川崎市多摩区長尾の「生田緑地内ばら苑」は、旧小田急向ヶ丘遊園のバラコレクションを、同園の閉園にともなって川崎市が引き継いだ施設です。市の公園緑地協会の職員と、公募ボランティアによって手入れされ、2002年から春と秋の開花期に公開されています。
このフォト日誌では、園内の様子や見ごろのバラを、同園のボランティアが随時写真で紹介します。
撮影=長澤陸夫さん
絶好の快晴に恵まれ、ばら苑にも家族連れを中心に5000人を超す人が訪れました。
遅咲きのミニバラであるピンクスプレーなどごく一部を除き、いまを盛りと咲き誇っています。
撮影・文=長澤陸夫さん
多くの来園者が見込まれる週末でしたが、朝から生憎の雨で、人出が危ぶまれました。しかし、11時半ごろには雨も上がり、3000人近くが来園しました。
雨に見舞われながらも、ミニバラがやっと咲き始めました。
撮影・文=長澤陸夫さん
昨日の雨が「ばら苑」全体をいきいきとしてくれたように感じられます。
平日にもかかわらず、週末のような錯覚を起こすほど、大勢の来園者でにぎわいました。
皇族にゆかりの名前が付けられたバラも咲いています。
撮影・文=長澤陸夫さん
今日は朝から小雨、時おり本格的な雨が午後過ぎまで続きました。
悪天候にもかかわらず多くのバラ愛好者が来園。阿部孝夫市長も視察に訪れました。
一昨日のにわか雨でも水不足気味だった「ばら苑」も、今日の本格的な恵みの雨で生き返ったようになりました。 明日は一段と開花が進むことでしょう。
撮影・文=長澤陸夫さん
昨日のかなり強いにわか雨に花への影響が心配されましたが、幸い咲き始めの花が多かったせいか、被害は最小限にとどまりました。
ボランティアは痛んだ花や散った花の後始末などの作業を行いました。
全景や苑内の写真から見て取れるように苑内はほぼ満開になっています。
開園当初から咲いているチャールストンやカクテル、マリア・カラスもまだまだ咲き誇っています。遅咲きのミニバラのピンク・スプレーはまだしっかりとつぼみですが、イエスタディやかわいい八重咲の姫乙女が咲き始めました。人気の高いバラのひとつ、ピエル・ド・ロンサールも優雅な姿をみせています。
撮影・文=長澤陸夫さん