Jリーグ第13節の9試合が5月10日に行われ、川崎フロンターレは川崎市中原区の等々力陸上競技場で鹿島アントラーズと対戦した。開始直後の3分に先制点を挙げた川崎Fは、前半に追いつかれたものの、後半に先制点を挙げたFW小林悠(#11)とワールドカップ代表入りが期待されているFW大久保嘉人(#13)が2ゴールを挙げて4対1で快勝した。AFCアジアチャンピオンズリーグのため1試合少ない川崎Fは勝ち点21となり、暫定順位を2つあげ鹿島を抜いて6位になった。
写真=89分、この日2点目のゴールをあげサポーター席に走る大久保嘉人(#13) 撮影 : 山本真人
試合は、川崎Fが開始直後の3分にFW小林悠(#11)が先制のゴール(写真左 撮影 : 桑山輝明)を決めたが、早い展開の攻防が繰り返され、16分に鹿島MF柴崎岳(#16)にゴールを許し同点に追いつかれた。その後、両チームともチャンスは作るがゴールが決まらず前半を1対1で終えた。
後半、立ち上がりの鹿島の攻撃をしのいだ川崎Fは57分にMF中村憲吾(#14)のパスに反応した小林がこの日2点目となるゴールを決めて追加点を奪った。鹿島は67分と75分に選手を交代させて反撃、激しい攻防が続いて一瞬のスキからカウンターでFWダヴィ(#11)に79分にゴールを割られたが、ハンドの判定でノーゴールとなった。
その後、川崎Fは中村が相手DFのボールをカットして前線にパス、これを受けたFW大久保がGKをかわして落ち着いてゴールを決め2点差にした。相次ぐ失点でより前がかりとなった鹿島の猛攻を川崎Fの守備陣が高い意識でクリア、89分には大久保が再び前線にボールを運んで4点目を決めた。3点差となった川崎Fはアディショナルタイムの90+2分に司令塔の中村に替わり長期離脱していたDF小宮山尊信(#8)が出場、サポーターを沸かせた。
川崎Fの次のホームゲームは、5月18日15時から神奈川ダービーとなる横浜F・マリノスと対戦する。
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