新潟県中越地震の被災地・小千谷市で11月4・5日に一般ボランティアとして活動した川崎市議会議員(多摩区選出)の三宅隆介さんから記事風にまとめた体験談を寄せていただきました。
写真=小千谷市ボランティアセンター前で豚汁の準備をする三宅さん(写真提供=三宅隆介さん)
◆救援物資の配分やボランティアの受け入れなど生の声を川崎市政に活かしたい 川崎市議会議員 三宅隆介
10月23日の新潟県中越地震は、ひとつの村を一瞬にして消してしまうほどの大災害となりました。
多摩区選出の三宅隆介市議は、被災者の方々のために「何かお役に立ちたい」「現場を見たい」という思いから11月3日、4日被災地の小千谷市でボランティア活動を行いました。
三宅市議はまず、冷たいおにぎりやパン、弁当ではない“あたたかい食べ物”の提供が被災者の皆さんへの励ましになると考えました。そこで地元の皆さんの協力を得て、豚汁200食分を届けるために一路小千谷市へ。
小千谷市ボランティアセンターの指示で、きず団地、北沢集会所、ボランティアセンター本部前の3カ所で炊き出しを実施。あらかじめ6食分ずつにパックされた食材を鍋に入れ、どの避難所でも手際よく炊き出しを行いました。小学生は3杯もおかわりされるほど、あたたかい食べ物は好評だったようです。
ボランティア活動に携わった三宅市議は次のように語っています。「最大の避難所となった総合体育館の横には小千谷市ボランティアセンターがありました。しかし、受け入れ体制は十分とはいえません。議員であることを明かさず、一般ボランティアとして参加したので、被災者の方々からは、行政の対応への率直な声をお聴きすることができました。その話は救援物資の配分、動きの鈍さなど課題は一杯。これらの貴重な経験を今後の市政に活かしたいと思います。また、被災地の皆様には一日も早く普通の生活に戻れることをお祈り申し上げますとともに、皆様のご協力に心から感謝申し上げます。」
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