ふるさと友好都市の子どもに明るい笑顔と七五三の思い出をプレゼントしようと同市職員の発案で実施したもの。会場には、災害支援関連情報を掲載する日刊の情報誌で知った33人の子どもが保護者とともに参加した。会場は、この話を聞きつけた報道陣も取材に訪れ、参加した子の数より多いほどだったという。
5日から9日までの第2次第4陣支援隊に参加した内山恵市社会教育部長によると、会場に来た子どもたちは、ほとんどがトレーナーなどの普段着だったが、一人だけネクタイをした晴れ着の男の子もいた。それでも記念の写真撮影とあって子どもたちは新しい服を着て、付き添いの保護者も家の片づけや避難所暮らしの時の服からこざっぱりとした服装に着替えて写真に収まった。ただ、いまでも余震が続くためか、足下はいつでも安全な場所に逃げられるように長靴だったという。
町には七五三を迎える子どもが約80人おり、全員にプレゼントするために用意した千年飴は、各集落ごとの避難所などに運ぶ物資とともに送られた。
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