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2007-01-30

充電忘れた

1月もあと2日間、毎日があっという間に過ぎていく。

このところ受託事業の取材調整に追われ、記事を書くよりメールを書いている時間が圧倒的に長い。多い日は30通近くになる。取材にこぎつけるまでの調整も編集作業のうちと思うが、取材した記事のことを考えるとちょっとあせる。
出先の待ち時間や移動中に原稿の前段階のメモを作ろうとパソコン機能の付いた携帯電話を買った。想像していたよりは便利だったが、いざ取り出して始めると電池の残量があとわずかということがしばしば。買うときの説明では、約40時間使用できるという説明だったのにと内心不満だった。
通常は別の携帯電話を使用、めったにその電話を使うことはないのでうっかりしていたが、常にon状態で携帯しているためこまめに充電しなければならないことをすっかり忘れていた。(ネコ)

Posted by k-press on 2007-01-30 at 08:01 午前 in ウェブログ | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2007-01-23

放課後は静か:今どきの小学校

子どもたちの安全を見守るボランティア活動の取材で、ある小学校の下校風景を見た。

この日は、6時間目終了で帰るのは1,2年生だった。校門の前には我が子を迎えに来る親の姿もチラホラ、なかには同じ方向に帰る子どもを車に乗せる保護者もいた。いきなり校門の前に座り込みランドセルを机代わりにしてなにやら書き出す子がいた。どうやらここで宿題をやっている様子。
子どもたちの3分の1くらいが、揃いのベスト姿のボランティアのおじさん、おばさんに「さようなら」「こんにちわ」と声をかけて帰った。子ども集団は10分ほどで途切れた。その後、ひとりふたりと出てくる子どもに元気がない。聞いてみると居残りで勉強させられた「ノコベン」組みのようだった。
しばらくして子どもたちがまた出てくる。6時間の授業を終えた3年生以上の子どもたちだ。ボランティアのおじさん達に声を掛ける子どもが少ない。おとなが「さよなら」と声をかけると返事をする。どうやら年齢が上がると恥ずかしさが先に立ち、あいさつの言葉が出にくくなるようだ。10分ほどで出てくる子どももまばらになり、学校全体が再び静まりかえった。
小学校を卒業してかなりの時間が経つのでわからなかったが、子どもが命の危険にさらされる事件が増えたため、いまは放課後の校庭で子どもらの喚声が聞こえることはあまり多くはないことに改めて気付かされた。

Posted by k-press on 2007-01-23 at 02:19 午前 in ウェブログ | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2007-01-22

ドラえもん展:作者の写真は展示なし

川崎市民ミュージアムで開催中の「みんなのドラえもん展」の内覧会に出かけた。

今回の展覧会は、故藤子・F・不二雄さんの遺族から原画や愛蔵品の寄贈を受けた川崎市が、生田緑地に藤子・F・不二雄ミュージアムを建設するのに先がけての展覧会っだ。会場には、オープニングのテープカット役として近くの小学生2人が参加した。子ども向け漫画なので、この小学生も一緒に会場で作品を見るのかと思ったが、セレモニーの参加だけで帰った。事前に会場を回って作品を見たのかも知れないが、子どもの感想を聞きたいと思っていたので、ちょっとがっかりした。
会場は、さまざまな表情をしたドラえもんが壁一面に何パターンも張られ、レリーフが下げられるなど様々な趣向が凝らしてあった。原画を中心に展示というふれこみで、修正液で直された後も見える雑誌の版下が展示されていた。子どもの目線を考えると展示場所がやや高く、貴重な版下はガラスケースなどで上からのぞけるようにして、壁には拡大したものが展示してあればもう少し見やすいのではと思った。
会場には、作者のついての紹介は少なく、写真はなかった。記念ミュージアム建設の発表があった2001年に新百合ヶ丘と川崎駅前で開かれた展覧会では、作者の写真や人となりを紹介する夫人や子どもに当てた手紙なども展示され、作品のにじみ出る作者のユーモアや温かさが伝わる内容だった。「ドラえもん」に焦点を当てているので仕方がないのかもしれないが、ミュージアムを作るのに先がけてという阿部市長のあいさつがあったのにもかかわらず、写真がないのは寂しいかぎりだ。(ネコ)

Posted by k-press on 2007-01-22 at 04:19 午前 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2007-01-16

どんど焼きのご神体

お正月飾りを炊きあげるどんど焼きの取材に出かけ、「ご神体」の石を見た。
地域の郷土史を紐解くと、どんど焼きは昔の各集落にあった「道祖神」との関連が深く、小屋の中には石をまつる書かれているものが多い。

以前勤めていた新聞社時代から数えると、かなりの数の「どんど焼き」を見ているが、「ご神体」の石に出会ったのは2回目のことだ。各地に伝わるどんど焼きは、同じようでいて場所が変わるとやり方や小屋の作り方が、少しずつ違っている。今回の石はほこら型で、屋根、本体、前の扉の3つの石で組み合わせてあり、裏側に文字が彫ってあったが、すり減って読めなかった。
居合わせた知り合いの郷土史家が「ご神体」の写真撮影をはじめたので、それとなく眺めていた。各部分を撮影した後、バインダーにはさんだ紙にスケッチ、ポケットから巻き尺を取り出し、各部分の寸法をていねいに何度も測っていた。使っている紙は、反古(ほご)紙だった。その人の話によると、麻生区の上黒川地区でもほこら型の石を使っていたという。
若いころから郷土の歴史に関心を持ち、会社勤めの傍ら時間を作り出し、自分の目、耳、足を使って丹念に調べ上げて何冊もの郷土の歴史や民俗調査を自費出版しているその人の仕事ぶりを垣間見ませてもらい、その調査・研究姿勢に頭が下がる思いがした。(ネコ)

Posted by k-press on 2007-01-16 at 05:09 午前 in ウェブログ | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2007-01-13

板に付く和服姿

初もうでや仕事始めに振り袖というのは、めったにお目にかからなくなったが、成人式はあいかわらず振り袖が主流のようだ。最近は、男性の和服姿も増えている。

成人式の装いは、毎年同じようでいて少しずつ変化している。ことしは男女とも編み込みのヘアスタイルが目立ち、着物とペア柄のバックも多く見かけた。最近の若者は、夏にゆかたを着る機会が増えたせいかぞうりで歩く姿やすそさばきやさまになり、以前に比べ着物の着こなしがうまくなったように感じる。
たたみの部屋がまったくない家も増えていると伝わるが、どうやら「和風」ブームはまだまだ続いているらしい。懐古趣味ではないが、伝統衣裳をうまく着こなす若者の姿に晴れやかな気持ちになった。(ネコ)

Posted by k-press on 2007-01-13 at 03:59 午前 in ウェブログ | Permalink | コメント (0) | トラックバック