« どんど焼きのご神体 | メイン | 放課後は静か:今どきの小学校 »

2007-01-22

ドラえもん展:作者の写真は展示なし

川崎市民ミュージアムで開催中の「みんなのドラえもん展」の内覧会に出かけた。

今回の展覧会は、故藤子・F・不二雄さんの遺族から原画や愛蔵品の寄贈を受けた川崎市が、生田緑地に藤子・F・不二雄ミュージアムを建設するのに先がけての展覧会っだ。会場には、オープニングのテープカット役として近くの小学生2人が参加した。子ども向け漫画なので、この小学生も一緒に会場で作品を見るのかと思ったが、セレモニーの参加だけで帰った。事前に会場を回って作品を見たのかも知れないが、子どもの感想を聞きたいと思っていたので、ちょっとがっかりした。
会場は、さまざまな表情をしたドラえもんが壁一面に何パターンも張られ、レリーフが下げられるなど様々な趣向が凝らしてあった。原画を中心に展示というふれこみで、修正液で直された後も見える雑誌の版下が展示されていた。子どもの目線を考えると展示場所がやや高く、貴重な版下はガラスケースなどで上からのぞけるようにして、壁には拡大したものが展示してあればもう少し見やすいのではと思った。
会場には、作者のついての紹介は少なく、写真はなかった。記念ミュージアム建設の発表があった2001年に新百合ヶ丘と川崎駅前で開かれた展覧会では、作者の写真や人となりを紹介する夫人や子どもに当てた手紙なども展示され、作品のにじみ出る作者のユーモアや温かさが伝わる内容だった。「ドラえもん」に焦点を当てているので仕方がないのかもしれないが、ミュージアムを作るのに先がけてという阿部市長のあいさつがあったのにもかかわらず、写真がないのは寂しいかぎりだ。(ネコ)

Posted by k-press on 2007-01-22 at 04:19 午前 | Permalink

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
https://www.typepad.com/services/trackback/6a01287752e364970c0120a850a9a8970b

Listed below are links to weblogs that reference ドラえもん展:作者の写真は展示なし:

» ドラエタ再来か?「世紀末覇王伝説」第1話 from ドラえもんエターナル×ドラえもんエターナル×ドラえもんエターナル
ジャンル:おもしろフラッシュ おもしろムービー「ドラえもん エターナル」の再来か?!・・・と思わせるMADアニメが、YouTubeにアップされました。 題材は主にドラえもんと北斗の拳ですが、髪型だけを変えたり、音声を切り貼りして場面に合わせたり、という手法...... [続きを読む]

トラックバック送信日 2007/05/13 17:55:21

» アニメ・ドラえもん from アニメ・ドラえもん
何をしても駄目な小学生、野比のび太と、22世紀から彼のもとにやってきたロボット・ドラえもんの日常生活を描いた作品である。 典型的なプロットは「のび太の身にふりかかった困難を、ドラえもんから貸し与えられたひみつ道具で一時的に解決するが、その後その道具を不適切に使い続けた結果、しっぺ返しを受ける」というものである... [続きを読む]

トラックバック送信日 2007/08/31 23:27:56

コメント

コメントを投稿