生区 | Permalink

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