社会人のアメリカンフットボールXリーグ・秋季リーグの第4節が行われ、富士通フロンティアーズは10月5日に川崎球場でBULLSフットボールクラブと対戦した。富士通は、立ち上がりのピンチを切り抜け、その後はゲームを支配して10本のTD(タッチダウン)を奪い、72対0で完封勝利、4勝目をあげた。
写真=第1Q、1分26秒にRBジーノ ゴードン(#29)が先制TD(撮影 : 池田理)
試合のリズムをつかみたい富士通は、第2Qに開始直後の19秒にQB(クォーターバック)平本恵也(#12)からWR(ワイドレシーバー)秋山武史へのパスを成功させてTD、続く5分41秒にはQB出原章洋からWR中村輝晃クラークにパスを通してTDを奪って点差を広げ、さらにその後もランによる2本のTDを決めて42対0で前半を折り返した。
富士通は、第3Qの立ち上がりの攻撃でBULLSにインターセプトされたが、6分21秒には出原のパスを受けたWR宜本潤平(#22)が、8分14秒にはRB金雄一(#30)が51ヤード走りTD。守っても7分55秒にBULLS陣内で相手を倒してセーフティーを奪い2点追加、好守ともに相手を圧倒した。
攻撃を緩めない富士通は、第4Q2分9秒に宜本潤平がこの日2本目となるTDを決め、5分14秒にはこれまで出場機機会が少なかったRB後藤啓(#32)がとどめのTDを奪って圧勝した。
富士通の次の試合は、10月21日19時。等々力陸上競技場で同じ4勝のライバル鹿島ディアーズとイースト地区ディビジョンの優勝をかけて対戦する。
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