“心のふれあう ふるさと中原”をテーマに「第36回なかはら”ゆめ”区民祭」(中原区民祭実行委員会主催)が10月19日、川崎市中原区の等々力緑地で催された。好天に恵まれたこともあり、家族連れなどが次々と訪れ、音楽パレード、みこしやおはやしのパレード、会場に並んだ模擬店での買い物などを楽しんでいた。
写真=色づき始めた緑地を練り歩くみこし
同祭は、区民がふれあい、中原の発展と区民の連帯を深め、郷土の良さを見直そうと開かれているもの。
10時の開会式を皮切りに、同45分から福田紀彦市長に加え実行委員会のメンバー、区内の中学校のブラスバンド、市民団体などが音楽に乗ってにぎやかにパレードした(写真左上)。
特設ステージではチアリーディング、乙女文楽、太鼓、フラダンスなどが披露され、わが子の晴れ姿をビデオやカメラに収めようとパパやママが客席を埋めた。
広い緑地のなかには、親子で楽しめるイベントが数多く用意され、子どもと一緒に童心に返って遊びに興じる両親の姿もめだった。
模擬店ひろばでは、福島県のリンゴなどの特産品の販売、市内産の野菜などの即売、さまざまな展示や各種の相談などが行われたほか、焼きそば、飲み物などの店も数多く並んだ。昼頃には汗ばむほどの陽気になったため、かき氷の販売が人気をよんでいた。
アリーナ前のお祭りひろばでは、スクエアダンス、阿波おどりなどが披露された。民謡踊りでは女性たちが色とりどりの浴衣で幾重にもなって踊りを披露、祭りムードを盛り上げた(写真右下)。
昼過ぎには、今市橋を出発した35団体500人近くが参加するみこし・はやしパレードが会場に到着。区内の3基のみこし、まとい振りなどが練り歩いた。担ぎ手の中には女性の姿もめだち、男性に負けじと大きなかけ声を上げていた。まとい振りでも、重さ12〜13kgのまといを軽々と操り、見物客からは盛んな拍手や声援が送られていた(写真左下)。
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