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2005-08-05

盆踊りとコミュニティ

狛江市の情報誌で取材した盆踊り会場に出かけた。神社の境内で行われるその盆踊りは、参道に夜店も並びなかなかの風情だ。

写真を撮影していたら高齢の女性から名前を呼ばれた。まったく面識がなかったが、話を聞くと「狛江音頭の制作者や由来をあなたが知っている」と会場の受け付けで教えられたという。8月1日に発行した情報誌に盆踊りにちなむいくつかの記事を書きたことから声をかけられた。
戦時中に踊り会場近くに越してきたというその女性によると、以前、レコード会社に勤めていた父親が市から歌の制作を頼まれたことがあったが断ってしまい、そのことを気にしているうちに音頭や市の歌ができたので、だれがが作ったのか知りたいという。一通り説明をして、情報誌を送ることにした。
村時代からこの町に住み、孫も成人した80代のその女性は、息子の遊び仲間だった土地っ子の壮年の男性らに呼ばれ毎年盆踊りに参加しているという。働き盛りとなった息子は、いまあまり地域の人と関わりを持つことはないというが「こんな年になっても子どもの友だちが声をかけてくれて、狛江に越してきて本当によかった」と語り、その目はやぐらで太鼓をたたいたり、踊りをリードするおじさんたちに優しく注がれる。
この小さな出会いは、比較的農家が残っているこの地域のコミュニティが確実に根をおろしていることを感じたできごとだった。

Posted by k-press on 2005-08-05 at 08:11 午後 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

メタリックやぐら

明日から始まる狛江市駅前の夏祭りの準備。仕事の連絡などでちょっと遅れて会場に行く。30度を超す暑さの中で10数人がテントを組み立てヨシズを張ったりの作業をしている。

組み上がったやぐらの飾り付けが始まった。祭りの立ち上げから当日の出演者の打ち合わせ、プログラムまですべて手がけたひとりの女性実行委員が「マツケンサンバやフラダンスなど盆踊りだけ以外の踊りもある」と夜空に映えるメタリックな飾り付けを主張、その意見を取り入れることになっていた。
2、3人が台所用のアルミハクを手すりややぐらの柱に巻き付ける。下で見ていた年配の実行委員の評判は初めは芳しくなく、クリーニングは自分たちでやるから既成の紅白幕をと申し出もあったが、その女性は「既成の概念変えたい。ことしはこれでやらせて下さい」と頭を下げてまわった。
やがて周辺にとりつける電飾が運び込まれた。夜間の道路工事に場所に取り付けるランプやカラー電球などもある。そんななか、若手のひとりが「ユーフォーを呼ぶようでいいじゃない」という発言で、懸念する意見が退けられた。
作業は、午後も続いたが所用で、昼過ぎまで手伝い退席。夕方遅くに会場を見に行った。夜見ると、個性的でカラフルな飾り付けはなかなかすてき、周辺が暗かったらもっと見応えのありそうだったのが、ちょっと残念。(ネコ)

Posted by k-press on 2005-08-05 at 06:55 午後 | Permalink | コメント (0) | トラックバック

2005-08-04

元気出せ、夏祭り

狛江市が元気がない。財政難を理由に市が補助金を出していたほおづき市、花火大会などイベントが次々と消えた。多摩川最大規模のいかだレースも市の補助金を全面カットされたが市民の力で、15回の記念開催にこぎ着けた。

さびしい夏を何とかしようと、あるパーティーの席上、イベント好き市民数人がアルコールの勢いも手伝って夏祭りを開くことで意気投合。当初は花火の火を消すなと多摩川河川敷で「線香花火大会」を開こうなどの意見が主流だった。
市内には、団地や地域の青年団が盆踊りを行っており、地域限定ではない盆踊りをやろうなど意見が百出、紆余曲折の末、駅前の市有地で開催を決めた。
決まったのがわずか1月ほど前。一時はどうなることかと思っていたが、協賛金を出す企業や商店もぼちぼちあり、ネットワークの広がりで出演団体も増えた。
こうなると気になるのは、2日後のお天気。言い出しっぺのひとりとしては、無事ににこの日を迎えたい。(ネコ)

Posted by k-press on 2005-08-04 at 05:42 午後 | Permalink | コメント (0) | トラックバック