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2005-01-11

スマトラ沖地震

スマトラ沖地震の死者の数がまだ増え続けている。15万人を超え、20万人という推計さえ聞かれる。

テレビを見ていたら、街をおそう津波の映像が流れていた。
それは、これまで抱いていた巨大な波というイメージとは全く違っていた。
あらゆる物を飲み込んで押し寄せるゴミの奔流という感じで、確かにあの流れに巻き込まれたら、いくら泳ぎがうまくても助かりっこないだろう。
今回の死者は、川崎市のひとつの区に匹敵する。その数字を思うと言葉にならない恐ろしさを感じる。
「これだけ科学技術が発達しているのに、なぜ」という疑問より、むしろ、科学技術の発達が招いた、あるいは、科学技術への過信が招いた災害という感が強くする。
どちらにしても、「地球にやさしく」などとえらそうに言えるほど、人間の力は強くないこと、自然の力がいかに大きなものかをはっきり教えたと言える。

Posted by k-press on 2005-01-11 at 11:32 午後 in 時事問題 | Permalink

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