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2016年8 月31日 (水曜日)
J1・川崎フロンターレが柏レイソルに2対5の完敗 : 浦和レッズも負け首位キープ
明治安田生命J1セカンド(2nd)ステージ第10節第2日程の8試合が8月27日に行われ、川崎フロンターレは川崎市中原区の等々力陸上競技場で柏レイソルと対戦した。
川崎Fは柏のFWディエゴ・オリヴェイラ(#11)にハットトリックを許すなど今季初の5失点で2対5と完敗したが、得失点差で2位の浦和レッズがヴィッセル神戸に負けたため首位の座はかろうじて守った。
写真(撮影 : 水谷建夫、安永能美)=試合終了、悔しい表情を見せる川崎Fイレブン
川崎Fは3試合ぶりのホーム試合で、前節は2ndと年間勝ち点で争っている浦和に勝っており、連勝でトップの座を守りたい。一方の柏は、2ndステージから昨年活躍したFWクリスティアーノ(#37)が復帰、現在7位でトップとの差を縮めたいところだ。
あいにくの雨の中だったが、夏休み最後の試合で競技場には両チームのサポーターが大勢来場、21,791人が観戦した。
試合は、立ち上がりから柏がアグレッシブに川崎ゴールに押し込み、4分にコーナーキックを得るとオリヴェイラがヘディングで決め先制(写真左上)、1分後にもオリヴェイラに追加点を許した。川崎Fは反撃するものの柏の堅い守備で(写真右)ゴールを割ることが出来ず、その後も自陣で攻められる時間がしばらく続いた。
川崎Fは、17分にようやくパスがつながりMF森谷賢太郎(#19)が2試合連続となるゴールで1点を返した。しかし、29分に柏にフリーキックを与え、オリヴェイラのヘディングシュートのバーの跳ね返りをDF茨田陽生(#8)に決められ再び2点差となった。さらに3分後の32分には、コーナーキックからオリヴェイラにこの日3点目となるゴールを許し(写真左下)前半を1対4で折り返した。
柏の得点はすべてクリスティアーノからの正確なセンタリングによるもので、川崎Fにとってはセットプレーがらみで大量の失点を揺することになったわけだ。アディショナルタイムにはDF井川祐輔(#4)が負傷退場、代わりにDF武岡優斗(#17)がピッチに送り出された。
後半立ち上がり直後に、柏はオリヴェイラが負傷退場しMF武富孝介(#15)を投入した。川崎Fはボールをつなぐ機会が増えたが、ラストシュートを柏にはじき返される場面が続き、55分にMF森谷賢太郎(#19)に替えMF中野嘉大(#22)、67分にはMFエドゥワルド ネット(#21)を下げFW三好康児(#26)が送り出された。しかし次の得点は得たのは柏で、75分にMF中川寛斗(#19)が左足でダメ押しの5点目を決めた。
川崎Fは、82分にFW小林悠(#11)のヘディングシュートに対応した相手GKのこぼれ球を三好が右足で押し込み2点目(写真右下)を上げたが反撃はこれまでで、前半の大量失点を挽回できず敗戦した。
2016-08-31 in 02)イベント・催事, b) 川崎市のニュース, b5) 川崎市中原区, スポーツ | Permalink | コメント (0)
2016年8 月20日 (土曜日)
狛江市の多摩川で灯ろう流し:536基が川面照らす夏の風物詩
「狛江多摩川灯ろう流し」(多摩川灯ろう流し実行委員会主催、狛江市観光協会後援)が8月19日、多摩水道橋下流の狛江市側河川敷で催され、夜の川面を静かに漂う536基の灯ろうを見つめ、亡くなった人をしのびながら夏の風物詩を楽しんでいた。
写真=多摩川を流れる灯ろう
河川敷にしつらえられた祭壇で狛江市仏教会の市内6つの寺院の僧りょによる読経が流れる中(写真左)、空が暗さを増した18時30分頃から小田急線多摩川鉄橋付近にとめた屋形舟から、ボランティアの実行委員たちが灯ろうのろうそくに次々と点火(写真右)、川に流した。
広い河川敷には家族連れやカップル、アマチュアカメラマンなどが次々と見物に訪れ、暗い水面に浮かんだ灯ろうが作り出す光の軌跡に見入っていた。祭壇では、焼香をする人の列ができ、故人の面影をしのんでいた。
この日は、開催前に一時空が急に曇り雨が降り出したが直ぐに雲が切れて主催者を安堵させた。しかし、風向きが刻々と変わり灯ろうを流す場所がなかなか決められず、船の位置を何度か変え積み込んだ灯ろうを流し終えるのに例年より時間がかかった。
この灯ろう流しは、江戸時代から続くといわれる多摩川の伝統的な夏の風物詩を市民の手で守り、世界平和と環境保全を願い、2005年から同市内の寺院関係者とボランティアの市民が実行委員会を結成、運営を行っている。
2016-08-20 in 02)イベント・催事, 09)市民活動, a) 狛江市のニュース, h)東京都 | Permalink | コメント (0)
2016年8 月17日 (水曜日)
狛江市の多摩川で8月19日夕に灯ろう流し:川面彩る数百基の光
数百基の灯ろうが川面を彩る「多摩川灯ろう流し」(多摩川灯ろう流し実行委員会主催、狛江市観光協会後援)が、8月19日18時30分から多摩水道橋下流の多摩川狛江市側河川敷で催される。当日、雨天の場合は翌20日に順延。
写真=昨年の灯ろう流し
同市の灯ろう流しは屋形船に積んだ灯ろうを川に流すもので、江戸時代から続くといわれる多摩川の夏の風物詩。この伝統行事を市民の手で守り、世界平和と環境保全を願おうと、2005年から同市の寺院関係者とボランティアの市民が実行委員会を結成、灯ろうの点火や回収などの運営を行ってきた。
灯ろうは1基1000円で、18日まで市内6カ所の寺院で申し込めるほか、当日16時から18時まで会場でも受け付ける。
見学は自由。
問い合わせは電話03(3489)8440円住院内多摩川灯ろう流し実行委員会事務局。
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2016年8 月10日 (水曜日)
J1・川崎フロンターレがヴァンフォーレ甲府に4対0で快勝 : 小林が7試合連続ゴール
明治安田生命J1セカンド(2nd)ステージ第7節の9試合が8月6日に行われた。川崎フロンターレは川崎市中原区の等々力陸上競技場でヴァンフォーレ甲府と対戦、FW小林悠(#11)が自身の8試合連続のJ1リーグ記録8に迫る7試合連続ゴールなどで4対0で快勝、チームの無敗記録も更新した。
写真(撮影 : 山本真人、安永能美)=56分、7試合連続ゴールをアピールする小林悠選手
川崎Fは、リオデジャネイロオリンピックに出場のU23日本代表に選出されたMF大島僚太(#10)とMF原川力(#15)を欠きけが人も増えたが、1ndステージ8節以来負けなしで好調を維持している。一方の甲府は、1ndステージ3勝、2ndステージでは1勝で年間順位が15位と低迷しており、8月3日に4年ぶりに古巣に戻ったFWダヴィ(#9)がベンチ入りし、勝利に期待がかかる。
競技場には、甲府からも多くのサポーターが駆けつけ、20,016人が観戦した。
試合は前半、川崎Fが何度もチャンスを作るものの、守備に人数を掛けカウンター狙いの甲府の堅守に阻まれ、ゴールネットを割れない状態が長く続いた。しかし、前半をスコアレスに終わるかに見えた44分、コーナーキックのチャンスにFW大久保嘉人(#13)がヘディングで先制弾を決めた(写真左上)。
川崎Fはハーフタイムに、5分にカードをもらったMF橋本晃司(#7)を下げMF三好康司(#26)を送り出した。この起用が効奏、48分にペナルティエリアに入り込んだ三好の折り返しパスを甲府DFがクリアミスしてオウンゴールとなった。
追加点で勢いを増した川崎Fは、56分に前半から何度もシュートを放っていた小林がゴールを決め(写真右)、前節で自身が出した連続ゴール記録を7に伸ばした。川崎Fは、69分にもDFエウシーニョ(#18)がダメ押しのゴールを決め(写真左下)、得点差をさらに広げた。
反撃したい甲府は、60分にFW髙野明人(#13)に替えダヴィを投入したが、85分に大久保が甲府DFと接触して受けたファウルをめぐり大久保に手を出し、攻撃活性化の役目を果たせぬまま一発退場となった。
川崎Fは、終了間際に甲府のカウンター攻撃を受けたが、守備陣がしのぎきり2試合ぶりの無失点勝利となった。
次のホームゲームは、8月27日19時から柏レイソルと対戦する。
○20周年記念 宇宙強大イベント
この試合は、クラブ創立20周年の目玉としてJAXAなどとコラボレーションする宇宙をテーマにしたプロモーション「宇宙強大」の一環として、宇宙をイメージした特別仕様のユニフォームを着用。漫画「宇宙兄弟」の作者小山宙哉さんの始球式、宇宙グッズの販売などが行われ、ハーフタイムには川崎市高津区にある洗足学園音楽大学卒業の歌手平原綾香さんが「Jupiter」を熱唱した(写真右)。
宇宙強大のイベントは8月16日にも等々力競技場で行われ、中村憲剛選手が参加予定の国際宇宙ステーションISSと生交信や「宇宙兄弟#0」の上映、JAXA講座「宇宙に行こう」などが行われる。また、室内練習場では「等々力スター☆ジアム2016」と題してプラネタリウムクリエーターの大平貴之さんプロデュースによるプラネタリウムの投影も実施する。時間は17時30分から22時までだれでも観覧可能で、入場は無料。
2016-08-10 in 02)イベント・催事, b) 川崎市のニュース, b5) 川崎市中原区, i)神奈川県, スポーツ | Permalink | コメント (0)