新潟県中越地震の被災地川口町でボランティア活動を行った狛江市中和泉の飯島俊輔さん(27)が11月18日、狛江市立第七小学校を訪れ、被災地の様子を写真つきで説明、川口小学校からのメッセージを伝えた。
写真=朝の集会で川口町の様子を伝える飯島さん
授業で稲を育てている同小は、数年前から川口町立川口小学校と稲の生育や学校行事の情報をEメール交換、ふるさと交流15周年の2002年には寺本勇校長が、川口町を訪れ直接苗をもらって来た。
こうしたことから、同町に関心が高く、10月23日の地震直後に「自分たちでできることをしたい」と5、6年生全員が同小にお見舞いの手紙を書いた。手紙は、川口町に支援活動に行く派遣市職員が10月27日に持参、川口小学校に手渡された。
飯島さんは、体育館で行われた朝の全校集会に参加、現地で撮影した写真を使って「僕たちボランティアと元気に遊んでいた子が、たまたま起きた余震におびえ、足にしがみついて離れない」など地震で傷ついた子どもたちの心や狭いテント暮らしの様子などをわかりやすい説明、児童たちは真剣な表情で聴いていた、回飯島さんは、川口小学校からの「お手紙ありがとう。避難所暮らしなどで落ち着いた生活ができないので返事がまだ書けませんが、とても励まされました」とメッセージを披露した。
飯島さんと一緒に川口町で活動しました。
これから冬、閉ざされないように・・・。
報道は減ってきています。ボランティアの数も減ってきています。縮小・撤退を始めたボラセンもあります。
それでも、まだまだこれからです。被災地の冬が始まります。
投稿情報: えり(AVN) | 2004-12-10 12:26 午前