明るい社会づくり運動川崎西協議会(斉藤利子会長)が、新潟県中越地震被災者のために11月7日の多摩区民祭会場入り口で街頭募金を行なった。会場で集めた11万3835円と、同日小田急線新百合ヶ丘駅で行った街頭募金27万8001円は、読売愛と光の事業団「新潟中越自身救援募金」に送金した。
同会は、多摩区民祭にバザー出店申請をしていたが、今回の地震で10月30日に区内の駅頭で行った募金への感心が高かったことから、多くの人が集まる祭会場でも被災者の支援をしようと開催直前に同祭実行委員会に街頭募金を申し出た。出店会場付近は買い物でごったがえすため、会員が交替で入り口付近に立ち、市民に呼びかけたものだ。新潟中越地震のために同会が行った募金活動は4カ所で、30日の小田急線向ヶ丘遊園駅と生田駅の46万7515円と合わせ、85万9351円となった。斉藤会長は「たくさんの人に協力してもらい、多額の募金が集まった。すでにいろいろな団体が募金活動を行っているので、街頭募金はこれで終わりにして、それぞれが支援できることを行う」と話している。
明るい社会づくり運動は、家庭教育や交通遺児の救済募金、地域の清掃活動などのボランティア活動を全国的に展開する団体で、川崎西協議会は多摩区・麻生区の200世帯が所属している。
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