7月に入るとなんとなく浮かれ気分。「もうすぐ夏休みだー」と。特に海の日が近づくと「夏休みだー」の実感が高まる。それって私だけだろうか?
「海」と言えば、日本には美しい海はどのくらい残っているのだろう? 遠くから見ると青くかがやく海も近づいてみるとゴミがプカプカ浮き、油のような液体混じりの波が海を被っていることがある。
美しい海を見たい。美しい海で遊ぼう。きれいな砂浜で遊ぼう。少なくとも大抵の人々は美しい海を求めて来るはず。 ところが来てみたら、自分が楽しく遊ぶことに夢中でその時間を楽しむことしか頭にない。海の将来を思い、次に海に来る人が気持ちよく過ごせるためになどという考えは消えてしまうのでは。
砂浜には飲み物、食べ物、衣類や雑貨など平気で捨てられている。 捨てられている小さなゴミを見ても誰も拾おうともせず、自然の光景のように通り過ぎていく。砂浜は素足で歩くには危険がいっぱい。
日本は美しい海に心をいやされ、海に守られてきた国なのに、心無い少数の人々の行為によって美しさが失われていくことを思うと悲しくなる。
「うみ」「海」「われは海の子」などの唱歌で歌われている海は歌詞は、夢と希望と勇気を与えていた。 海の雄大さと美しさは永遠であると私たちに教えてくれた。唱歌でうたわれる海の様子はもはや遠い過去の情景になってしまったのだろうか。
一人の人の心ひとつで、海は美しくなれるのになーと憂う日々だ。
海だけじゃないよー。国も都市も街も「人の心」次第。
あれあれ? 私の浮かれ気分はどこかに飛んでいったみたいですね。
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