川崎市麻生区の香林寺で五重塔まつり:塔の内部を公開

川崎市麻生区細山3丁目の香林寺で春分の日の3月21日午前10時から午後3時まで五重塔まつりが開かれ、塔内が公開される。

写真＝香林寺の五重塔
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同寺の五重塔は、地域の街作りに関わった地元民が「ふるさとの象徴を作ろう」と、4年の歳月かけ1987年に完成、禅宗様式の「昭和の五重塔」として知られる。内部には、一層に塔の本尊としてインドで制作した石像「釈迦初転法輪造」と、奈良・東大寺の四天王像と同様の天平時代（７２９〜７６９年）の「脱乾漆造」技法を復元して制作した四天王像を、二層から五層は木造の16羅漢を安置している。
毎年1回、春の彼岸の中日だけ一層の内部を公開しており、午前11時20分、午後１時、午後２時40分に塔の上から景品付きの守護札が撒かれる。境内ではコヒガンサクラが見ごろを迎えており、駄菓子、ゲーム、焼きトウモロコシ、地場野菜、焼きそばなどの模擬店、フリーマーケット、大道芸、春の山野草展、土器小物展なども催されるほか、俳句の献句も受け付ける。雨天の場合は、内容が一部変更となる。
交通＝小田急線新百合ヶ丘駅から千代ヶ丘行（1丁目経由）バス、7丁目下車または、よみうりランド行（金程経由）細山交番前下車。
問い合わせは電話044(966)5450香林寺。