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2007-06-19

いまも愛されるノブリン:川崎フロンターレ元監督

川崎フロンターレと柏レイソル戦の試合後、等々力競技場の駐車場付近でほほえましい光景を見かけた。

記者会見を終えカメラ機材を手に同僚の待つ場所まで歩いていると、フロンターレのレプリカユニフォームを着たサポーター10人ほどが誰かを囲んで話をしていた。なかにはサインをねだったり携帯電話や小型デジカメで写真撮影している人もいる。試合終了からすでに小1時間ほど経ち、選手を乗せたバスはすでに発車した後のことだ。競技場の出待ち組みも少なくなり、何事かと思わず足を止めて囲まれている人の顔を見た。数メートル先には見覚えのある顔が飛び込んできたが、その人が柏の石崎監督とわかるまで一瞬の間がかかった。
ラフな格好で真っ黒に日焼けしたその人は、せがまれたサインや2ショットににこやかに応じ、楽しげに話をしている。少し前まで熱戦を繰り広げいた対戦相手の監督とはとても思えず、あたかもフロンターレの麻生練習場のファン感謝デーのような雰囲気で、心の中で思わず「あ、ノブリン(フロンターレの監督時代に呼ばれていた愛称)だ」と叫んでしまった。
かつてのサポーターとつかの間の歓談を終えて丁寧にあいさつし、駐車場に入ってからもさわやかな笑顔で手を振る石崎監督を見ていたら「きょうは引き分けでよかった」と4試合勝ち星がとれずモヤモヤした気持ちが吹き飛んでしまった。(ネコ)

Posted by k-press on 2007-06-19 at 06:49 午前 in ウェブログ, スポーツ | Permalink

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